その女の名は魔女 の商品レビュー

赤川次郎【著】

2023/02/20

第一話の旧家の土蔵に現れる幽霊と第四話の魔女の火炙りの話が印象に残った。特にこの本の題名になっている「その女の名は魔女」は悲しみや苦しみ、憐れさが入り混じる。怪異名所巡り3も読むことにした。

2020/03/08

全部で五篇併録されている。
前作を読了していなくても問題はない。
霊感が強いバスガイドである主人公が、倒産寸前のバス会社の窮地を救うために社長が考案した怪奇ツアーで、幾多の亡霊たちと出会う。
赤川らしい、分かりやすく読みやすい文章であり、大掛かりな仕掛けはないものの、登場人物の動きは素晴らしいかなと感じる。

2019/06/13

王道の赤川次郎☆中学生のとき、夢中で読みました‼ 前作は読メ登録以前に読んでました。ドラマ化されてるのをあとから知りました、ちなみに主人公は菊川怜さんです。 ちょっとだけゾクっとする、ホラー小説ですが、ちょっとだけ哀しかったりもします。 そしてさすがの赤川次郎、ものすごく読みやすいです。個人的には懐かしいというか☆大人も子供も楽しめる作品だと思います。 続編もいつか必ず読んでみたいです。

2013/10/27

図書館にて借りました。
霊感バスガイドシリーズ。

軽く楽しんで読めます。
赤川先生の作品は読後感がとてもいい。

2012/09/18

　しかし、藍の知る限り、「悪意を持った」幽霊はごくまれだ。ほとんどの幽霊は、哀しく、寂しく、やさしい。
むしろ、図々しく生きている人間の方が、ずっと恐ろしく、危険である。
(P.229)

2011/08/07

はとバスよりは，ずっと小さい「すずめバス」。バスガイド，町田藍は幽霊が見えるという．
その能力を生かした「幽霊を見るツアー」の5つの物語．

迷子になった弾丸は，心に余韻が残りました．

その女の名は魔女
予告編の人生
奈落は今日も雪が降る
1／24秒の悪魔
の4作も，それぞれ工夫がある．

運転手と社長も脇役として、主役を邪魔しない配置になっている．

2009/10/04

母が赤川次郎が好きで、貸してもらった。
読みやすくて面白い。
ひとつひとつの話が読み切りだからすぐ読める。

霊感バスガイドのバスツアー。