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ルピナス探偵団の当惑 の商品レビュー

3.7

48件のお客様レビュー

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2023/01/12

登場人物が大好きになりました!会話が洒落ていて 面白い。 3話の前に、尾崎翠の琉璃玉の耳輪を先に読みました。

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2022/11/18

初出は1994年だということですが、濃い昭和感が漂っていますね。人物のキャラクターも濃い。掛け合いも濃い。ミステリーでありながら、笑いが止まりません。決して笑える結末ではないのですけれど。

Posted byブクログ

2020/05/30

2作目が読みたくてこの本を読んだ。 ホワイダニットが散りばめられた上質なミステリーで、会話文が中心だけどそれも面白かった。 強烈な主人公の姉のキャラにイラつくこともあったけど笑 たまに出てくるには面白くて笑える。 切ない真実にちょっとしんみりするけど。

Posted byブクログ

2020/03/13

主人公の姉と上司に関しては問題ありとは思うが、主人公たち4人は魅力的だと思う。ミステリとしては後で追加された3作目が1番良い。2作目は遺体を動かす事を許した主人公の姉に対しての怒りマックス。

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2019/06/14

もとは少女小説文庫に書き下ろしたものだったそうですが、しっかり本格です。視点の女子高生の姉が破天荒な警察官という事情もありますが、高校生探偵団が扱うのは学校内の事件ではなく普通の殺人事件。視点の女子高生が実は探偵役だったのが新鮮でした。探偵視点って珍しい気がします。姉だけでなく探...

もとは少女小説文庫に書き下ろしたものだったそうですが、しっかり本格です。視点の女子高生の姉が破天荒な警察官という事情もありますが、高校生探偵団が扱うのは学校内の事件ではなく普通の殺人事件。視点の女子高生が実は探偵役だったのが新鮮でした。探偵視点って珍しい気がします。姉だけでなく探偵団となる友人二人と化石しか頭にない主人公が思いを寄せる祀島くん、姉の上司までキャラは全部個性的で(少し抜けていて)インパクトがあります。これがガッツリ本格なのが嬉しい。特に最終話は最後の一行まで素晴らしかったです。楽しみました。

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2019/05/31

元は少女小説だったそうで、小・中学生の頃に愛読していたコバルト文庫を思い出したりもしてあの頃のワクワクは簡単に取り戻せるものなのだなと妙に感心しながら読み進んでゆき、3作目の大女優の右手でガツンと食らった。

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2019/04/25

直感に優れた彩子、行動力のあるキリエ、おっとり肉食系美少女摩耶、彩子の憧れの君祀島が、彩子の姉で刑事の不二子に振り回されつつ、難事件を解決。大胆なトリックは新本格に近い。 設定として珍しいというわけではないが、登場人物が、犯人やらその周囲を含めて皆魅力的。ミステリとコメディがいい...

直感に優れた彩子、行動力のあるキリエ、おっとり肉食系美少女摩耶、彩子の憧れの君祀島が、彩子の姉で刑事の不二子に振り回されつつ、難事件を解決。大胆なトリックは新本格に近い。 設定として珍しいというわけではないが、登場人物が、犯人やらその周囲を含めて皆魅力的。ミステリとコメディがいい割合で含まれており、会話のテンポもよいので飽きない。人物紹介であっさりネタバレしているのも面白い。しかし、不二子は鬼畜すぎるな。

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2018/11/12

再読 2巻で反省している通りミステリらしいミステリ 解説の通りチェスタトンや泡坂作品のような 気づけばなぜそう思えなかったのか納得の謎解きが秀逸 言うまでもなく文章も素晴らしい 2013/11/23 もとは1994年から95年に 講談社ティーンズハート(十二国記のホワイトハート...

再読 2巻で反省している通りミステリらしいミステリ 解説の通りチェスタトンや泡坂作品のような 気づけばなぜそう思えなかったのか納得の謎解きが秀逸 言うまでもなく文章も素晴らしい 2013/11/23 もとは1994年から95年に 講談社ティーンズハート(十二国記のホワイトハートの前身)からでた作品の改作 つまり少女向けライトノベルにおけるミステリであり 赤川次郎作品てきなおもむきの 殺人事件がおこるが陰湿さはあまりなく 探偵役の主人公一行は事件にまきこまれても泰然としていなければならないふう ミステリに詳しくない目から見ても事件内容は相当変わっているが 登場人物の奇抜は決してそれに劣らない 「普通の少女」である主人公は充分に胡乱だし その憧れの人である祓島龍彦(『絶望先生』の久藤准調)あたり突き抜けては 作者が楽しんで書いていそう

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2015/05/12

とても面白かったのだけど、主要人物の中に傍若無人に振る舞う人が二人もいると読んでいて疲れる。 姉だけでよかったのでは? 意味のわからない箇所がちょっと多いかな。 ミステリーの謎や雰囲気はとても良いのに残念

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2014/08/11

女子高生三人組と主人公の想い人である博識男子高校生が事件の謎を解くミステリ短編集。日常の謎ではなく、解くのは殺人事件です。コミカルなキャラクターが青春してますが、文体は軽すぎず謎も魅力的。 「冷えたピザはいかが」 謎が面白い。導入のためかキャラ紹介が長めかな。 「ようこそ雪の館...

女子高生三人組と主人公の想い人である博識男子高校生が事件の謎を解くミステリ短編集。日常の謎ではなく、解くのは殺人事件です。コミカルなキャラクターが青春してますが、文体は軽すぎず謎も魅力的。 「冷えたピザはいかが」 謎が面白い。導入のためかキャラ紹介が長めかな。 「ようこそ雪の館へ」 ムード満点の館もの。密室殺人とダイイング・メッセージ。それぞれの独創的な推理が面白い。 「大女優の右手」 これは好みです。完成度高く余韻も残りました。何故死体から右手が消えたのかという謎を、パズル的な問題だけでなく、物語の中で上手く消化していました。

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