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イビチャ・オシムの真実 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2017/12/09

表紙の写真は鬼瓦みたいだ。 魔除けのために家のどこかに飾ってあるらしく、手元に本が見つからない。あとで屋根を見てみよう。 この本はオシム監督がジェフ千葉の監督になる以前、オーストリアで発売されたもの。 ヨーロッパでの活躍が中心であり、最後に日本の分が追加されている。 オシムフ...

表紙の写真は鬼瓦みたいだ。 魔除けのために家のどこかに飾ってあるらしく、手元に本が見つからない。あとで屋根を見てみよう。 この本はオシム監督がジェフ千葉の監督になる以前、オーストリアで発売されたもの。 ヨーロッパでの活躍が中心であり、最後に日本の分が追加されている。 オシムファンの間では、この本の存在は早くから知られていて飜訳が待たれていたのだが、いまとなってみると、ちょっと時期遅れかな。代表監督就任以降のスゴイ情報量で、すでに知られている内容も多い。すこし満腹気味でもある。昨年のナビスコカップ優勝あたりで出されていたらまた違っていただろうけど。 しかしヨーロッパでのオシムの評価がいかに高いか改めて分かる。 オシム・マニアとしては見逃せない本ではあります。 訳者が見たドイツW杯のときの日本代表合宿の姿は、やっぱり悲しいな…。

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2014/01/05

恥ずかしながらオシムさんの事はオシムさん率いるジェフが快進撃を見せ始めるまで全く知らなかった…。現役時代から偉大な選手で、監督となってもその知性は全く揺るがず健在。そして今も。 オシムを昔から知る人物や欧州監督時代の選手たちの証言、そして本人の言葉からオシムを紐解く。難解で、知的...

恥ずかしながらオシムさんの事はオシムさん率いるジェフが快進撃を見せ始めるまで全く知らなかった…。現役時代から偉大な選手で、監督となってもその知性は全く揺るがず健在。そして今も。 オシムを昔から知る人物や欧州監督時代の選手たちの証言、そして本人の言葉からオシムを紐解く。難解で、知的で、サッカーに対する探究心。大分おじいちゃんになった今と変わらぬその姿が想像できる。そして日本サッカーに対する深い愛情も。 日本代表監督在任時に出版された書。このおじいちゃんに率いられた日本代表の姿を今でも夢想してもしょうがないからしないけど、とりあえず、日本に来てくれて、そして変わらぬ愛情をありがとう、おじいちゃん。

Posted byブクログ

2013/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オシム監督の人生をいろいろな人の紹介から行っています。結構選手としても活躍したことを改めて知りました。中でもペレが「オシムが出ないのであれば自分も出場しない」と言って、オシムが痛み止めを注射して出、ユニホームの交換をしたというのは確かにオシムにとって大きな思い出であろうと思います。またオシムのジーコへの友情もマスコミ批判という形であらわしていたわけですが、選手時代の出会いから納得がいきました。 選手して成功し、監督として成功したオシムが日本に来ているということは凄いことなのですね。

Posted byブクログ

2011/01/17

本書はサッカー日本代表監督イビチャ・オシム氏がヨーロッパにおいて名監督として名を馳せていた時期に刊行されたものを原著としている。 日本語版刊行にあたり原著者によるジェフ・ユナイテッド市原(千葉)、日本代表監督時代の章が加筆された。 読む前にWeb上で「ヨーロッパ時代の話はファン以...

本書はサッカー日本代表監督イビチャ・オシム氏がヨーロッパにおいて名監督として名を馳せていた時期に刊行されたものを原著としている。 日本語版刊行にあたり原著者によるジェフ・ユナイテッド市原(千葉)、日本代表監督時代の章が加筆された。 読む前にWeb上で「ヨーロッパ時代の話はファン以外には淡々としてとっつきにくい。翻って日本などについて語られた章は読みやすい」といったような評を読んだ。 たしかにその評は間違っていない。 だがしかし、読後に鮮烈に残ったのは、自身の過去の輝かしい功績については言葉少なかつ控えめでありながら、現在取り掛かっている仕事には溢れる愛情と情熱を隠そうとしない人生に対しての構え方だった。 ますますファンになった次第である。 サッカー観について語った章ではフットボールへの深い愛を表している。 世界共通言語としてのフットボールの普遍性を信じて疑うことのないその語り口には思想性すら漂わせている。 サラエボ市街を散策した章では、そのサッカー観、人生観に影響を与えたと思われる他民族・他宗教の人々が平和的に共存していた故郷サラエボの記憶――それは一方的なレッテル張りにより国連軍による猛爆にさらされた故郷の姿と連なるものでもある――を振り返っている。 本書を通して「オシム語録」と称される含蓄ある言葉の源泉の陰影・深みの一端に触れることが出来た気がする。

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2009/10/07

1月24日読了。「オシムの言葉」もよかったが、サラエボ、フランス、そしてオーストリア時代の話が興味深かった。

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2009/10/04

欧州での監督時代に出版されたイビチャ・オシムの自伝。ジェフ〜日本代表督時代の書き下ろしを加え、ついに日本語版刊行!

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