病の世紀 の商品レビュー
もし、本当にこんな奇…
もし、本当にこんな奇病が有ったら!と思うと怖くなります。良くこんな事思いつくなぁ~って思いました。最後は何となく そうなるだろうな、と思っていた通りだったのですが、目が離せない文章の上手さが有りました。もしかしたらSFチックに感じてしまうかもしれませんが、一気に読んでしまえる面白...
もし、本当にこんな奇病が有ったら!と思うと怖くなります。良くこんな事思いつくなぁ~って思いました。最後は何となく そうなるだろうな、と思っていた通りだったのですが、目が離せない文章の上手さが有りました。もしかしたらSFチックに感じてしまうかもしれませんが、一気に読んでしまえる面白い作品だと思います。
文庫OFF
奇病と絡ませつつ、オウムやテロリズム、陰謀論や差別主義といった世紀末的雰囲気に満ちている。IRNIは「INRI」の反転か。被害者の人生の虚無感と死にゆく描写が濃厚。
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なんとも煮え切らない小説であった。 内容が薄いのである。バイオテロ、聖書伝説、警察小説、ハードボイルド等などの、上澄みを掬って書きました、結果がこれです。という感じ。 これじゃ解説書く方も大変ですよね、西上さん。と感じたのは私だけですね、多分(´・ω・`) とにもかくにも時間のム...
なんとも煮え切らない小説であった。 内容が薄いのである。バイオテロ、聖書伝説、警察小説、ハードボイルド等などの、上澄みを掬って書きました、結果がこれです。という感じ。 これじゃ解説書く方も大変ですよね、西上さん。と感じたのは私だけですね、多分(´・ω・`) とにもかくにも時間のムダであった。
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冒頭から一気に加速するバイオホラーの快作。主役のイメージは岸田 森と断言しておく(名前も同じだし)。登場する黴やら寄生虫やら病原菌がディテール含め矢鱈とリアル。それだけでもグロくて怖い物語なのに、さらに電波までトッピングされる大盤振る舞い。 後半ミステリ要素が加わり意外な展開を見...
冒頭から一気に加速するバイオホラーの快作。主役のイメージは岸田 森と断言しておく(名前も同じだし)。登場する黴やら寄生虫やら病原菌がディテール含め矢鱈とリアル。それだけでもグロくて怖い物語なのに、さらに電波までトッピングされる大盤振る舞い。 後半ミステリ要素が加わり意外な展開を見せるが、個人的には前半のパワーで突っ切って欲しかった。兎に角、おそろしくリーダビリティの高い徹夜必至本(実際、私は徹夜した)。オススメ。
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最近読んだ中で一番面白かったのがこれ。 検疫機関みたいなところの話なんだけど、未知のウイルスとか寄生虫によって起こされる事件とその背後にある黒幕を追う話なんだけど。全体的な流れはありふれているとしても起こる事件の中で「クチマネ」っていう寄生虫だったかな、そいつが口の中に寄生する...
最近読んだ中で一番面白かったのがこれ。 検疫機関みたいなところの話なんだけど、未知のウイルスとか寄生虫によって起こされる事件とその背後にある黒幕を追う話なんだけど。全体的な流れはありふれているとしても起こる事件の中で「クチマネ」っていう寄生虫だったかな、そいつが口の中に寄生するとどんなものでもすげーおいしくなっちゃうんだって。こういうの好きなんだよねー、味とか匂いとか。ドンだけうまいんだろうって想像しちゃうんだけど、まあ作り話だし。結構楽しめた。
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感染する死の恐怖。この病からは誰も逃れられない。 人体を発火させる黴、口腔に寄生し人を死に至らしめる蠕虫、性交渉で感染し人を殺人鬼に変えるウィルス。人々を恐怖に陥れる病を通し現代社会の抱える矛盾を暴き出す、細菌テロをも予見していた牧野ホラー最高傑作!
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いろんな意味で面白いホラーでした。 牧野さんこんなネタまで隠し持っていたんですね……。 この方、毎回毎回違う味を出した話を書くので大好きです。 簡単な粗筋。 人体が突然発火するという事件が相次いで起こる。 これは人々の知らない「黴」が引き起こす病気だった。 それを追っていくう...
いろんな意味で面白いホラーでした。 牧野さんこんなネタまで隠し持っていたんですね……。 この方、毎回毎回違う味を出した話を書くので大好きです。 簡単な粗筋。 人体が突然発火するという事件が相次いで起こる。 これは人々の知らない「黴」が引き起こす病気だった。 それを追っていくうちに、今度は……。 バイオホラーのくせに本当に初めての感覚でした。 個人的には『パラサイト・イヴ』だとか『らせん』とか『水霊』だとか好きなんで、普通のバイオホラーでも全然構わないんですよ。 なのに何が違うって…… 新種の病原体じゃないんです。 いや、ストーリー上の設定では、ですが。 普通、未知のウイルスがとか出てきて「これはこのウイルスのせいだったんだ!」みたいな展開になるじゃないですか。 なのにこの話では事件が起こったと同時に病原体の説明が始まるんです。 この違いから何が変わるかって、ホラー臭さが抜けるってことですよね。 どちらかといえばサスペンス。 まぁ個人的には面白かったのでOKです。 個人的な意見としては、ちょっと詰め込みすぎたんじゃないかという感もありました。 これ1つの作品、2つくらいに分けても足りそうな気がします。笑 まぁ牧野さんが好きな人は一読の価値アリです。
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黙示録見立てバイオホラー。 テーマはバイオ、ではあるけれど、人間心理の「病」ってな部分もあるかと。「病の世紀」というタイトルは、どちらかといえばそれを指してもいるのかなあ、なんて思ったり。 やはり心理的な「病」の方が怖いかな。もちろん「炎上疥癬」なんてめちゃめちゃ怖いけどさ。「山...
黙示録見立てバイオホラー。 テーマはバイオ、ではあるけれど、人間心理の「病」ってな部分もあるかと。「病の世紀」というタイトルは、どちらかといえばそれを指してもいるのかなあ、なんて思ったり。 やはり心理的な「病」の方が怖いかな。もちろん「炎上疥癬」なんてめちゃめちゃ怖いけどさ。「山羊の仔」とか「リーライト・ユズナ症候群」の、狂気とか妄想だとか、人間の心理に関わる部分が一番怖いんじゃなかろうか。
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パニックでもホラーでもなくキャラものでもなく サイコものでもなく科学心理また科学サイコでもなく 宗教ものでもなく刑事ものでもなく グロでもなくハートフルでもなく すべてを盛り込んでみようとしてすべて失敗していた 主人公すら途中で変わるし テーマもふらふら つまらんかった 読み始...
パニックでもホラーでもなくキャラものでもなく サイコものでもなく科学心理また科学サイコでもなく 宗教ものでもなく刑事ものでもなく グロでもなくハートフルでもなく すべてを盛り込んでみようとしてすべて失敗していた 主人公すら途中で変わるし テーマもふらふら つまらんかった 読み始めはキャラ設定とかおもしろいなって期待したのになー
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悪意、妄想、暴力、そしてキリスト教。それらを恐ろしい病によって表現した、牧野先生らしい作品。あとがきも面白かった。
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