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氷結の森 の商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2014/01/02

久々のハードボイルド小説。なぜ今まで気づかなかったんだとゆうぐらい、わたしの好きな要素盛りだくさんな小説でした。凍てつくような北の大地での、漁、狩り、革命、戦い。矢一郎さんの格好良さにアクの強い登場人物たち。わたしは大満足ですが、年明け早々読む小説としては間違ったかも(笑)

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2013/11/08

マタギ3部作の3作目。 完全なハードボイルドになっちゃってる。 自分の好みとしては、 邂逅の森(2作目)→相剋の森(1作目)→氷結の森(3作目) 2013.11.8読了

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2013/09/24

この時代の本はあまり読まないのだが、面白かった。 マタギ3部作の中で一番好きです。1、2部との関連性はほとんどありません。

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2013/05/04

なんちゃらの森三部作かと思ったらずいぶん毛色が違うのな。狩りという行為を更に突き詰めて書きかったのかと思うけど大成功とは言い難い。樺太には凄くロマンを感じる。ニブヒとか興味深いし、書きたい事沢山あったんだろうな。尼港事件の書き込みが甘い。主人公モテ過ぎ。スピンオフ的に登場する富山...

なんちゃらの森三部作かと思ったらずいぶん毛色が違うのな。狩りという行為を更に突き詰めて書きかったのかと思うけど大成功とは言い難い。樺太には凄くロマンを感じる。ニブヒとか興味深いし、書きたい事沢山あったんだろうな。尼港事件の書き込みが甘い。主人公モテ過ぎ。スピンオフ的に登場する富山の薬売りにニヤリ。

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2013/01/15

マタギのシリーズと思って読むと ちょっと いや ずいぶん違うよな感を持ってしまう。 「邂逅の森」「相剋の森」と進んできた読者に 三部作目完結編というのは かなり 無理がありますね。 ただ エンターテイメントとしては極上だと思います まるで、アメリカ映画「ダイハード」だな と思...

マタギのシリーズと思って読むと ちょっと いや ずいぶん違うよな感を持ってしまう。 「邂逅の森」「相剋の森」と進んできた読者に 三部作目完結編というのは かなり 無理がありますね。 ただ エンターテイメントとしては極上だと思います まるで、アメリカ映画「ダイハード」だな と思いました。 たた

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2012/05/04

途中までは文句なしに面白い。のめり込んだ…けど、ロシアへ渡る頃から都合良過ぎるのと、もて過ぎるのと、有り得なさすぎるがストーリーを追い越して冷めてしまった。舵取り間違ってる感が漂ってたけど、それはないだろう…と最後には溜息を付いてしまった。

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2011/09/16

森シリーズ完結、との事。 前2作品と比べ、ちょっと毛色の違う作品。なかなか濃厚で面白い。主人公の翻弄されるような運命が意外とスリルとサスペンスに満ちている。 本当に以外と面白い。

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2011/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「森シリーズ」−「マタギ」=「ハードボイルド近代史」 タングーク可愛いよタングーク まぁ、これはこれで面白かったけど、森シリーズと思って読むと期待を裏切られるかな ロシア革命について、少し調べてみたくなりました。

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2010/08/25

やっと読みました。「森」シリーズ3部作の完結編。 1作目の「邂逅の森」が傑作で、2作目の「相克の森」は少し期待はずれで、おそるおそるの3作目です。 日露戦争の後の樺太(サハリン)、鰊(にしん)漁の船の上から物語は始まります。 かつて秋田の山でマタギをしていた矢一郎は、わけ...

やっと読みました。「森」シリーズ3部作の完結編。 1作目の「邂逅の森」が傑作で、2作目の「相克の森」は少し期待はずれで、おそるおそるの3作目です。 日露戦争の後の樺太(サハリン)、鰊(にしん)漁の船の上から物語は始まります。 かつて秋田の山でマタギをしていた矢一郎は、わけあって北へ逃れ、鰊漁や森林の伐採などをしながら、流浪の生活を続けていた。 極寒の地で体を酷使し、荒っぽい男たちとのいさかいや争いごとにもまれながらも、決して成功や安住を望もうとしない。 ある日、顔に火傷を負った男が矢一郎を探してサハリンにやってくるという噂を耳にし、海辺を離れ山の中へ、そして、海峡を越えてシベリアへ。 シベリアでは、ロシア革命の火種が徐々に広がりつつあった。 死に場所を求めながらも、人への想いや約束を捨てきれずに生きぬく道をたどってしまう一人の男の物語。 これまでの自然との対峙を軸にしたスタンスとはまったく異なり、より人間にフォーカスした内容。 開拓、革命、戦争と、人間の本質が現れやすい状況をスピーディーに展開することで、緊迫感と疾走感に満ちた物語になっています。 先が気になって一気に読める、というタイプの小説ですが、その分、じっくりと読ませる、という読みごたえの部分ではやや物足りない気も。 あと、主人公が、背が高くて、肝が据わっていて、わりと二枚目で、けんかも強くて、射撃の腕は超一流、なんていうところも、「ちょっと出来過ぎじゃないの?」と思ったりして。 「相克の森」よりよかったけど、「邂逅の森」には及ばず、という感じかな。

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2009/10/07

2/23借 2/29通読 これで森の3部作完結。前2作はマタギというものが色濃く出てたが、今作は設定の意味付け程度になって居たような。前2作のような感じだと思っていた分肩透かしな感じ。 普通に読む分には楽しめたけれど。(偉そうだな)

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