人は誰もがリーダーである の商品レビュー
(2007/2/28) ひやー、まってました、ラグビーのスーパースター、平尾誠二の本。 タイトルは「リーダー」なんていれて、いかにもビジネスマンに読んでほしいという感じの本だが、中身は天才平尾の頭の中を見せてくれていて、ラグビーファンにはたまりません。 平尾は子供のときから、頭...
(2007/2/28) ひやー、まってました、ラグビーのスーパースター、平尾誠二の本。 タイトルは「リーダー」なんていれて、いかにもビジネスマンに読んでほしいという感じの本だが、中身は天才平尾の頭の中を見せてくれていて、ラグビーファンにはたまりません。 平尾は子供のときから、頭の中にもう一人の自分がいたとか。 怠けている自分を見つめるもう一人の自分がいて、これではいかんと一歩前進する。 すごいなぁ。 自分も、子供のとき、自分は誰だ?と突き詰めて何も判らないことがあった。 今も、パワハラに悩みながらもどこかさめてる自分がいる。 しかし、、、平尾さんのように、そこから自分を高めるというのはなかなか出来ない。 この本、さらにうれしいのは、平尾さんしか書けないエピソードがたくさんある。 高校日本一になった決勝で山口監督にかけられた言葉、 神鋼V3の際の奇跡のウイリアムスの逆転トライ・ゴールが、実は作戦通りの試合であったこととか、、、 昨年のジーコジャパンが敗れたことを、平尾監督率いた99年ワールドカップラグビーになぞらえたり。管理トルシエから自由ジーコに切り替えたが、選手が追いつかなかった。。それが似ているというのだ。 春口さんや清宮さんの話しも楽しいが、頂点を極めた男の話しは又格別である。 ご一読あれ!
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指南書やハウトゥーものは読まない。でも、それでも平尾誠二は魅力的だし、昭和のおじさんが真面目に世界や日本の旧体質と戦った痕跡を垣間見ることができる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
弱い自分を自覚し、その弱みを強みえと転化することができて初めて、人は強い子足り得るのである 人と組織は矛盾を潤滑にして成長する 教えるより考えさせろ 自分の置かれている状況を見つめ、自分と対話する中でどこまで落ちるのか底が見えてきた時に初めて不安は払拭される 人間と言うものは、不安や自信といった相反するものを常に自分の中に抱えながら、その葛藤の中で成長していくものではないだろうか 日本人は、勝ちたいと言う意欲より、失敗したら恥だと言う意識がどうしても先に立つ 人間と言うものは、興味のあること面白いと感じたことに対しては、能動的になるものである いわば、リーダーの賞味期限とも言うべきものが非常に短くなっているのが現代と言う社会なのだ 攻めている間は守らなくてもいい
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https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-65642-7
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「教えたいこと」と「教えてもらいたいこと」を一致させるには洞察が要る。そいつに何をしてほしいか、それがチームにどれだけプラスになるかを言葉で説明できなければならない。何も求めていないのなら無用。
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2016年31冊目 ラグビーで有名な平尾誠二氏が語るリーダー論。 本人は元ラグビー選手であり監督を務めた方だけあってラグビーをベースに語る。 また、書かれたのが2006年ということもあり、ジーコ率いる日本代表のドイツワールドカップ敗退についても多く語られている。 私が印象に残っ...
