“文学少女"と穢名の天使 の商品レビュー

野村美月【著】

2009/10/07

今回はオペラ座の怪人がテーマでした。これまでに読んだことがないので、その分おもしろさが減少していながら読んでいたと思います。本作は、いままでよりも物語の始めの部分を長く感じました。これまでの巻では、読んでいる途中で長い中断をはさむことなく読んでいたのですが、本作では、途中で５日ほど日にちを開けて読んでしまったために、出来事のスジ追いが面倒くさくなったから長く感じたのかも知れません。316ページ中の194ページあたりから話がテンポアップして非常におもしろくなり、277ページからは熱が入って読んでいました。

どうして、話の最後に向けて大変すばらしいと思うような構図や展開で書くことができるのでしょう。オペラ座の怪人のファントムを想うことで、話自体も全く予想がつかないわけでもなさそうなのに、どうしてでしょうか、読み切って思うことは「すごい」のひと言です。もう、わかりません。自分がこの作品に対する値打ちはどうしたらいいのでしょう。はっきりとしている感情は、「私は大好きだ」ということです。

2008/05/06　　22:40　　自室にて読了

2009/10/04

戯言シリーズの『いーちゃん』の鏡が『零崎人識』だとしたら……心葉の鏡が登場する第４弾です！

二人と一人の二段階に分けた心情の告白に食傷気味。
どこまで登場人物たちや読者を打ちのめすのだろうってぐらいに連打してきます。

胸が締めつけられるように、苦しい読後感でした。
誰もが何かを失ったせいだからでしょうか。だとすると、遠子先輩が失った、または
これから失うものは何でしょうか……。
三巻の爽やかなラストがなつかしい……。

誰にもわからなかった『井上ミウ』の正体を、調べてわかったって、それを得意とする
マスコミにもわからなかったのにどうして彼が知ることができたのでしょうか？
そこが一番の謎です。

いずれは遠子先輩と美羽の対決になるんでしょうけど、それが今からとても楽しみです。
次巻、ついに『二人』の話になるというので読もう、というかここまで来たら、最後まで読まずにいられませんてｗ

2009/10/04

夕歌と先生、天使

ななせ√ｗｗ
某巻、中学時代の心葉との出会い…について続き

ななせと朝倉美羽との接触を匂わせるエンド
『オペラ座の怪人』ルルー
『かわいい女・犬を連れた奥さん』他

2009/10/04

ななせちゃんがメインのお話。天使様があまりにも優しくて、後半はもーボロボロ泣きました。やっぱり遠子先輩は私にとっても心葉くんにとっても癒しだ・・。今回の題材は「オペラザの怪人」。

2009/10/04

紀伊國屋２件梯子してやっと見つけた。。。
３巻目がなかったので、仕方なく４巻目購入。
今回は遠子先輩より心葉くんのほうが活躍してた。

2011/07/20

私の住んでいる街の図書館には“文学少女”シリーズは1-3巻と5巻目は所蔵されているのに、この4巻目はないのです。だから、購入リクエストをしてみたところ、隣の市の図書館から貸し出されてきました。公立図書館の蔵書ってどうやって決めてるのかなあ。ちょっと謎。

2009/10/04

オペラ座の怪人を下地にしていて、お話自体は悲しくて綺麗な感じ。まー毎回同じパターンです。しみじみ可哀想だなぁ、と思えました。

2009/10/04

本を食べることだけは個人的に納得がいかないけれど、話の中身やイラスト等が全般的にお気に入り。事件の内容や登場人物の感情は激しすぎですけどね。そろそろラスボス？が登場しそうで期待大です。

2009/10/04

主人公に思いを寄せる女の子。そんな彼女の親友のお話の第4巻。
音楽の天使とオペラ座の怪人。

2009/10/04

大好きです。
胸にきゅんと来る。毎回遠子先輩が話す文学作品が気になる。
本を読みたくなってきます。