星を継ぐ者 の商品レビュー
「星を継ぐ者」のリプレイと平行して読みました。――あまりにセリフがそのまんますぎて笑った〜。リプレイで削いだ部分でノベル版で復活させたセリフもあるんじゃないかという印象も受けました。 つまり、プレイヤーさん方の繰り出すセリフは、そのまんま小説に転用しても何の問題もないってこと...
「星を継ぐ者」のリプレイと平行して読みました。――あまりにセリフがそのまんますぎて笑った〜。リプレイで削いだ部分でノベル版で復活させたセリフもあるんじゃないかという印象も受けました。 つまり、プレイヤーさん方の繰り出すセリフは、そのまんま小説に転用しても何の問題もないってことで。それって凄い。プレイヤーにも個別に演出スキルが求められる、そして自己スキルを活かせば存分にキャラを装飾できる、そんなFEAR系ゲームの魅力がぎゅーぎゅーに詰まっておりました。 リプレイで読んだ時は蓮司&くれはパートが邪魔だなぁと感じていました。というか、リプレイのシナリオ構成の中ではくれははいらないと感じておりまして。 蓮司はいわばクレバー係として(キャラよりPLが)必須要員だったのですが、くれはは立ち位置を篝と融合させた方がすっきりするんじゃないというくらいイラナイ子(みかきさんのロールプレイがほぼ受け身だったことも大きいと思う)で。 ただ、そこは小説だとうまくはまっておりました。主役コンビと対比性があってよいよい。 逆にリプレイ版ではいい味を出していた蓮司の一学年降格ネタが、小説版だと微妙に浮いてる……(^_^;) 小説とリプレイ、同じ筋なのにどっちも存分に楽しめました。同じプロットでセリフもリンクしているのに、一粒で二度美味しい本とかずるーい(←褒め言葉 例によって、マスターの用意した一本道シナリオの中でしかキャラクターの行動範囲はないのですが。 それを忘れるくらい演出に懲りまくるプレイヤーさん達が素敵でした。
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リプレイ繋がりで一応手出し(蒼き門の方も)。小説にするとやはり雰囲気違ってきちゃいますなあ。リプレイが臨場感ばりばりとすれば、小説はシリアスさが付与って感じで。
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同名のリプレイ(サプリメントに収録)をもとに小説化したもの。……なんだけど、やっぱりRPGのシナリオをほぼそのまんま小説にするには無理があったようで、展開の急激さが目立ちます。
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