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日本の200年(下) の商品レビュー

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2018/01/26

途中から、インフルエンザにかかってしまい、読み進めることができなかった。 新しい発見もあった。 アマゾンで検索したら、新しい版が出ていた。 読後の感想は、日本は江戸時代、すでに、近代へ移行できる素地があり、そのことが、日本近代発展の良い部分と妨げになっている部分がある、と私...

途中から、インフルエンザにかかってしまい、読み進めることができなかった。 新しい発見もあった。 アマゾンで検索したら、新しい版が出ていた。 読後の感想は、日本は江戸時代、すでに、近代へ移行できる素地があり、そのことが、日本近代発展の良い部分と妨げになっている部分がある、と私は感じた。そのことを、他国の人が書いた日本史でないと、そんな感覚は抱かないだろう。 歴史は、その一国のためだけにあるのではない、開かれた世界の中にある。

Posted byブクログ

2017/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2006年刊。著者はハーバード大学歴史学教授。米国大学生の日本史用基本書目的で刊行されたらしい。上下巻の下巻。戦前昭和時代~小泉内閣成立時辺り。◆下巻もバランスよく、経済面から政治の裏面等まで広範に論じる。また、戦時下の小作農優遇となる米価二重価格政策や戦時下の女子勤労が女性の地位向上を招来などの細かな点のみならず、CIAの謀略めいた日本での反共工作や米国側の真珠湾攻撃の予知の可能性、米国水爆実験への日本国内の反核運動等、米国不利と目される事象も含め叙述する点が印象的。米国研究者の徹底ぶりを垣間見れる書。 こういう米国一辺倒ではない書で、従軍慰安婦問題や南京虐殺事件(人数に争いがあるとの指摘は本書にあるが)は、それらがあったものとして扱われている点には注意がいるだろう。

Posted byブクログ