1,800円以上の注文で送料無料

文藝ガーリッシュ の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/06/03

舶来編(海外文学編)を読んでいたので、先に出ていたこちらも手に取った。有名作品に加えて、有名な作家にこんな作品が?というのもあれば、今となっては著作がほぼ絶版になっているような初めて聞く作家の名前もあり、またまた読みたい本リストが膨らんだ。

Posted byブクログ

2014/06/07

軽々しく口に出すことができないくらい、本が好き。ベストセラーばかり読んで読書好きを公言しているような、ミーハーな読書好き女子達と一緒にしてほしくない。そんな「志は高く心は狭い文化系小娘」のためのブックガイド。紹介されているのは少女小説ばかりですべて国内作品。未読作品ばかりで読みた...

軽々しく口に出すことができないくらい、本が好き。ベストセラーばかり読んで読書好きを公言しているような、ミーハーな読書好き女子達と一緒にしてほしくない。そんな「志は高く心は狭い文化系小娘」のためのブックガイド。紹介されているのは少女小説ばかりですべて国内作品。未読作品ばかりで読みたい本が一気に増えた。特に、尾崎翠「第七官界彷徨」、森田たま「石狩少女」、三島由紀夫「夏子の冒険」、野溝七生子「山梔」。私が本を選ぶのではなく、本が私を選ぶのだということを心にとめておこう。

Posted byブクログ

2012/10/17

ずっと、買って読んで、途中でやめて、今回読み終えました。もちろんこの中で紹介されていて、読んでない本は読みたくなりました。 まあ、自分の好きなジャンルは、年齢関係なく好きなの!って言いたいです。 イタイところもありますが。

Posted byブクログ

2012/08/29

川上未映子さんのおすすめ(07年ころのブログだったか)であり、 表紙がすてき、そして「文藝ガーリッシュ」という言葉に惹かれて購入。 選ぶ本選ぶ本結構知らなくて気になる気になる。 そして自分が少女漫画やこういったガーリッシュへの憧憬があることを改めて知ってしまった。 (ボーイッシ...

川上未映子さんのおすすめ(07年ころのブログだったか)であり、 表紙がすてき、そして「文藝ガーリッシュ」という言葉に惹かれて購入。 選ぶ本選ぶ本結構知らなくて気になる気になる。 そして自分が少女漫画やこういったガーリッシュへの憧憬があることを改めて知ってしまった。 (ボーイッシュを気取っているのに…いつもは…。) 仕方にゃい。 一冊の紹介は二ページほど。 マメ知識も豊富で面白いが筋だけを追ってしまっているように見える紹介も。舶来編はしばらく読まないかも。 三島由紀夫のガーリー作品は神です(笑) 『夏子の冒険』が取り上げられていたのは嬉しかった~

Posted byブクログ

2011/10/11

「読者が本を選ぶのではなく、本が読者を選ぶのです。」 本当に、そうだと思います。 これに紹介されている本はどれも面白くて、読んでいくのが楽しみです。全部読破したいと思う反面、残しておきたいと思ってしまいます。 オススメ!

Posted byブクログ

2011/07/07

千野さんの少女論(少女趣味論)が興味深い。少女趣味のダークサイド、排他性、きっと誰もが持ち合わせている。読みたい本が増えました。まずは第七官界彷徨を読もうと思います。

Posted byブクログ

2011/07/16

『讀者が本を選ぶのではなく、本が讀者を選ぶのです、、、』と、この本の初めに著者が書き記しているとおり、この本を手に取った瞬間に、ああ、自分は読むべくしてこの本と出会ったのだと感じた。これは掘り出し物。副題に『−素敵な本の選ばれたくて』とある。(…たくてという表現になかなか含蓄あり...

『讀者が本を選ぶのではなく、本が讀者を選ぶのです、、、』と、この本の初めに著者が書き記しているとおり、この本を手に取った瞬間に、ああ、自分は読むべくしてこの本と出会ったのだと感じた。これは掘り出し物。副題に『−素敵な本の選ばれたくて』とある。(…たくてという表現になかなか含蓄あり) どう説明すればいいのか分らないのだけれど、著者の意図では本当の本好きの少女のためのガーリッシュな日本文学100年ガイドブックを作りたくて書き上げたものとのこと。つまり、ちょっとハイセンスな文學少女向けのブック・ガイドだ。新聞連載ものを中心に全部で69冊の読み物が、10のカテゴリーに分けられて紹介されている。 その紹介の仕方がユニーク。まず、表題に本の中味を象徴するかのような一節を掲げ、図版と共に題名と著者を記し、その後に実に簡潔にプロットを紹介する。そこから展開される、著者紹介と時代その他の背景説明、あるいはその本の持つ文学的価値(もちろんガーリッシュな意味で)など、およそ1500 字弱の紹介は、なかなかに濃くて熱い。特にラスト一行で決める評価にキレがあって鋭い。

Posted byブクログ

2011/01/25

この一冊で、どれだけの本と出会えたかわからない。 この本で知って、まだまだ読んでいない、読みたい本はたくさんある。 贅沢だなーと思う。

Posted byブクログ

2009/10/10

なかなか面白い内容でした。 昔の小説が多く紹介されていて、ちょっと想像していたのとは違ったけれど。 私も結構ガーリッシュ?って思っていたけれど、この本を読んで、私は似非ガーリッシュなんだわぁと判明しました。 奥深き乙女の世界です。

Posted byブクログ

2009/10/04

「等身大」「本音」「自分探し」のたぐいの言葉が、正直、苦手。だけど、ガーリッシュって語感も嫌いです。

Posted byブクログ