GO の商品レビュー
一番好きな小説、自分と主人公の境遇がかなり似ているから でも感情移入できるから好きというのもなんか安直で嫌なので星3つ。本当は星5つ。
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広い世界を見るんだ そして自分で決めろ 何度読んだかわからない 中学生の時に読んで衝撃を受けた 映画化もされて何度も見た 私の人生に大きな影響を与えてくれた作品
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何度読んだかわからない。人生でもっとも好きな本の一つ。10代、20代のころはかっこよさや語り口の軽快さに好きの焦点をあてていたけど、30代の門をくぐってから読み返してみて、"GO"のタイトルに再度感銘を受けた。この本は、すごい。 広い世界を見るんだ。
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僕もお父さんも不器用だけど、情に厚くて、どこかキュートで、魅力的な人物だった。 語り口がとても読みやすくて面白くてスイスイと進んでしまった…! 今でこそ色々な場所と行き来が増えて、色んな人との繋がれるようになって、それはそれでまた新しい問題が出てきたりしているけど(問題がゼロに...
僕もお父さんも不器用だけど、情に厚くて、どこかキュートで、魅力的な人物だった。 語り口がとても読みやすくて面白くてスイスイと進んでしまった…! 今でこそ色々な場所と行き来が増えて、色んな人との繋がれるようになって、それはそれでまた新しい問題が出てきたりしているけど(問題がゼロになることなんてないんだろうけど)、この頃はとにかく自分たちが正しくて、他を受け入れると色々な不都合が出てくるから、差別が存在して、巻き込まれて苦しむ人がたくさんいたんだなあと思う。 友達の正一と僕の会話は賢くもあり、温かさを感じることもあり、ずっと見ていたいなと思った。 お父さんも息子が大好きで、守ろうとしている気持ちが伝わってきたし、僕も反抗しながらも父のかっこよさを感じていることかあつかった…。 僕の恋も、どこかで通じ合っている2人がとても素敵だった! 読んだのは学生の時だったから10年以上も前になるけど、今回もとっても面白かった〜!
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スピード感のある文体。スッキリしていて読後感がたまらない。筆者の体験も含まれているであろう内容は地に足が着いた雰囲気の漂う、リアリティがあり読み飽きない。
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アウトローな感じが、めちゃくちゃ好きなんだよな。 いい小説だと思う。 映画もなんか好きだったんだよな。何故か。 俳優の窪塚くんが最高にかっこよかったときだね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
杉原 朝鮮籍→韓国籍。中学まで民族学校『朝鮮学校』に通っていたが、日本の私立の男子高に進学する。 秀吉 杉原の父。在日朝鮮人。韓国の済州島生まれ。ハワイに行くため、韓国籍を取得する。日本ランキングに入ったことのあるライト級の元プロボクサー。パチンコの景品交換所を営んでいる。 道子 杉原の母。朝鮮籍。日本で生まれ、日本で育ち、十九歳の時に御徒町のアメ横でオヤジにナンパされ二十歳で杉原を産んだ。韓国籍を取得する。 息子のバカさに呆れている。 加藤 杉原の高校の同級生。広域指定暴力団の幹部組員の父親を持つ。 日本人。 竹下 杉原と同じ高校で加藤といつもつるんでいる。 桜井椿 加藤の誕生パーティーで知り合う。有名な私立の共学校の三年。 桜井の父 東大卒の有名企業のサラリーマン。 タワケ先輩 杉原の二つ上の先輩。剛毛。タワシの毛のように硬い。 正一(ジョンイル) 在日韓国人の父親と日本人の母親のあいだに生まれた。杉原の民族学校時代からの親友。 ナオミ 杉原の母親の同級生。 元秀(ウォンス) 杉原の民族学校時代の悪友。
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敢えて《若者》という幻像の如き言葉を使うが、私はいち若者として、本作から迸るような熱いエネルギーを貰った。 在日問題云々に留まらない、もっと純粋で強烈なエネルギーだ。 窪塚洋介主演の実写映画もとても良かった。 この作品を薦めてくれた友人に感謝する。 実写映画を観てから小説に移る...
敢えて《若者》という幻像の如き言葉を使うが、私はいち若者として、本作から迸るような熱いエネルギーを貰った。 在日問題云々に留まらない、もっと純粋で強烈なエネルギーだ。 窪塚洋介主演の実写映画もとても良かった。 この作品を薦めてくれた友人に感謝する。 実写映画を観てから小説に移るのがいいかもしれない。
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とても読みやすかったし、色々考えることがたくさんあった。 でも個人的に性描写が苦手で…。 我が子も高校生くらいなら読めるかな。
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高校時代に擦り減るくらい読んだ。答えの出ない葛藤が、生きてることを実感させてくれる。この本の2人のように大人になってもそういう違和感にぶつかり続けたい。
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