雲の花嫁 の商品レビュー
再読。ラビッジの物語は優しいのに残酷な展開を見せるから好き。リノにとっての王の意味、自分が王である意味、が重くて好き……
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王を名乗る者は全て粛清する――。非道の大国シスタスによるこの皇王宣言に叛逆し、自らを偽王と名乗ったフェンベルク。命懸けで敵の牙城へと向かう幼き戦士は、シスタス軍の追撃から逃れた町で、ある真実を知る。それは嘗て、雲の国・ラビッジで起きた恐ろしい事変と、戦友・リノに隠された悲しい過去...
王を名乗る者は全て粛清する――。非道の大国シスタスによるこの皇王宣言に叛逆し、自らを偽王と名乗ったフェンベルク。命懸けで敵の牙城へと向かう幼き戦士は、シスタス軍の追撃から逃れた町で、ある真実を知る。それは嘗て、雲の国・ラビッジで起きた恐ろしい事変と、戦友・リノに隠された悲しい過去だった!!
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フェンネル大陸シリーズ6冊目。 ラビッジ王国の過去が明かされる今作。 ローゼンとマットが気になっていただけに、凄く切なくなった。
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王を名乗る者は全て粛清する-。 非道の大国シスタスによる皇王宣言に叛逆し、自らを偽王と名乗ったフェンベルク。 命懸けで敵の牙城へと向かう幼き戦士は、シスタス軍の追撃から逃れた町で、ある真実を知る…。 シリーズ第6弾。
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偽王と名乗ったフエン、どんどん勇気が出てきて、いろんな戦いに巻き込まれる、だんだん人として成長していくフエン頑張れ。
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「フェンネル大陸偽王伝」シリーズ第6作目。 気になっていたラビッジ王国の過去があきらかになりました。 この巻はラビッジメインだった。 ラビッジの過去話が切なかった・・・ ラビッジ王の補佐官であるマットが、どのように王補佐官として成長or変化していったくだりがとても好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
偽王を宣言したフェンたちがシスタスに入って初めて訪れたのは、存在しない街・ルバーブだった。そこで冤罪で処刑されようとしている親子に出会い、彼らを連れて逃げた先で、フェンはリノの過去を知ることになる――。 偽王伝も佳境に入ってきました。
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シスタスの外れの「存在しない街」で…シリーズ6作目 読了日:2007.02.10 分 類:長編 ページ:327P 値 段:950円 発行日:2006年11月発行 出版社:講談社ノベルス 評 定:★★ ●作品データ● ---------------------------- ...
シスタスの外れの「存在しない街」で…シリーズ6作目 読了日:2007.02.10 分 類:長編 ページ:327P 値 段:950円 発行日:2006年11月発行 出版社:講談社ノベルス 評 定:★★ ●作品データ● ---------------------------- 主人公:フェンベルク 語り口:3人称 ジャンル:ファンタジー 対 象:ヤングアダルト向け 雰囲気:王道ファンタジー 結 末:続いてますが一件落着 イラスト:ミギー ブックデザイン:熊谷 博人 カバーデザイン:斉藤 昭 (Veia) 地図製作:白髭 徹 ---------------------------- ---【100字紹介】---------------------- 王を名乗る者を粛清すると宣言したシスタス王国領内へ、 ついに足を踏み入れたフェン。 「存在しない」不思議な街で、非道を目の当たりに! そして雲の国ラビッジの悲しい過去が明らかになる… 高里流ファンタジー第6作 ----------------------------------------- フェンネル大陸シリーズの第6作。 以下、続きものなので、前作までのネタばれを僅かに含みます。未読の方はご用心。 さて、シリーズ名の意味が明らかになって2作目。今回も「偽王」の名前は挙がってきました。だんだんと浸透しつつある?そして話も進みつつある感じがよく出ている第6作です。 前作でシスタスに対抗すべく、小国連合を作ろう、という話になって「王」として奉り立てる候補をコンフリーへ訪問、そして失敗してしまいました。今作ではこの小国連合に入っていたマーシュが、何とシスタス側へ。この目論見がシスタスへ知られてしまい、もはやソルド王国は後戻り出来ない状態へ…。そもそもの提案者・ラビッジ王国の王リノは、苦しい立場に立たされることに…。 …という背景のもと、実際のストーリーの中心は主人公であり、実は「偽王」を名乗っているフェンを中心に。今、フェンはどこにいるかと申しますと…、はい、もうシスタス領内へ入らんとしております。そして、非道の事件に巻き込まれ、何だかあやしげな人物達と出会い…、ひょっこり登場するのが10年前に起きていた、ラビッジ王国復興と、悲しい過去の物語…。ストーリーは、フェンの動く「現在」に、10年前のラビッジ王国の悲劇がサンドイッチされて登場。高里椎奈氏は本当に、こういう形式が好きですね。 細かく、色々なところで予想を裏切る辺りも著者らしいです。嬉しい裏切りですね。全体の流れは裏切りません。細々と裏切りながら、最終的には期待通り、というのが高里椎奈の巧さでしょう。このシリーズではかなりあちこちで設定の甘さが気になりましたが、本作はそこまでは気にならず。むしろどうしても目を引いたのが、文章の流れですね。よくないです。読み辛さがあります。内省的な描写が多いですが、冗長な部分と言葉足らずの部分が混在していて不自然さ、流れの悪さがあります。うーん…、もう一歩。 ●菜の花の独断と偏見による評定● --------------------------------- 文章・描写 :★+ 展開・結末 :★★★ キャラクタ :★★+ 独 自 性 :★★ 読 後 感 :★★★ --------------------------------- 菜の花の一押しキャラ…レティシア・アンバー 「フェンちゃん、神様って何処にいるのかな」 「え?」 「空かな。地面かな」 (御者&フェンベルク) まさかフェンを「フェンちゃん」と呼ぶキャラが登場する日がくるとは。
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6巻目。 ラビッジ国の話がメインかな。 リノとその周辺の人たちの関係が好きです。 フェンもだけれど、リノもがんばれー!と応援したくなります。
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今回は各地に散った人達が何をしているか、です。 主人公の影が薄くなってしまっている1冊です(笑) ようやくあちらにいた友達をひきずり戻せましたし 後はラスボス(?)の所まで突っ切るのみ! 次で最終巻ですw
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