甦れ、愛しの日本野球 の商品レビュー

マリヨンロバートソン【著】

2010/01/08

この本は野球選手だったロバートソンという人が、野球を辞めてからも野球に関連したことを取り組んでいるが、野球を辞めてから日本の野球の良さと直したほうがいいところを書いた本である。松坂など多くの大物日本人選手がメジャーへと旅立ったが、それにより日本の野球が伝わるが、日本でのプロ野球が面白くなくなるのではないかと思われた。しかし、日本はWBC連覇などメジャーに旅立った選手以外も活躍している。これからも日本の野球は進化し続けて、やがてメジャーよりも大きくなってほしいと思った。

2009/10/07

覚えてる度：★★★★☆

著者のマリヨン・ロバートソン氏との出会い(向こうは面識ない)は、大学の授業でゲストスピーカーとして来て講演。
というか、接点それだけ。
野球の話で興味あったし、せっかくだからと買ってみたのが本書です。

外見は思いっきりアメリカンなのに、日本語ぺらぺらでダンディーなおじ様でした。
昔1Aか3Aだかでキャッチャーをしてたとか。

本業は世界的不動産会社・コリアーズ・インターナショナルの副会長。
なのに野球が大好きでオリックスのアドバイザーを務めてるらしい。
アメリカの自宅には芝のグラウンドがあって自分で手入れをするのが趣味とか。

これじゃ著者プロフィールなので内容に触れると
・メジャーに選手が出て行く現状を見直せ
・球場ちっさいねん、鳴り物うるさい、魅力ないわ
・NPBは組織改革しろ、排他的やねん
・アメリカのMLB見習えや！
・今まで厳しいこと言ったけど、これみんな日本の野球好きやから言うてんねんで！！

こんな感じ。
日本野球が抱える問題をメジャーを引き合いに出して解説。
若干メジャーマンセーなとこあるけど、日本の野球を愛してることは十分伝わる(タイトルで気づけ)。

確かにWBCとか、鳴り物の応援がなかった時は、テレビで見てても打球音とかが聞こえてきて良かった。
でも甲子園の応援とかは圧倒的なホーム！って感じで一回は経験してほしいし、あれも日本野球の良さだと思う。

結局のところ、ベースボールの良い所は見習って取り入れて、野球の良さは継承していけばいいと思います。
っていうありきたりな結論。