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マリオネットの罠 新装版 の商品レビュー

3.7

155件のお客様レビュー

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    32

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2011/02/28

三毛猫ホームズシリーズから赤川次郎さんに入ったので、氏の作品はコミカルな印象が強かったのですが、これは違い、ホラー色の強いミステリーです。最後のどんでん返しは圧巻、真相が分かったときはあまりの事に頭の中が真っ白になりました。

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2011/02/07

文章が読み易いうえ、展開が早くて飽きずに楽しめた こういう本をもっと読みたい 2月7日  読了

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2011/01/25

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”……森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長...

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない”……森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長編。 (裏表紙紹介文より) *** どんでん返し本、ということで期待して読みました。 が…あんまりびっくりできなかったのは何故だろう(-"-;) 淡々と読んでしまったからか…。 あまりにも突然な展開過ぎたからか…。 確かに驚きの展開ではあったんだけど。 なんだか何かに負けた気がしてます。。。 途中まではとても面白かったんですが、後味の悪さが残る終わり方で、読了後の今 ちょっと虚しい気分です。 赤川作品は多分これで2作目ですが、文章は今回も読みやすかったなぁと思いました。

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2010/11/21

「軽くてユーモラスで、活字を読むのに疲れた時でも気軽に読める作家」という自分の中でのイメージを、「シリアスな作品も書ける作家」に変えてくれた一作。 いつものようなコミカルなシーンはほとんど無く、作中に漂う雰囲気と、予測のできない展開で、ぐいぐいのめり込んでいきました。 唯一...

「軽くてユーモラスで、活字を読むのに疲れた時でも気軽に読める作家」という自分の中でのイメージを、「シリアスな作品も書ける作家」に変えてくれた一作。 いつものようなコミカルなシーンはほとんど無く、作中に漂う雰囲気と、予測のできない展開で、ぐいぐいのめり込んでいきました。 唯一の難点は、推理小説の割りには(他の作品もそうだが)読者が推理できるネタ/伏線が少ないこと。 初めからサスペンス作品と思って読めば問題なし。

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2010/11/10

赤川さんは吸血鬼シリーズが大好きで、書店で見つけたこれはあらすじとタイトルだけで買ったけれど良かった。 あらすじだけ見ると妖しい雰囲気だけれど、赤川さんが書くものは妖しいけれど澄んでいるのでとても好きです!

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2010/10/29

読むのは2度目ですが、今回も峯岸家の三女雅子に感情を奪われました。 彼女は生まれつき、繊細で、 とても現実社会では生きていけない… 脆い、脆い、透き通った「ガラスの人形」 そして、狂気を秘めた純粋さ… はじめて読んだ時は、ラストの展開に衝撃を受けました。 今回も、ドキ...

読むのは2度目ですが、今回も峯岸家の三女雅子に感情を奪われました。 彼女は生まれつき、繊細で、 とても現実社会では生きていけない… 脆い、脆い、透き通った「ガラスの人形」 そして、狂気を秘めた純粋さ… はじめて読んだ時は、ラストの展開に衝撃を受けました。 今回も、ドキドキしながら読んでいました。 マリオネットの罠、謎めいた洋館や銀食器、魅力的な人物。 などこの物語を構成している世界観も好みでした。

Posted byブクログ

2015/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々に赤川次郎作品を読みました(中学のころ赤川次郎に夢中になったなー)。その時はコメディタッチの作品が多かったですが、今回は居たってシリアス。 謎解きということはないですが、最後にもってくるひっくり返しも面白いですし。 そして個人的にいつも思うのは、(良い意味)でこの方の作品はち抽象表現というか、読者に描写を思い浮かべさせようとする表現が多いなぁと感じた(ネタバレ:最後の「本気ですよ」ひきつった笑い・・・)とかね

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2010/10/13

「私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない。私はそんな自分を哀れにも、誇りにも思わない。これは私が生まれながらに担った宿命のようなものである。」 噂の『マリオネットの罠』!! さすがだぁ〜〜〜 これがデビュー作と...

「私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない。私はそんな自分を哀れにも、誇りにも思わない。これは私が生まれながらに担った宿命のようなものである。」 噂の『マリオネットの罠』!! さすがだぁ〜〜〜 これがデビュー作とはほんとうに恐ろしいーー!! 最後の最後のどんでん返しに、なんとなーく記憶があるような、ないような、、、 過去に絶対読んでいると思うのだけれど、きっとそれは中学とかそれぐらいの時とかで、このどんでん返しがどんなに凄いかを知らなかったんだと思う。 ふーう、、、凄かったぁ。。。 【10/1読了・再読(?)・市立図書館】

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2010/09/28

久しぶりにミステリー読みました! 館の秘密、地下に監禁された女性、麻薬、殺人。 様々な事件が絡み合って最後はドーン!と繋がります。 私はつくづく推理小説を推理しないで読むタイプだと思った。 最後に「お前だったのか……」と呟き、まんまと騙されていた。 最後まで雅子の殺人の...

久しぶりにミステリー読みました! 館の秘密、地下に監禁された女性、麻薬、殺人。 様々な事件が絡み合って最後はドーン!と繋がります。 私はつくづく推理小説を推理しないで読むタイプだと思った。 最後に「お前だったのか……」と呟き、まんまと騙されていた。 最後まで雅子の殺人の意図が掴めないところとか、先が気になってしょうがないのでさらさら読めた。 この作品が処女作なんて信じられん。 他にも赤川作品チェックせなあかんな。

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2010/09/08

“私のことを、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない〟 ・・・・・森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史に輝く赤川次郎の処女...

“私のことを、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。その通りかもしれない〟 ・・・・・森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史に輝く赤川次郎の処女長編。

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