看護職者のための政策過程入門 の商品レビュー
国立・公立大学についての平成3年以降の看護系学部の設置増については、この本を先行研究として見ることができた。やはり私立大学系看護学部の増設については、この文献を含めても実証的な研究がないため、修士論文研究して取り組む上で、新規性は保たれたと少し安心している。 職能団体の悲願を叶...
国立・公立大学についての平成3年以降の看護系学部の設置増については、この本を先行研究として見ることができた。やはり私立大学系看護学部の増設については、この文献を含めても実証的な研究がないため、修士論文研究して取り組む上で、新規性は保たれたと少し安心している。 職能団体の悲願を叶えるために、政治団体を結成し政策に積極的にアプローチしていく看護職の姿に感銘を覚えるとともに、現在の勤務する職能グループとしては、与えられているものが多すぎて、社会的困難の障壁を駆逐し、政治的参画を果たしていくという思考パターンにはつながらないものと感じられた。 満たされていないことが、社会的な活動力を生みうるとことが本書から見ることができた。
Posted by
- 1