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傘の死体とわたしの妻 の商品レビュー

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2014/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆初出「現代詩手帖」2005.6〜11 2006.1〜7 ◆あは。わからなかった! 詩としては好みではない。多和田葉子さんは小説世界が好きだな。◆なので、スイスイ頭を使わず流し読み。そうしたら不思議なことに、サブリミナル多用、ノイズ・バグ多めの、コミカルかつアートな8ミリっぽい映像作品が見えてきた(完全に私の妄想ですが)。伝わってくるのは、現実に適応したくない困惑・はぐらかし。ときおり挟み込まれるゲシュタルト崩壊した本質のコラージュ。◆どなたか本当に映像化してくれないかしら。 ◆図書館から借りてきてすぐ電車で読み始めたとき、気がつくと隣の若者が一緒に覗き込んでいた。電車向きではない本(笑)

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2011/09/25

桜庭一樹さんの読書日記で紹介されていたので、読みたいと思っていた作品。 ようやく読了。 艶かしい詩でありながら、ドキッとする記述がある。

Posted byブクログ

2011/03/02

"ことばあそび"としての、言葉の綾(彩)が駆使された面白い本。 読み方のコツを覚えると、パラパラ漫画を捲る様な愉しさを感じながら読める。 惨酷でえげつない言葉を遣いながら、その中に在る綺麗な「ものがたり」を探り..。 難易度、としては然程…でも無い。 言葉の...

"ことばあそび"としての、言葉の綾(彩)が駆使された面白い本。 読み方のコツを覚えると、パラパラ漫画を捲る様な愉しさを感じながら読める。 惨酷でえげつない言葉を遣いながら、その中に在る綺麗な「ものがたり」を探り..。 難易度、としては然程…でも無い。 言葉の関連性を、細い沢山の糸から手繰り寄せていく。そんな稀有な一冊。 何度も読み返して楽しみたいと思う。

Posted byブクログ