1,800円以上の注文で送料無料

日本経済に関する7年間の疑問 の商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/03/10

刊行は2006年だけど、それ以前の記述も含まれているのでほぼ10年前からの本。基本的に社会のいろいろな部分でパラダイムの変化が生じている、ということなのだけれど、指摘されたことは今もまだ続いている変化のような気がする。 「ホームレス」は基本「ハウスレス」だろうという指摘にはなるほ...

刊行は2006年だけど、それ以前の記述も含まれているのでほぼ10年前からの本。基本的に社会のいろいろな部分でパラダイムの変化が生じている、ということなのだけれど、指摘されたことは今もまだ続いている変化のような気がする。 「ホームレス」は基本「ハウスレス」だろうという指摘にはなるほど。 加えて日本社会は基本的に「新しい」ものを受入れにくいということにも賛同。

Posted byブクログ

2011/06/01

[ 内容 ] バブル崩壊後、「失われた10年」といわれる90年代を経て、経済の変化が日本社会のパラダイムを変えつつある。 インターネットの急速な普及、雇用環境の劇的な変化、デフレ、人口減少等、かつて想像もできなかった事態は、組織を、個人を、そしてメディアをどう変えていったのか。 ...

[ 内容 ] バブル崩壊後、「失われた10年」といわれる90年代を経て、経済の変化が日本社会のパラダイムを変えつつある。 インターネットの急速な普及、雇用環境の劇的な変化、デフレ、人口減少等、かつて想像もできなかった事態は、組織を、個人を、そしてメディアをどう変えていったのか。 メールマガジン「JMM」の週刊リポートをテーマ別に再編集。 激動の7年を外部からの視点で振り返る。 [ 目次 ] 「景気」と「経済」 雇用と職業 小泉政権・構造改革 変化と格差 アメリカと国益 北朝鮮をめぐって マスメディアと質問 7年間の質問 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/04

作家、村上龍氏がJMMのメルマガを編集した本。経済・金融に関する話題は勿論のこと、「疑問を持つ事」だけではなく「疑問を発見する事」の方に力点が置かれている。物事を無自覚に受け入れるのではなく、「何故そうなるのか?」或いは「何が問題なのか?」という点にまで言及しているので、お金と時...

作家、村上龍氏がJMMのメルマガを編集した本。経済・金融に関する話題は勿論のこと、「疑問を持つ事」だけではなく「疑問を発見する事」の方に力点が置かれている。物事を無自覚に受け入れるのではなく、「何故そうなるのか?」或いは「何が問題なのか?」という点にまで言及しているので、お金と時間に余裕が有れば読んで損はない。2冊とも平易な文章で綴られているので、中高生が読んでも面白いと思う。個人的にはやや物足りない部分もあったけど。

Posted byブクログ

2011/07/25

村上龍が主宰するJMMというメールマガジンに、村上龍自身が書いたコメントを編集し直した本。99年3月から06年10月までに掲載されたコメントが対象である。小泉改革・アメリカとイラク戦争・北朝鮮等々といったことがテーマとなっている。また、全体を通じて、そういったことを伝えるマスメデ...

村上龍が主宰するJMMというメールマガジンに、村上龍自身が書いたコメントを編集し直した本。99年3月から06年10月までに掲載されたコメントが対象である。小泉改革・アメリカとイラク戦争・北朝鮮等々といったことがテーマとなっている。また、全体を通じて、そういったことを伝えるマスメディアの伝え方に対する批判がテーマともなっている。村上龍は、こういった実際の社会事象に対する関心が深い作家で、このメールマガジンばかりではなく、他のエッセイなどでも実際の社会事象をテーマとしたものを多く書いているし、また、希望の国のエクソダスとか、最後の家族とか、あるいは、半島を出よ、もそうなのだけど、社会事象をテーマ・モチーフとした小説も書いている。小泉改革の際、「痛みを分かち合う」みたいなフレーズを新聞などでよく目にしたけど、実際には、日本人全員が等分に少しずつ痛みを分かち合うわけではなく、構造改革によって、痛みを感じる人と全く痛みを感じない人にわかれ、その程度も人それぞれのはずだよね、的な、まぁ、当たり前なのだけれども、あんまり誰も言わないことを、きっちりと書いている。こういうことを新聞やテレビが書いたり伝えたりしにくいのは分かるけど(だって誰も喜ばないから)、でも、それって怠慢だよね、的なことが、(ものすごく乱暴にまとめてしまうと)この本の一貫したテーマであり、そういうのが変だと思うから、自分でメールマガジンを主宰しているということにつながる。僕自身は、村上龍はとても好きな作家で、ほとんどの本を読んでいるため、この本も面白く読めたけど、そうでない人が読むと、ちょっと、くどく感じるかもしれない。

Posted byブクログ

2009/10/04

日本経済は本物の回復をしているのか。確かに、とりあえず・トリアエズの課題はクリアしているようではありますが。作家・ 村上龍が、何が変わって、何が変わらないのか日本経済についての7年間を検証する 。

Posted byブクログ