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北天の巨星 の商品レビュー

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2011/04/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

文章、書きたいけど書けないなぁ…と思っている人に読んでほしい一冊! 筆者は小説家ではありません。 読んでいて次の三点が気になりました。 ・誤字脱字 ・場面転換の分かりにくさ ・動作主の分かりにくさ 1)誤字脱字 文章中に"vった"となっている部分がある。 人名が間違っている部分がある。 かぎ括弧の頭が抜けている部分がある。 2)場面転換の分かりにくさ 場面転換で空行を使用している部分もありますが、 空行なしで突然敵方の視点に変わる部分も多い。 3)動作主の分かりにくさ 主語が抜けているため、話者が分かりにくい箇所や 動作主が分かりにくい箇所がある。 もっと他にも読みにくいと思われる箇所があるかもしれません。 そういう自分が”読みにくい"と思った表現や箇所を、書く際の参考にしたり、書いたものと比較したりすることで、読みやすい伝わりやすい文章が書けると思います。 内容は前九年の役を題材にしていることがまず珍しく、とても良いと思います。 また、物語は安倍貞任側(貞任父・頼良(頼時と改名)、貞任、宗任(貞任弟)など)や陸奥守藤原登任、源頼義側(頼義、義家(頼義子))というような複数の人物の視点で描かれています。 そのことによって、多角的に事象を描くことに成功していて、それぞれの陣営、人物の事情が分かり、感情移入することが出来ました。

Posted byブクログ