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「資格の天才」ヤマモトの行政書士一発合格塾 の商品レビュー

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2022/04/15
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[墨田区図書館] 行政書士関連④ 最終的には面白かったし、文章の裏読みに加えて逆説的かつ比較思考で物事を読み解いていくのは性格的にも近いものがあったので興味深かったが、2章の途中、実に本書の真ん中の133ページまではつまらなくて途中で読むのをやめようかとも数回思ったくらい。 担保責任の条文を実際例に当てはめた説明が出てきて、筆者のいう記憶法を実際に説明されて、やっと興味が出て来た。自分自身記憶に難があるので語呂や意味の当てはめはしていたし、既にいくつか目にした判例問題に関しては、そこから条文を逆引きして条文の理解をはかっているところだったが、この表の覚え方は面白かったし、これまでの勉強法で行ってきた行為に対し、よりその目指す方向性を明確にし、更に一段深く判例レベルまで掘り下げる方法は刺激的だった。問題は、その説明を聞けば納得がいくが、自分ではその実例作成が出来るレベルではないということ。まだこの担保責任のような、やや身近で想像のつく例であれば出来るかもしれないけれど、次の留置権などの話はそもそも何についての話で何をいいたいのかが分からず、説明されてもイマイチ担保責任ほどの納得感は出なかった。筆者の語り口や「俺すごいだろ」的な説明はやや好きになれなかったが、素直にこの人の授業を受けられるなら、そのノウハウを享受するために予備校?に行ってみたいと思ってしまった(笑) ただ、それこそこの本の主旨は「皆さん、私はこんなにすごいんですよ、私の予備校にどうぞ、私の他著書もどうぞ」というものであるのだろうから、より素人に分かりやすく、覚えづらいはずのものを覚えられるようになりそう!と思える題材(エサ)がまかれているんだよなぁ。。。 旧い本のおかげで、平成18年から今のようなテスト内容に大幅改定されたこと、あちこちに書かれていた合格率2%とかが平成17年のことで、改定前の散々年だったこと、やけにテスト作成者の紹介や変更が各本で取りざたされている理由が理解出来た。ここまで筆者のいうような"作成者"の勘違いや問題範囲が作成者の経歴によるということがないまでも、この改訂されているはずの近年の試験内容に対して「資格試験」としての実のなさを私が感じていたのは間違いではなかったのが分かってある種スッキリ。 ただ、P138の誤植?間違い?に関してだけはいただけなかった。初心者のための基礎的説明なのに、「善意」と「悪意」の説明が取り違えられている(泣)!!!!そして全くの初心者である私はこの説明があるまで表を理解出来ておらず、この説明を読んで表を見直しても更に理解に苦慮し、その先の説明でやっぱり変だ、もしや、、、とネット検索で誤記に気づいたからよかったけれど、そうでなければ何がなんだかわからなかったし無理やり"そのよう"に覚えようとしてし合っていたかも(汗)。

Posted byブクログ