膚の下(上) の商品レビュー
途中まではかなり面白く読んでいたけれど、後半つらかったです。 理解できなかっただけかもしれません。
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「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の 言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を 進める国連軍に反感を強め、アートルーパ...
「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の 言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を 進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。火星3部作の完結編。 感想 人間、機械人アミシャダイ、そして他のアートルーパーとの交流により成長していく慧慈にどこか心地よさを覚えた。 前二作、とくに一作目の「あな魂」に存在した数々の謎が消化されてすっきり。
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[novel][SF] 上巻読了。 今のところまでは大変に面白いけど、まだ下巻が残っているの評価は保留。 (下巻読了後追記) アートルーパー慧慈が自己を確立する物語。 人ならざるもののビルドゥングス・ロマンがこれほどまでに刺激的だとは思わなかった。 下巻に収められた分よりも筆が伸...
[novel][SF] 上巻読了。 今のところまでは大変に面白いけど、まだ下巻が残っているの評価は保留。 (下巻読了後追記) アートルーパー慧慈が自己を確立する物語。 人ならざるもののビルドゥングス・ロマンがこれほどまでに刺激的だとは思わなかった。 下巻に収められた分よりも筆が伸びやかに感じられたので、評価は星5つ。 言葉とコミュニケーション、理解と不理解。いかにも神林長平らしい武器を手に、見事に人間そのものを描き出した。
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