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仮説力 の商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2009/10/04

コマ大数学科でおなじみの竹内薫が書いた本。 仮説力を普段の生活や仕事などに生かしていこう!というもの。 文系の人を対象に理系の頭(仮設→検証の流れ)を紹介するもので そんなに難しくはなく読みやすいです。 人によっては物足りなく感じるかも。 理系の自分も普段の生活に仮説力を使えて...

コマ大数学科でおなじみの竹内薫が書いた本。 仮説力を普段の生活や仕事などに生かしていこう!というもの。 文系の人を対象に理系の頭(仮設→検証の流れ)を紹介するもので そんなに難しくはなく読みやすいです。 人によっては物足りなく感じるかも。 理系の自分も普段の生活に仮説力を使えていなかったので ためになったと思います。(角田)

Posted byブクログ

2009/10/04

この著者の本はおもしろいなと思っていたこともあり、ブックオフでたまたま見つけて、冒頭の「現代は仮説の時代である」という主張に興味を持って購入。 内容は、科学的な思考(=仮説力、脳内シミュレーション)というものがビジネスにも応用できる例を、物理学や数学の問題を通じて紹介している...

この著者の本はおもしろいなと思っていたこともあり、ブックオフでたまたま見つけて、冒頭の「現代は仮説の時代である」という主張に興味を持って購入。 内容は、科学的な思考(=仮説力、脳内シミュレーション)というものがビジネスにも応用できる例を、物理学や数学の問題を通じて紹介している。主張がちぐはぐだったり、章立ても首尾一貫してない点はありますが、短くて軽い読み物としてオススメ。 この本を読んで頭をよぎったのが、北京予選の野球日本代表の韓国戦で、決勝スクイズを決めたサブローの「頭の隅にスクイズの可能性があったので、対応できた」という言葉。一流のスポーツ選手は常人では思いつかない「仮説」をいくつも頭の中に持っている。 ?科学的な思考とは「観察→実験→理論に基づく行動→検証」で、科学がやっていることはこのプロセスの繰り返しである。 ?科学は反証可能だが、科学でないものは反証可能ではない。例えば、「社会主義」とか「宗教」は反証可能ではないので「科学的」ではない。 ?仮説構築に必要なのは、情報収集と経験である。ビジネスの場に立つ前に、事前に様々な「仮説」を準備しておくことで、その場でのパフォーマンスが変わる。更にそれを現実の経験によって絶えず検証していくことが大切。 ?物事を決める可能性のある様々な要因の中で、見方を変えてみて、データを様々な角度から見ても同じものが、物事の本質である。 ?数学の問題は、発想の転換でサクっと解けるものと、粘って粘って地道にやらないと解けないものの2種類がある、という点でビジネス上の問題点に似ている。 以下明日から生かせそうな気づきを3つ。 ?.「仮説」と「思いつき」の違いが頭の中でクリアになった。 それには検証の部分が非常に大事で、常に新しい情報による検証を続けることで磨かれる。その違いは、「科学」と「科学で無い物」もっと言えば「ノンフィクション」と「フィクション」ほどの大きい違いがある。 ?.マーケティングは科学である、という再認識。 普段やってることを「科学的な思考」のプロセスに当てはめると非常にしっくりくる。 -観察(街の人のヘアスタイルや友達の話から、トレンドやインサイトを発見すること。) -実験(実際にコンセプトやパッケージにして、こちらが設定した状況でグループインタビューなどの調査で反応をとる) -理論に基づく行動(戦略に基づき、実際のExecutionとして製品や広告、プロモーションをしかける) -検証(実際にマーケットでどうだったのか、何が問題だったのかを理解し、理論をBrushUpさせていく) ?.物事に「完全な客観性」はないこと。 物事は常に状況や人間関係、目的等に規定されるので、どこまで行っても「主観」でしかない。ビジネスは人間同士の関係がお互いに影響を与える「不確定性」の高いものだと認識して、相手の立場で考える(間主観的に考える)ことが結果につながる。 クラブWorldCup決勝でゴールを決めるインザーギを見ながら、「彼がゴール前で落ち着いてるのは、事前にいくつもの仮説が頭の中にあるからなんだな」と妙に納得。日本人の「決定力不足」は「仮説力不足」だったんですね(笑)

Posted byブクログ

2009/10/04

物事を考えるときには、何らかの仮説を持つことで、良い方向に導かれるよ。だから、仮説力を上げよう、仮説ってこうやって考えるんだよ、ということを期待して購入。 みんな違うように考えるけど、科学的にこうやって考えると、実は正解はこっちなんだよ。みたいな例のオンパレード。理系の小生には、...

物事を考えるときには、何らかの仮説を持つことで、良い方向に導かれるよ。だから、仮説力を上げよう、仮説ってこうやって考えるんだよ、ということを期待して購入。 みんな違うように考えるけど、科学的にこうやって考えると、実は正解はこっちなんだよ。みたいな例のオンパレード。理系の小生には、当たり前な話しが多かったざんす。 "おわりに"にも、科学の楽しさを伝える軽い読み物とありました。 タイトルと違うじゃん。"99・9%は仮説"はおもしろかったのにぃ。 う゛〜ん

Posted byブクログ

2009/10/04

『99%は仮説』がおもしろかったので、どんなもんかと読んでみました。 期待していたより、内容が軽い感じでした。サクッと読める感じ。 客観的なHow to本じゃなくて、著者のメッセージ性が強いかなぁと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/07

なかなか楽しく読みました。高校のころから、「自分は文型?それとも理系?」となやみつつ、どちらの素養もあると思いながらこれまできたのですが、本書で指摘している理系的な頭の使い方・発想をしていることが多いんだな、と感じます。「仮説・検証のサイクル」と仰々しい表現をすることはなくても、...

なかなか楽しく読みました。高校のころから、「自分は文型?それとも理系?」となやみつつ、どちらの素養もあると思いながらこれまできたのですが、本書で指摘している理系的な頭の使い方・発想をしていることが多いんだな、と感じます。「仮説・検証のサイクル」と仰々しい表現をすることはなくても、意外と普通にやっていることが多いんだ、とか、逆にしっかりと仮説を意識・認識して、その検証を緻密にやるとその話が極めてしっかりとしたロジックになることに、改めて気付きました。こういう、自分のなかで、「なんとなく、漠然と」認識していたことを整理できると、すごくすっきり感があって、気分よく読了できました。

Posted byブクログ