ラベルのない缶詰をめぐる冒険 の商品レビュー
退屈な毎日の僕。ラベルのない缶を買ったら、なんと人の指先(?!)のようなものが入っていた。近所の変わり者の女の子に相談したら、一緒に事実を突き止めようとなり。。。 という話。 ゆるい冒険小説かなとおもいきや、かなりコワかった。ワクワクして読めた。 就活の時にラベルシールをつくる...
退屈な毎日の僕。ラベルのない缶を買ったら、なんと人の指先(?!)のようなものが入っていた。近所の変わり者の女の子に相談したら、一緒に事実を突き止めようとなり。。。 という話。 ゆるい冒険小説かなとおもいきや、かなりコワかった。ワクワクして読めた。 就活の時にラベルシールをつくるメーカーに興味があり、「ラベル」に関する本を捜してたときに見つけた本。
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アレックスシアラー!!!って感じの話の持っていき方。 夜寝る前に読み始めたら、結局全部読んでしまった。 大人が子供の話すことを真面目に聞いてくれないもどかしさとか、缶詰で賭けとか、時々読み返したくなる本だった。
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アレックスシアラーさんの児童書。 好きだな、この人たち。 訳者さんの訳も軽快で巧妙だなと思った。 大人に対する子供のジレンマがなかなか。 缶詰を集めるだけの子供の話なのにこんなに広げるとか…すげえ…。 エグい表現もあってただのキレイな話じゃないというか。 秀逸。
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この人の本は最初からすごく引き込まれるものが多いのに,この本は,最初はちょっと頑張って読み進めた感がある。缶詰に興味がないからかな…? 結局,どうやってピアスだけが缶詰に入ったのかは,よく分からないし,その類いの缶詰のラベルが偶然はがれたも,機械が詰まったとか,糊付けが,とかいう...
この人の本は最初からすごく引き込まれるものが多いのに,この本は,最初はちょっと頑張って読み進めた感がある。缶詰に興味がないからかな…? 結局,どうやってピアスだけが缶詰に入ったのかは,よく分からないし,その類いの缶詰のラベルが偶然はがれたも,機械が詰まったとか,糊付けが,とかいうだけじゃ,ちょっと納得しづらいような… アレックスシアラーさん好きだから,期待し過ぎたのかも。普通に面白いけど,予想よりは下だった。
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こんなお話は初めて。すごく怖い。缶詰恐怖症になっちゃう。 そんなこと思ってたらご飯に缶詰使われてたりしたりしたらどうしようって怖くなった。 だけれど、このお話は、読むべき。
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スーパーで格安で売られているラベルのない缶詰をファーガルはコレクションし始めます。 ある軽い缶詰の中に入っていたのは…。 この前読んだのがスノードームだったので、ちょっとギャップが…。 ハラハラどきどきちょっと缶詰を開けるのが怖くなるお話です。
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表紙と題名からして、もっとほんわかした話かと思ったらだまされた!(笑 でも、だまされて良かったと思えるくらいどきどきして面白かったです!
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どんな内容の本かわからないけど、アレックスシアラーの本なら間違いないと思って読み始めました。 すごく怖かったので、どきどきした。 先が気になって、結局2日間で読み終えてしまいました。 チェンジリングのような、怖さです。 何か失ったときの怖さと、子どもを信じてあげられない親。 親...
どんな内容の本かわからないけど、アレックスシアラーの本なら間違いないと思って読み始めました。 すごく怖かったので、どきどきした。 先が気になって、結局2日間で読み終えてしまいました。 チェンジリングのような、怖さです。 何か失ったときの怖さと、子どもを信じてあげられない親。 親のプレッシャーにつぶされそうな子ども。 なんだか多くのことを考えさせられたけど、子どものやりたいようにやらせてあげてほしいって思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
原題は"TINS"。缶詰の意味。解説は,あさのあつこ~ファーガルは硬い髪と遠視メガネで目が大きく見えるため,風変わりな博士の助手と噂される。母と買い物に行ったスーパーの見切り品ワゴンで数ペンスで買える,ラベルのない缶詰をみつけ,コレクションすることを決めた。本を出した本棚が缶詰で一杯になる50個目,もうこれ以上増やしてはならないと母に告げられ,目をつぶって選び開けることになった缶詰からはスリーパーという金のピアスが現れた。これは,と思って買った缶詰からは驚いたことに人の小指が入っていたが,相談する相手はなく,冷凍庫で凍らせて保存し,次の缶詰を探すことにした。勘が閃いて手にしたラベルのない缶詰には,もう一人の手が伸びていたのだが,それは同年配の少女で,名前はシャーロットということが分かり,両者とも同じ趣味を共有することが直ぐに理解でき,缶詰も中身も共有し,翌日の日曜日にシャーロットの家で開封することを取り決めた。ファーガルはピアスと指,シャーロットは指輪と耳。指輪は指に,ピアスは耳にぴったり。数週間が経って発見した小さく丸められた紙には"HELP"の文字が書き込まれ,缶詰に刻印されたコードを手掛かりに,誰かが救助を待っている缶詰工場の割り出しが始められたが,いくらスーパーでラベルのある缶詰を調べても手掛かりが得られない。シャーロットが旅行から帰ると,ファーガルは一週間前から行方不明になっている。シャーロットがラベルのない缶詰を開けると,ラベル用紙数枚に小さな字でファーガルからの通信が書き込まれていたが,シャーロットの母も応じず,ファーガルの母は自分の実家に行っており,警察でも信用されないため,シャーロットはファーガルの忠告に従わずに,20km先のペットフード工場に一人で出掛けざるをえなかった・・・~作者はイギリス1949生まれ。脚本家であったが,作家に。解説のあさのあつこは「とても,奇妙で不思議でどこかおぞましくさえある。・・・楽しくて胸がくすぐったくなる。泣けて,泣けて・・・・涙がとまらない。・・・最後のどんでん返しもすごかった。・・・おぞましいのに爽快だった。・・・」と解説しているが,奇妙で,不思議で,おぞましい,というのはその通り,泣ける,ことはなかったな。指と耳だけがミンチにされずに缶に詰められるってことはないだろう。こども向きというか,ありえない設定をすることで「嘘だけどね」と言い訳をしている気がするが,どうだろう
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久しぶりのアレックス・シアラー♪ ドキドキハラハラの展開。こども視点のストーリー展開。シアラーらしい一冊。 ただ……ちょっとビックリしたとこもあったけどね。 でも『スノードーム』よりは驚かなかったかな~。 『スノードーム』ほど異色ではない。
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