二枚舌は極楽へ行く の商品レビュー
前からずっと読みたくて図書館で。 後味がなんともいえない話が多くてちょいぞっとするのもあった(笑)ちょっとずつ登場人物がつながっててそれもちょっと楽しい。べつにだからってあぁ〜!そっかぁああ!みたいなのがなかったのは残念だけど。参考で出てる本を読みたくなるわ〜。
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この作者は初めて読んだけど、なんだか不思議な1冊でした。短編12編。短いものでは、ほんの4頁という短さ。各作品間に、なんとんなく微妙な繋がりがあるようだけど、最終的にそれがどうなるというわけではないので、なんだかなぁ〜という感じ。各編の最後に、「参考文献」があげられているのも、う...
この作者は初めて読んだけど、なんだか不思議な1冊でした。短編12編。短いものでは、ほんの4頁という短さ。各作品間に、なんとんなく微妙な繋がりがあるようだけど、最終的にそれがどうなるというわけではないので、なんだかなぁ〜という感じ。各編の最後に、「参考文献」があげられているのも、う〜んよくわからない。マニアックなせいなのか、自分の読解力不足のせいなのか、よくわからないなぁ。「野菜ジュースにソースを二滴」冒頭のこの1編で十分楽しめるかな
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前作同様、小粒ながらもピリリと辛いというような短編掌編ミステリ集。短い中で二転三転させるストーリー運びでサクサク読めます。ミステリのこういう部分が大好きなんですという作者の声が聞こえてくるような、ミステリのエッセンスを凝縮した感じが楽しいです。まあ、たまに空回りしている感じもしま...
前作同様、小粒ながらもピリリと辛いというような短編掌編ミステリ集。短い中で二転三転させるストーリー運びでサクサク読めます。ミステリのこういう部分が大好きなんですという作者の声が聞こえてくるような、ミステリのエッセンスを凝縮した感じが楽しいです。まあ、たまに空回りしている感じもしますが。 ところで明らかな記述ミスがあるように思えるのですが、どうなんでしょ。登場人物の名前を間違えている箇所があるんですけどね。うむむ。
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本格ミステリ、というよりは本格のエッセンスをうまく抽出し、味付けに使っているという印象。それによって作品の切れ味を増しているというか。 また、短編よりも合間に挿入されているショートショートのキレがかなり鋭く、楽しい。短編だと一部冗長かと思えるときもあるけれど、ショートショートは必...
本格ミステリ、というよりは本格のエッセンスをうまく抽出し、味付けに使っているという印象。それによって作品の切れ味を増しているというか。 また、短編よりも合間に挿入されているショートショートのキレがかなり鋭く、楽しい。短編だと一部冗長かと思えるときもあるけれど、ショートショートは必要なモノだけで組み立てられている感じ。
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読者の期待を裏切らない、サービス満点な、短編集。かなり、ストーリー性もあり、練りこまれている為、何度も読み、消化していく事で、短編全ての繋がりや、著者の意図が、読み取れて、最後に、ニヤリとする。さらりと読んでしまっては、もったいない。
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デビュー短篇集と同様の短篇集。 収録された作品同士に微妙な繋がりがあって、「なるほどね(にやり)」楽しめるのが、心憎い。 ただ、オチの切れ味に「すげー!」感心した作品がある一方、「設定に無理がある&意味不明。私にはイマイチ」な作品があってバラツキがあるのも前短篇集同様だ。 ショ...
デビュー短篇集と同様の短篇集。 収録された作品同士に微妙な繋がりがあって、「なるほどね(にやり)」楽しめるのが、心憎い。 ただ、オチの切れ味に「すげー!」感心した作品がある一方、「設定に無理がある&意味不明。私にはイマイチ」な作品があってバラツキがあるのも前短篇集同様だ。 ショートショートや書き下ろし作品のがいいように思うのは、私だけかしら。「参考文献」は、半分以上が大して意味がない気がする。
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内容(「BOOK」データベースより) 「オレの愛する妻を殺した犯人がここにいる。犯人には密かに毒を盛った。自白すれば解毒剤をやる」「え、え、まさかオレを疑ってないよね…え、苦しい、ウソ、まじ!?」袋小路に入った主人公と、思わず一緒になって手に汗にぎる「野菜ジュースにソースを二滴」...
内容(「BOOK」データベースより) 「オレの愛する妻を殺した犯人がここにいる。犯人には密かに毒を盛った。自白すれば解毒剤をやる」「え、え、まさかオレを疑ってないよね…え、苦しい、ウソ、まじ!?」袋小路に入った主人公と、思わず一緒になって手に汗にぎる「野菜ジュースにソースを二滴」ほか、短編掌編合わせて12編の傑作コージーミステリー。「情けない男の滑稽さを書かせたらピカイチ」と、デビュー単行本が各紙誌で取り上げられ、ノリにノッている著者が贈ります。話題になった、あの各編ごとの「参考文献」も健在。また、それぞれの作品間にビミョーな繋がりを仕掛けてあります。そちらも併せてお見破りを。
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12編の短編。それぞれが繋がって面白いです。次はどこがリンクするのかなと楽しんで読めます。とにかくタッチが軽い。通勤に読むのに最適。
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