日本ほど格差のない国はありません! の商品レビュー
金さんに【日本人】を説かれると、背筋がシャンと伸びる。もう本来の日本人は数少なく、他国の人に指摘されても気が付かないほど、なのかもしれない。 昨今、特にネットでは「炎上」などといって、個人攻撃(もはやいじめを通り越した犯罪ではないか?)が後を絶たない。もちろん相手に非があるのだろ...
金さんに【日本人】を説かれると、背筋がシャンと伸びる。もう本来の日本人は数少なく、他国の人に指摘されても気が付かないほど、なのかもしれない。 昨今、特にネットでは「炎上」などといって、個人攻撃(もはやいじめを通り越した犯罪ではないか?)が後を絶たない。もちろん相手に非があるのだろうが、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉は死語のようだ。 中国が日本に「孔子の教え」をみるように、日本が「古き良き日本」を台湾にみるようになってからでは遅い。清貧なる日本を取り戻さなければいけない。
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トップというのは真に責任をもって社員に対して正当な評価を下し、その評価について明確に説明する義務を追う 自分の属する組織を愛せず、仕事に誇りを持つこともできない人間に、まじめでまともな仕事など期待しても無料 ノブレス オブリージュ
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日本について知りたくて読書。 自分が成人したころには格差、格差という言葉があふれていた記憶がある。格差とは何か。平等ではない。楽して云々という意味合いであろう。 確かに格差は存在する。否定はできないと思う。しかし、麻生太郎元首相の本に書かれてたように個々で感じる情緒的な格差感...
日本について知りたくて読書。 自分が成人したころには格差、格差という言葉があふれていた記憶がある。格差とは何か。平等ではない。楽して云々という意味合いであろう。 確かに格差は存在する。否定はできないと思う。しかし、麻生太郎元首相の本に書かれてたように個々で感じる情緒的な格差感でも含まれてしまっているように思う。 ではなぜ格差感を感じるのかという点をもっと掘り下げていく必要があるように感じる。 本書は格差の話というよりも日本人が戦後失ってしまった日本人らしさ、よさ、習慣、文化的な遺産を見直して取り戻すという内容だと思う。 近年帰化されたようだが著者を含めて台湾の人や中国で日本教育を受けた人たちから逆に日本について学ばせてもらうことが本当に多い。 初版が発行された99年ころと比べると日本は多少まっとうな国に近づきつつあるように感じるがどうであろうか。 自分の芯を心に持ち、自分の頭で考えて、自分の足で大地を踏みしめて、着実に自分の人生を歩く生き方。 日記のように毎日続けるように教えられたことを実践したおかげだという台湾の張慶さんの話が印象的である。 人間の心は脆弱だと思う。セーフティネットは必要であると思うが、再挑戦の機会もセットで設けないと保護慣れを起こすのは弱い人の常だと思う。失業保険、生活保護、母子家庭手当てなど普通にアルバイトをするより稼ぐことができてしまう制度は人であれば誰でも甘えの中毒を生んでしまうと思う。 人権、権利という名の差別攻撃は恐ろしい。 読書時間:約55分
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腐った日本に一喝! 金先生の簡潔で明解な解説で、世界の中の日本、日本人のアイデンティティを再確認できる。 心掛け、気持ちの在り方で人生がより良くなる一冊です。
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いちいちもっともな意見。「日本ほど格差のない国はない」。その通りだと思う。しかし、世界基準あるいは戦前基準のものさしで計っても、弱者の問題は解決しない。例えば、ワーキングプアと鬱の問題。 この人は理路整然としてるようだが、時に感情に流れる。思い込みが激しい。かつて、「エイズ患者...
いちいちもっともな意見。「日本ほど格差のない国はない」。その通りだと思う。しかし、世界基準あるいは戦前基準のものさしで計っても、弱者の問題は解決しない。例えば、ワーキングプアと鬱の問題。 この人は理路整然としてるようだが、時に感情に流れる。思い込みが激しい。かつて、「エイズ患者は隔離すべきだ」と真顔で言っていたのを思い出す。根がいつまでも軍国少女。
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元々は、「金美齢の直言」というタイトルだったのを、 時代に合わせてか、「格差」をキーワードにして改題、改訂した本らしい。 そんなことしなくても十分な内容なんだけど、 本は売れてなんぼなんで、ま、いっか。 テレビで見る金さんらしい、まさに直言。 金さんの姿に見られるように、はっき...
元々は、「金美齢の直言」というタイトルだったのを、 時代に合わせてか、「格差」をキーワードにして改題、改訂した本らしい。 そんなことしなくても十分な内容なんだけど、 本は売れてなんぼなんで、ま、いっか。 テレビで見る金さんらしい、まさに直言。 金さんの姿に見られるように、はっきりと物を言うことは重要。 部分部分では、うーん?と思うところもあるけど、総論は正論。 「国があなたのために何ができるのかを問うのではなく、 あなたが国のために何ができるかを問うて下さい。」 (アメリカ第35代大統領 J・F・ケネディ) この精神を、金さんの言葉で、 日本に誇りを持て、日本の良さを守れ、日本をより良くしろと、 日本人の大好きな「外国人からの忠言」として書かれた本やと思う。 人間は、芯と誇りを持つことが重要やね。 みんなが、これくらい堂々としゃべれるといいね、どの立場にせよ。 2009年1月読了。
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かつての輝きを失った日本に対し、叱咤激励するための本。それも、著者が女性とは思えないくらい、かなり強引ともいうくらいグイグイと引き上げるような本です。 麻生太郎氏の『とてつもない日本』と、方向性としては似ています。ただ、この本の著者は政治家ではなく評論家。なので、自分の考えを惜し...
かつての輝きを失った日本に対し、叱咤激励するための本。それも、著者が女性とは思えないくらい、かなり強引ともいうくらいグイグイと引き上げるような本です。 麻生太郎氏の『とてつもない日本』と、方向性としては似ています。ただ、この本の著者は政治家ではなく評論家。なので、自分の考えを惜しみなく「これでもか!」というくらいに出しています。 こういう類の本は、日本国内の著者ではなく海外からの、特に知日派の方々が多く執筆されているのをよく見ます。日本人としては、それだけ多くの外国の方々が日本の現状を憂い、嘆き、そして取り戻そうと考えていることに素直に嬉しい反面、日本に住まう人たちにそういった動きが今もあまり見られないことに、悲しく感じてしまいます。 また、それらの著書は、押し並べて「今の日本は、かつての輝きを失ってしまっていること」「努力次第で、それを取り戻せること」「自分の手で、正しいことを考え抜き、行動すること」などが内容となっています。あとは、文中にどれだけ著者のパーソナリティが盛り込まれているか。 金氏の文章は、まさしく鋼。それも鋭利に研ぎ澄まされているような。人から見れば幸せとは言い切れない苦しい人生を歩んできた金氏だからこそ、自分を信じ、自分にとって正しくないことには敢然として立ち向かい、切り結ぶ。そして、外からの対抗勢力にぶつかっても揺るがない強さ。後半になるにつれて毒舌が更に尾を引いていくような気がしますが(汗)、妙に和らげに日本人を鼓舞するよりは、はっきりと、そしてビシッとした態度で臨むほうが一番だろう、と考えたのでしょう。 改訂版なので、若干内容に古い部分が少なからず散見されますが、本来日本人に問いかけるべきことは、今現在も共通していることだと思います。 「日本は本当にこのままでいいのか」。そう思われる方、ちょっと恐れ慄くような、怖い教師に向かって読むような感じですが、手にとって読んでみてはいかがでしょう。
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