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すべては脳からはじまる の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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ぼんやりとした思いや…

ぼんやりとした思いや、まとまらない考えの輪郭をはっきりとさせてくれる茂木さんの言葉。なるほどノーベル賞に一番近い日本人と言われる人だわ!と仰ぎ見たくなるフレーズもあれば、割と普通の人なんだなぁと親近感を覚える場面も。平易な文章でわかりやすく書かれているので深く考えずにさらりと読め...

ぼんやりとした思いや、まとまらない考えの輪郭をはっきりとさせてくれる茂木さんの言葉。なるほどノーベル賞に一番近い日本人と言われる人だわ!と仰ぎ見たくなるフレーズもあれば、割と普通の人なんだなぁと親近感を覚える場面も。平易な文章でわかりやすく書かれているので深く考えずにさらりと読めるのもいい点だと思う。

文庫OFF

2018/10/09

脳科学者茂木健一郎氏のエッセイ。 第一章 脳の中の「私」は宇宙よりも広い 第二章 他者と関わることではじめて得る自由と不自由 第三章 「日本」というシステムは思考の糧となるのか? 第四章 そこに、多様性の海が開けている あまり章立てと個別のエッセイの内容に深い関係はない。

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2018/08/18

必要に迫られて読んだ本。タイトルからして、難しい脳科学の本かと思いきや、内容は想像とは全く違っていた。 エッセイのような軽い読み物。 連載をまとめたものらしく、統一性はないが、それがかえって読みやすい。 気になるタイトルを拾い読みする楽しみ方もある。 脳科学の先生もいろんな事を考...

必要に迫られて読んだ本。タイトルからして、難しい脳科学の本かと思いきや、内容は想像とは全く違っていた。 エッセイのような軽い読み物。 連載をまとめたものらしく、統一性はないが、それがかえって読みやすい。 気になるタイトルを拾い読みする楽しみ方もある。 脳科学の先生もいろんな事を考えているのだなあ〜と思いながら…。

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2015/12/22

雑誌連載コラムの集成なので、内容は多岐に渡るが浅い。クオリア、偶有性と云った重要な概念を理解してから詠むべき。脳化の話は養老孟司に近いものを感じる。

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2013/12/30

今までと違う視点から物を見ることを教わった一冊。 自分の学問の軸を持ちつつ、冷静に色々なことを考える姿勢を私も見習いたい。

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2012/11/19

「脳」にまつわるいろんな小話をまとめた本。 もともとは連載の記事だったのを本にまとめたみたい。 私見だからずれているかもしれないが、総じて、「快」が脳にいいという印象を受けた。 生活のいろんな場面を切り取ってみました、という感じ。 連載ものだからしょうがないけど、一冊かけて何...

「脳」にまつわるいろんな小話をまとめた本。 もともとは連載の記事だったのを本にまとめたみたい。 私見だからずれているかもしれないが、総じて、「快」が脳にいいという印象を受けた。 生活のいろんな場面を切り取ってみました、という感じ。 連載ものだからしょうがないけど、一冊かけて何かを伝えたいというメッセージには欠ける印象だった。

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2011/08/18

これは以前レビューした茂木さんの本、 「それでも脳はたくらむ」の前編に当たる本。 三部作のうちの二作目。 三部作全てに言えることですが、 この三部作は、脳について 初心者向けにわかりやすく書かれたものです。 日々の生活の中から茂木さんが感じたことに対して、 脳科学...

これは以前レビューした茂木さんの本、 「それでも脳はたくらむ」の前編に当たる本。 三部作のうちの二作目。 三部作全てに言えることですが、 この三部作は、脳について 初心者向けにわかりやすく書かれたものです。 日々の生活の中から茂木さんが感じたことに対して、 脳科学のエッセンスを散りばめながら書いた エッセイって感じでしょうか。 茂木さんの感受性の高さに驚かされる一方で、 茂木さん自身の仮説も多く、科学的な根拠が知りたい人には、 この三冊は向かないかもしれません。 念のため。

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2011/07/11

茂木さんのエッセイ。脳の本かと思うと違うのでご注意を。読んでみると、話題にされることやキーワードに見覚えや聞覚えのあるものが多かったりします。そういう言葉や知識を少々補完してくれるような本でもあります。

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2011/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] お笑いブームから憲法、ウニの味からIT社会まで。 世界に満ち溢れる多様な“クオリア”を愛でつつ、すべてを脳から見つめ、真の様相を明らかにする。 ダイナミックな思考の光が漲る一冊。 [ 目次 ] 第1章 脳の中の「私」は宇宙よりも広い(笑いを支える安全基地 低俗にして高尚な「私」 ほか) 第2章 他者と関わることではじめて得る自由と不自由(見える才能と見えない才能 脳にとっての「最大の報酬」 ほか) 第3章 「日本」というシステムは思考の糧となるのか?(「脳化社会」の思わぬ弊害 数字過信の恐ろしさ ほか) 第4章 そこに、多様性の海が開けている(正義の味方は、なぜ男なのか 「紫のふくさ」と「バンザイ!」 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/06/03

脳は快楽主義者である。何か行動を起こして、その結果、脳の中で報酬を表す物質であるドーパミンが放出されると、祖の行動が強化される。 私たちの脳は、難しいことを考えたり、仮想の世界に没入するときには、むしろ、その活動を絞って、そのモードに集中することを選択するようになる。大切なのは、...

脳は快楽主義者である。何か行動を起こして、その結果、脳の中で報酬を表す物質であるドーパミンが放出されると、祖の行動が強化される。 私たちの脳は、難しいことを考えたり、仮想の世界に没入するときには、むしろ、その活動を絞って、そのモードに集中することを選択するようになる。大切なのは、その集中するモードがどのようなものであるかということで、必ずしもたくさんの脳の領域が活動すればよいわけではない。 読書は脳の活動を絞ることで、私たちをまだ見ぬ世界に連れて行ってくれるものである。 人間の脳は喜びによって変わっていく。何か嬉しさを感じたときに、その原因となった行動が強化されるというのが、脳が変わる強化学習のメカニズムである。

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