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忌野清志郎 の商品レビュー

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2014/01/22

4月11日読了。RCサクセションからソロ、様々なバンドを率いてあるいは飛び入り参加での清志郎の音楽活動の足跡。フォーク歌手としてデビューしてグラマラスなメイクで世間を騒がせ、憧れたメンフィスのミュージシャンたちと組んでソウルフルなサウンドを聴かせる、清志郎という男は絶えず姿を変化...

4月11日読了。RCサクセションからソロ、様々なバンドを率いてあるいは飛び入り参加での清志郎の音楽活動の足跡。フォーク歌手としてデビューしてグラマラスなメイクで世間を騒がせ、憧れたメンフィスのミュージシャンたちと組んでソウルフルなサウンドを聴かせる、清志郎という男は絶えず姿を変化させていたのだが、「きもちEことをやる」スタンスは一貫してぶれず、かつ常に時代をリードする存在だったのだなあ・・・。マスコミに毒を吐く変人というだけでなく、「パパの歌」など庶民に愛されるキャラクターを兼ね備えているあたりが、余人には真似のできない彼の個性か。本書は「夢助」発売後、清志郎が再起に向けて治療を続けている時期に書かれており、前書きや後書きにはその復活を待ち望む声が多数連ねられており。覚えず、あふれる熱い涙。

Posted byブクログ