タイムスリップ水戸黄門 の商品レビュー

鯨統一郎【著】

2013/06/08

タイムスリップシリーズ4作目。

今回は水戸黄門こと、光圀公が現代にタイムスリップしてきます。
高校生たちを引き連れて日本の汚職政治を正します。
ただのエロ親父かと思いきや、ちゃんと良い所を持って行ってくれました。

たられば小説、面白いです！

2012/06/21

ちょっと原点に帰った？「タイムスリップ森鴎外」に近い作り。うららと愉快な仲間達がいるほうが話にリアリティが出て面白い。もともと史実を踏まえたハチャメチャ感がこのシリーズの持ち味だけど「釈迦如来」はぶっ飛び過ぎてどこかにいっちゃった感があった。このくらいが丁度いいね。

2010/05/21

http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-46.html

2009/10/07

あの水戸黄門が現代にタイムスリップ。黄門様は現代の国交大臣と瓜二つの外見。しかし国交大臣は悪徳政治家で、国交大臣を狙うテロリスト集団との争いにも巻き込まれて、最後は、「この紋所が・・・」で一件落着まで、ノンストップのエンタテインメント。

このシリーズは４作目にあたるそうで、タイムスリップする主人公（今回は水戸黄門）とそれを支える脇役とのかけ合いになっており、脇役はシリーズを通して一貫している。しかし第３作目を読んでおらず、第２作目（タイムスリップ明治維新）を読んでから、もう４年もたってしまった。前作を思い起こせないまま読み進んだので、登場人物の軽薄キャラクターに慣れるまでちょっと一辛抱ありました。しかし公共工事の利権の構図をわかりやすく織り込ませながら、伏線もきっちり決めて、さすがの鯨ミステリーでした。
（2007/6/8）