旅の絵本 改訂版(Ⅱ) の商品レビュー
『旅の絵本』シリーズⅡ〜Ⅳは、特に気になる謎が多い。今回はイタリア編。行ったことがある国だと、サンマルコ広場やフィレンツェのドゥオモなどすぐに記憶とリンクして嬉しい。蚤の市も売り物を眺めているだけでも楽しい。あ、柱の陰に酔い潰れて座り込むおじさん。笑 刺繍をしている婦人がやけに...
『旅の絵本』シリーズⅡ〜Ⅳは、特に気になる謎が多い。今回はイタリア編。行ったことがある国だと、サンマルコ広場やフィレンツェのドゥオモなどすぐに記憶とリンクして嬉しい。蚤の市も売り物を眺めているだけでも楽しい。あ、柱の陰に酔い潰れて座り込むおじさん。笑 刺繍をしている婦人がやけに多いが、そういう文化かな? 『ピノッキオ』はⅠでも出てきたが、やはりイタリアの物語なのでこちらにも登場していて嬉しい。一般市民として描かれている人も、何かの登場人物かと疑り深くなってしまう。左下に2場面にわたって出てくるカップルや、丸太橋の上の角のあるヤギ2頭、悪者に脅されているらしい人を物陰から助けようとする男女などが気になる。
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「旅の絵本」シリーズ2冊目はイタリア編。初版1978年、改訂版は2006年、両方持っている。 聖書、ヨーロッパの文学・名画がちりばめられたイタリア編。色遣いが変わった(大きなところでは、旗やパラソルなどの大きな布類は全体にイタリアのトリコローレに塗り替わっている)だけでなく、加筆...
「旅の絵本」シリーズ2冊目はイタリア編。初版1978年、改訂版は2006年、両方持っている。 聖書、ヨーロッパの文学・名画がちりばめられたイタリア編。色遣いが変わった(大きなところでは、旗やパラソルなどの大きな布類は全体にイタリアのトリコローレに塗り替わっている)だけでなく、加筆された箇所も少なからず有。そして巻末に解説も(5巻までは基本的になかった。6冊目のデンマーク編からつくようになった)。 「なお、解説は全部したわけではなく、読者のみなさんが見て自分で考える所もたくさん残してありますので、見たり考えたりしてください」
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文字がない絵本。 イタリアの中世の街並みに、新約聖書のシーンや有名な絵画のシーンを織り交ぜて描かれたイラストの本。 旅人がその土地を馬に乗って旅しているという設定なので、その旅人を探すのも楽しい。 巻末にイラストの説明が載っている。
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イタリアの旅編 安野さんの解説付きなので、細い書き込みもチェックできる。 でも、ま他にもあるよ、という作者コメント。 気になる〜
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2017/08読了。安野光雅さんの展覧会で購入。緻密な絵でびっしり描き込まれている!しかも、キリストの生涯が描かれていた。その他にもいろんな名画などの場面が。巻末に解説があって、ふむふむと読みました。
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これはやはりイエス・キリストの連作。もっと知識があればもっと楽しめるのになあと、教養を増やしたくなる本ナンバーワンだよね。
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プレゼントで頂きました。 ただ眺めているだけでも楽しい。 様々な時代、様々な題材が共存して 一つの絵、一つの話になっているところは、 夢に似ているかもしれません。
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字のない絵本。 絵が細かくて、じっくり見てるとすごく楽しいです。 シリーズ全部揃えたいと思いました。
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-この絵本には『新約聖書』の物語を描いておこうと思いました。それは西洋の歴史や美術を考えるうえで、必ず話題になる物語ですから、キリストの教えを信じる者もそうでない者も知っておくほうがいいと思ったからです- イタリアが舞台となっている、旅の絵本シリーズ第2巻。1978年に描かれた...
-この絵本には『新約聖書』の物語を描いておこうと思いました。それは西洋の歴史や美術を考えるうえで、必ず話題になる物語ですから、キリストの教えを信じる者もそうでない者も知っておくほうがいいと思ったからです- イタリアが舞台となっている、旅の絵本シリーズ第2巻。1978年に描かれたものを2006年に印刷しなおしたもの。巻末に、各ページの絵について、作者の解説が加えられていて、イタリア関連トリビア満載。絵の中にキリスト教関連のシーンが多いので、解説も必然的にキリスト教について触れており、キリスト教を学ぶ初歩としても面白い。
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安野光雄 絵。 文章は無いが、旅人が色んな国を通り、その絵の中で、赤ずきんちゃんが狼に襲われそうになったり、3匹の子豚が家を建てていたりと、多くの物語の一場面が登場。 多くの本を読んできた人が、より楽しめるという遊び心満載の絵本。
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