ウィンキー の商品レビュー
爆弾魔と間違えられてしまったテディベア! アメリカ社会に対する風刺をユーモアたっぷり盛り込んだお話です。 裁判ではヤキモキしたり忘れ去られたぬいぐるみの気持ちを思うと物悲しい気分になりました。
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テディベアのウィンキーは、爆弾魔の疑いで逮捕された。そうこうするうちに、様々な陰謀により罪が追加されていく。自由に動けるテディベア相手の、世界初の裁判が始まった・・・ 裁判の相棒が、一度も勝訴したことのない”アンウィン”だったり、子供を産んだりとナンセンスなネタがどんどん通って...
テディベアのウィンキーは、爆弾魔の疑いで逮捕された。そうこうするうちに、様々な陰謀により罪が追加されていく。自由に動けるテディベア相手の、世界初の裁判が始まった・・・ 裁判の相棒が、一度も勝訴したことのない”アンウィン”だったり、子供を産んだりとナンセンスなネタがどんどん通っていく。 子供から気まぐれに与えられる愛情に一喜一憂して、愛して、憎んで・・・ ウィンキーは、ただ可愛くあるだけのテディベアではない。その小さな体の中にすさまじくどろどろとした感情をもっている。ある意味、とても冷めてもいる。 それでも 読んでいてウィンキーを可哀想だと思ったし、愛しいと感じた。 かなりきっつい本だと思うので、読む人を選びそう。途中の裁判経過なんて 本当にむかむかしたし ラストにやっと少しすっきり、写真もいい感じです。
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