NHK連続テレビ小説 芋たこなんきん(下巻) の商品レビュー
人気作家・花岡町子が開業医・徳永健次郎と再婚し、一気に五人の子持ちとなって数年。近所の人達との交流、子供達の成長、家族や兄弟、仕事仲間との絆が描かれる中で町子と健次郎の人生も厚みを増していく。しかし時は流れ、二人の永遠の別れの時が近付いて──2019年に逝去した作家・田辺聖子の自...
人気作家・花岡町子が開業医・徳永健次郎と再婚し、一気に五人の子持ちとなって数年。近所の人達との交流、子供達の成長、家族や兄弟、仕事仲間との絆が描かれる中で町子と健次郎の人生も厚みを増していく。しかし時は流れ、二人の永遠の別れの時が近付いて──2019年に逝去した作家・田辺聖子の自伝的ストーリーにして06年後期朝ドラ・ノベライズ。隠された名作をご一読あれ。 ずーーーーっと図書館から借りっぱなしにしていました。全然本が読めなくなってしまってしかし自粛期間で休館してしまい延長処理も出来ず… そうこうしているうちに電子書籍での読書もいいなと思い、この下巻を読むまでに読んだものがあるのだけど、だったらなおさら積読していてはいけない!朝ドラノベライズなのに!と一念発起して読み始めました。 率直な感想。なんで!!!!なんでこれを!!!!再放送しない!!!総集編のDVDもなんで出さないんや!!!! ハアッ、ハアッ……いやマジで。頼むから次の朝ドラ再放送枠に芋たこなんきんを本当にどうかお願いします。モデルの田辺聖子も亡くなったしネタはあるんじゃないですか… それくらいすごくすごく、後半になるにつれて涙腺ボコボコにされる作品でした。やっぱ朝ドラはBKしか勝たんのでは…??? もうますますBKしかいらんくなってしまう… ラスト辺りむちゃくちゃ泣いてました。夫婦ものでこんないい作品あるのになんで……なんでソフト化されてないのッ!!! 次の世でも会えるからさよならとは思ってない、「ほな、また!」で終わるの;;;; ずるい…;;;; こんなん、こんなん夫婦もの好きな私、好きに決まっとるやろがい;;;; サブキャラ、子供達の回もきちんと描いていってむちゃくちゃ面白かった。普通にいい作品、ほんと何回も言うけどなんで円盤化されてないの、せめて総集編でも出してくれ、てるてるも出せたんだからいけるんじゃないですか…! 特に印象に残ってるのは学生運動に憧れる百合子とベトナム戦争の写真家の話と純子さんの話ですね。町子の偽物の話も良かったです。 サブタイトルをみるに一章が一週分なのでノベライズで履修!とは言え、やっぱ!!!やっぱ映像で見たい!映像で見たらもっといいと思うんですよね…何とかして見たいです… いやほんと、なんかマジでBKしか勝たん説ある……またBKが最強である証明を見つけてしまったと満足しています。ノベライズ自体も手に入りにくいですが皆さん是非図書館などを探してみてくださいね。
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下巻の内容は殆どテレビで見ているせいか、文字で読んでも映像ほどの面白さを感じられなかった。 描写が、多すぎるのだ。 映像はもっと細やかに、演技力だけで表現していた部分に 文字が介入してくるというのは案外読みにくい。 一度映像の面白さを知ってしまったからこそ。 分かっていても健次...
下巻の内容は殆どテレビで見ているせいか、文字で読んでも映像ほどの面白さを感じられなかった。 描写が、多すぎるのだ。 映像はもっと細やかに、演技力だけで表現していた部分に 文字が介入してくるというのは案外読みにくい。 一度映像の面白さを知ってしまったからこそ。 分かっていても健次郎の別れは悲しい。 「かわいそに」と呟く健次郎の姿は、今でも頭に映像が焼き付いている。 文章では憐れみをもって…なんて書かれていたけれど、愛情と、そして健次郎の万感の思いが声に出たのではないだろうか。 「芋たこなんきん」、通して読んでみると町子の成長ぶりもうかがえる。 最初は軍国少女として育った思春期、そして戦争で何もかもを壊されていくー。 それでも家族を養いながら、夢を叶える為に努力は怠らない。 そして掴んだ夢は絶対に話さないまま。 夢の途中で、愛おしい人に出会って。 あれ程までに互いを愛し合える人にであえたらどんなに人生が幸せだろう。 カモカのおっちゃんみたいな人が旦那さんだったら本当に素敵だ。
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後半に入って、ますます時間を飛ばすのが多くなって、つまり子どもたちがいきなり社会人に…みたいな。それがちょっと残念だったけれど、じゅうぶん楽しめました。話の絶えない夫婦ってスゴイ。
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良かったです!!読み終えたぁー。うう、泣くけど、元気も沢山もらえる本です。すごいな。素晴らしかった。出逢えて良かった。ありがとう。
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波瀾万丈のおせいさんの人生だ。 エッセイや小説の愛読者だから興味を惹かれた。ドラマもきっと良かっただろう。 涙も笑いに代える生き方に学びたい。 『おかあさん疲れたよ』を書いたいきさつが、文中でふれてあったが、私もお薦めします。 本自体は彼女の文章ではないので、その点で...
波瀾万丈のおせいさんの人生だ。 エッセイや小説の愛読者だから興味を惹かれた。ドラマもきっと良かっただろう。 涙も笑いに代える生き方に学びたい。 『おかあさん疲れたよ』を書いたいきさつが、文中でふれてあったが、私もお薦めします。 本自体は彼女の文章ではないので、その点で星ひとつ減。 作成日時 2007年04月30日 13:51
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