真夜中の五分前(side-B) の商品レビュー
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必ず前後編と巻が分かれていることが重要。結末はあまり覚えてないからもう一回サラッと読んでも良いかもしれない。
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恋愛の話は良いのに、ビジネスの話になると途端にリアリティがなく異様に感じてしまった。主人公がバーのオーナーの奥さんについて会話するシーンにデリカシーの無さを感じてゲンナリした。。。勿論それが主人公の特徴であり、登場人物イコール作者ではないが。 でも恋愛の話は良かった。主人公と尾崎...
恋愛の話は良いのに、ビジネスの話になると途端にリアリティがなく異様に感じてしまった。主人公がバーのオーナーの奥さんについて会話するシーンにデリカシーの無さを感じてゲンナリした。。。勿論それが主人公の特徴であり、登場人物イコール作者ではないが。 でも恋愛の話は良かった。主人公と尾崎のタクシーの話と、占い師の話がとても良かった。11時55分が指す伏線回収は本当に素晴らしかった。
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ストーリーも最高に面白いながら考えさせられた点を書き残しておきたい。 かすみとゆかり。 一卵性双生児の二人が2つの人生を共有しあい、かすみの中のかすみとゆかり、ゆかりの中のかすみとゆかり、お互いの中で2人が存在し4人の人格が存在している感じにも見える。しかし逆に二人で1つの人格の形成も無意識に行っているようにも感じられる不思議さ。本来1人ずつの人格なので2つのはずがそうならない混乱が薄気味悪く残る。 かすみの死はそこを決定づけてしまうもので、周りの人間達の混乱ぷり、本人ですら分からなくなるほどの様子。 自分達は一体本当に何をみて認識しながら確認しながら暮らしているのかが分からなくなってきた。 次の日が今日の延長で同じ継続線上の「当たり前」の普遍性を伴うものと何故信じられるのか?疑った事もないような気がする。 自分が曖昧で漠然と処理しすぎている事への疑問すら覚えた。不思議な作品となった。
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生き残ったのは、「かすみ」なのか「ゆかり」なのか、当の本人にもわからないという曖昧さにゾクッしました。 「かすみ」もしくは「ゆかり」が主人公に「私に名前をつけて」と迫りますが、主人公は敢えて「ゆかりさん」と彼女に声をかけます。 かすみとのことを過去のことにしないと、この先の人...
生き残ったのは、「かすみ」なのか「ゆかり」なのか、当の本人にもわからないという曖昧さにゾクッしました。 「かすみ」もしくは「ゆかり」が主人公に「私に名前をつけて」と迫りますが、主人公は敢えて「ゆかりさん」と彼女に声をかけます。 かすみとのことを過去のことにしないと、この先の人生が混沌として、平穏に過ごすことができないと主人公は考えて、「ゆかりさん」と呼んだのではないかと思いました。
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前作が甘い終わり方をしていたので このsideBは最高の裏側といった感じ 前作がただの序章に過ぎなかったと思わせる強烈な展開に大興奮してしまった。 また読み直してフレーズ残したい。
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軽い気持ちで読み始め、夜中に読み終えた。 明日仕事が休みで良かった… それぐらい個人的には気に入りました。 なんか読み終えて心がざわつくような、でも読んで良かったと思える作品。
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なんだかまとまりきっていない。 大学時代の彼女水穂、双子の姉妹とその妹の夫、仕事場の人間、新しい仕事場の人間、仕事でかかわっているバーの人間と、たくさんの人が出てきて、主人公はそれぞれと複雑な関係を築いているが、話が飛び飛びになってわかりづらい。 全体としては主人公が行き詰って...
なんだかまとまりきっていない。 大学時代の彼女水穂、双子の姉妹とその妹の夫、仕事場の人間、新しい仕事場の人間、仕事でかかわっているバーの人間と、たくさんの人が出てきて、主人公はそれぞれと複雑な関係を築いているが、話が飛び飛びになってわかりづらい。 全体としては主人公が行き詰っている感じや、主人公の人間像を共通のものとして描きたいのだろうが、彼が何を考えているのかも伝わってこない。 ラストもはっきりとしない。 水穂の話は解決したようだが、私の中で一番存在感のあったかすみとの関係の描写が足りないと感じた。 この本は水穂の話だったのか? 双子をミステリっぽく扱ったのに解答が示されないことも不満。 内容紹介にある「驚愕のエンディング」、「極限の愛」というものはちっとも感じられなかった。
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★2009年1月29日 10冊目読了『真夜中の五分前 SIDE-B』本多孝好著 評価B SIDE-Aは結構筋書きに変化があって面白かったので、期待してSIDE-Bに入ったのですが、うーん 何か消化不良の結末で、意外性もないし正直がっかりのストーリーというのが感想です。もっと良い物...
★2009年1月29日 10冊目読了『真夜中の五分前 SIDE-B』本多孝好著 評価B SIDE-Aは結構筋書きに変化があって面白かったので、期待してSIDE-Bに入ったのですが、うーん 何か消化不良の結末で、意外性もないし正直がっかりのストーリーというのが感想です。もっと良い物語を本多氏なら書けたと思えるだけに残念ですね。
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