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ルイの九番目の命 の商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2022/04/23

もう10年前から何回も読み返すお気に入りの一冊。 主人公の少年は大人からしたら、ませていて生意気なクソガキなんだけど、胸が痛くなるほどに純粋。 そんなルイがとても愛おしい。 子供のルイと大人の医師の2人の目線で交互に物語が描かれていくのもとても面白い。 観ていないが...

もう10年前から何回も読み返すお気に入りの一冊。 主人公の少年は大人からしたら、ませていて生意気なクソガキなんだけど、胸が痛くなるほどに純粋。 そんなルイがとても愛おしい。 子供のルイと大人の医師の2人の目線で交互に物語が描かれていくのもとても面白い。 観ていないが2016年に映画化もされたらしい。

Posted byブクログ

2019/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

YouTubeで1年前の映画の予告をたまたまみて、 原作があるらしいというところからこの本への冒険は始まったのですが、まさか絶版になっているとは思わず、読み始めるまでに苦労しました(笑) 図書館も相互貸借で取り寄せて……。 なんとか読めましたが、読めて良かったですし、 なぜ絶版になってしまったのか不思議です。 映画化もされたわけだから、読む人は増えそうだったのに……。 原作と映画ではオチが少し違いましたが、 私は原作、本のパターンの方が好きです。 どっちに転んでもある意味ホラーであることには間違い無いのですが。 結末というか、 原因、諸悪の根源的なものには割と最初の段階で気がつくことができます。 が、そこからの話の展開の仕方がすごい。 興ざめしない程度のファンタジーがあり、 「怪物はささやく」にも似た雰囲気を感じました。 不思議なのは、夢の世界でパスカルと繋がり? 彼の身体を借りて手紙を書く、言葉を発するという技を成し遂げるわけですが、 なぜ、それがパスカル医師だったのかが不思議です。 幼少期に夢遊病だったから……? 夢を媒介してルイとの接触を試みる、おもしろいけどどうなってるんだろう?と思いました(笑)

Posted byブクログ

2018/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先に映画の日本版予告編でこの作品の存在を知った。 スラップスティックなブラックコメディと思っていたら(アジャ監督だし…)完全にサスペンスです本当にありがとうございました。ちなみに海外版の予告編は完全にホラー。 ところでダナシェ先生が医者でありながら、ナタリーのような毒親の存在を信じられないと感じていることがむしろ驚いた。

Posted byブクログ

2017/10/09

9歳になるまでに、8回命を落としかけた少年ルイ。9回目の人生が始まるとき、彼に隠された真実が明らかになる…というちょっと変わったミステリー。 お話も気になったし、『ピラニア3D』『ハイテンション』のアレクサンドラ・アジャ監督で映画化されるということで読んでみたけど、イマイチだっ...

9歳になるまでに、8回命を落としかけた少年ルイ。9回目の人生が始まるとき、彼に隠された真実が明らかになる…というちょっと変わったミステリー。 お話も気になったし、『ピラニア3D』『ハイテンション』のアレクサンドラ・アジャ監督で映画化されるということで読んでみたけど、イマイチだったかなー。 でもアジャ監督なら面白くしてくれるかなー?

Posted byブクログ

2012/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

少年ルイは赤ん坊の頃から何度も死んでもおかしくないほどの目に合ってきた。9歳になったルイと両親はある日ピクニックに行ったところ最大の悲劇が起きる。ルイは昏睡状態、父親は行方不明。母親ナタリーの供述では夫が息子を崖から突き落としたとのこと。 情緒障害児として以前から精神科に通っていたルイ、そんなルイよりもむしろ自分が通ったほうが良さそうなナタリー。誰かが守っていないといけないと感じさせるナタリーに惹かれていく、ルイの主治医ダナシェ。そうそう、こういう女性に弱い男の人多いよね~バカだね~っと、ありがちな設定にちょっと疲れる。でもこれも必要な設定。 冒頭はルイの一人称で始まる。子供らしい語りっぷり、文体にイライラしたりちょっと意味分からないところもあって途中で読むのを放り出そうと思ったけれど、最後まで読み終わってから真実が最初から隠されていたことに気付いて再度読み返した。ルイの話に登場するギュスターブとは? 処分権とは? 予想できる最後だけれどちょっと事情は違っていた。 

Posted byブクログ

2009/10/07

装丁とかタイトル、帯からは、児童文学かな〜っと思って読み始めたのですが、、、全然違いました。むしろスリルとサスペンス。それに中年男性の恋愛と、ファンタジーとホラーの要素が少しずつ。途中でネタバレというか、こうなんじゃないの??と想像ついてしまうこともありますが、いろんな要素が混ざ...

装丁とかタイトル、帯からは、児童文学かな〜っと思って読み始めたのですが、、、全然違いました。むしろスリルとサスペンス。それに中年男性の恋愛と、ファンタジーとホラーの要素が少しずつ。途中でネタバレというか、こうなんじゃないの??と想像ついてしまうこともありますが、いろんな要素が混ざり合いながら徐々に真相が明かされていくのは、読み応えがありました。

Posted byブクログ