2016年31冊目 ラグビーで有名な平尾誠二氏が語るリーダー論。 本人は元ラグビー選手であり監督を務めた方だけあってラグビーをベースに語る。 また、書かれたのが2006年ということもあり、ジーコ率いる日本代表のドイツワールドカップ敗退についても多く語られている。 私が印象に残ったのはラグビーのパスの話。日本での指導ではとかくパスの出し方をいうのも教えてしまう。そのため、パスの出し方はきれいなのだが、みんな一緒だそうだ。 平尾氏がいうのは元々パスは戦いを有利な形にもっていくもの。その本質を忘れるとパスが目的化してしまい、パスを受けた選手がすぐつぶされるような自体を招いてしまう。 本書全体に通じるが自分がやっているいることが、どこに位置づけられるのか?それが理解できていないと今やっていることの意味への理解がすすまない。 スポーツは本番ではやったことおの結果がすぐでるので、話がわかりやすい ビジネスにも参考になる一冊でした。
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あれとこれとどっちが恥ずかしいことか。 ネガティブをポジティブに変える。 弱点を克服するか、強みを伸ばすか。 失敗の経験を反省し、次に生かす。 全体的にラグビー経験者が読んだほうがすっと来るかもしれない。 言いたいことはわかるが、経験談などや、言い換えなどが多い。 リーダーに...
あれとこれとどっちが恥ずかしいことか。 ネガティブをポジティブに変える。 弱点を克服するか、強みを伸ばすか。 失敗の経験を反省し、次に生かす。 全体的にラグビー経験者が読んだほうがすっと来るかもしれない。 言いたいことはわかるが、経験談などや、言い換えなどが多い。 リーダーに何が求められるのか
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平尾監督の本はよく読みます。 リーダーの心構えとしてラグビーを通じて論じてあるのでとても参考になります。 不安やコンプレックスという負の要素は仕事につきものなので切り捨てるのではなくうまく付き合う必要があります。 そのためには視点を切り替え物事の捉え方を変えることが重要になり...
平尾監督の本はよく読みます。 リーダーの心構えとしてラグビーを通じて論じてあるのでとても参考になります。 不安やコンプレックスという負の要素は仕事につきものなので切り捨てるのではなくうまく付き合う必要があります。 そのためには視点を切り替え物事の捉え方を変えることが重要になります。 「勝ちたい」と考えるとプレッシャーに負けず選択肢が広がる。 それが「内発的モチベーション」につながります。 逆に「負けたくない」と考えると萎縮して自滅するパターンになります。 「外圧的モチベーション」はプレッシャーになります。 コーチングの要諦はヤル気にさせることにあります。 ただコーチする側が「ミッション」「ビジョン」「パッション」を持ってやらないと伝わらないです。 リーダーは常に「キャパシティ」がどれくらいあるか考える必要があります。 「大局的損得勘定」ができて初めてリーダーになれるというものです まあ自分も含めて客観視しないといけないです。 「聞く力」を持つということは相手を知ろうという意思を持つことです。 常にアンテナは高く持つことと同じです。 逆に話すときは反射神経を持って臨機応変に。 その後チーム力が上がればアクティブコミットメント(自発的連携 )ができるようになって直感的連携が可能になるんでしょうね。 最終的にチームを引っ張るためリーダーは自身を鍛えて強い個である必要があります。 これはラグビーに通じますね。
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皆がリーダーであるということは? →各々が自らの意志で目標に取り組む内発的モチベーションを強く持ち、そのために自分で考え、判断し、行動できる強い個である必要がある それには、まず弱い自分を知る ミッション、ビジョン、パッションを持ち、キャパシティつまり異質なものを取り込んでいく...
皆がリーダーであるということは? →各々が自らの意志で目標に取り組む内発的モチベーションを強く持ち、そのために自分で考え、判断し、行動できる強い個である必要がある それには、まず弱い自分を知る ミッション、ビジョン、パッションを持ち、キャパシティつまり異質なものを取り込んでいく力 個人の目的を許容し組織目標を共有する リーダーの本来の仕事は競争相手と闘うことであり、組織の内部を管理することではない 弱みをマイナスではなくプラスとして捉え直す
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ラグビーの平尾誠二の本。課題図書。マーケットプレイスで。サッカー日本代表のジーコスタイルを例に、強い個、を主張されている。どちらかというと、弱いチームならチームワークを、なんて思っていたが、読み終わったら一蹴された。もうちょい早く読んどけばよかった。
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