ダーティ・ワーク の商品レビュー
最近、文章が舞城王太郎さんっぽいなぁと思うことがあったので、本文に名前が登場してビックリした(笑)不思議な感じにリンクしていく構成とかも、良い風に影響を受けてるんじゃないかな、と思った。ってなんだか上から目線(笑) 2008.4.22 再読。私はこんなに色々な事、事象を知らない...
最近、文章が舞城王太郎さんっぽいなぁと思うことがあったので、本文に名前が登場してビックリした(笑)不思議な感じにリンクしていく構成とかも、良い風に影響を受けてるんじゃないかな、と思った。ってなんだか上から目線(笑) 2008.4.22 再読。私はこんなに色々な事、事象を知らない。自分の周りのたくさんの名詞を覚えられないのですごいなあと思う。 2015.3.9
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絲山秋子流の家族のお話とでも言いましょうか。適齢期の人が読んだら結構痛いとこ突かれるのでは?個人的に絲山秋子は新刊が出るとチェックするのだけど、いつも読み進めるのが辛く(人間の持つ汚さ脆さをこれでもかと見せつけられるから)「次から新刊出ても読まない!」 と思うのだけれど、結局読ん...
絲山秋子流の家族のお話とでも言いましょうか。適齢期の人が読んだら結構痛いとこ突かれるのでは?個人的に絲山秋子は新刊が出るとチェックするのだけど、いつも読み進めるのが辛く(人間の持つ汚さ脆さをこれでもかと見せつけられるから)「次から新刊出ても読まない!」 と思うのだけれど、結局読んでしまう絲山マジック。癖。一種の麻薬。しかし、今回は前述したような感想は全くなく、むしろその逆。途中から連作短編になっているのでそれまでの人物同士のリンクが面白く。この人の作品にしては平穏な気持ちで読み終えることができました。ある意味、新境地、という印象でございます。最終章だけ語尾が変わっているので賛否両論あるとは思いますが、この章の語り主の乙女な部分を垣間見たようでキュンと来ました。7つの短編集は徐々に交差してやがて1つの物語となるので、最初から読み進めるのがマストです。
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妊娠を嫌がり恐れていた女性が、自分の意思とは関係なく自分を変えていく「生命」を自然と育てたいと思うように変わっていく。死へ向かっていたとばかり思っていた友人が、少しずつ回復していく。自分の今と未来を分断するような出来事はすぐそこに転がっているけど、本当は途切れてるわけじゃなく、少...
妊娠を嫌がり恐れていた女性が、自分の意思とは関係なく自分を変えていく「生命」を自然と育てたいと思うように変わっていく。死へ向かっていたとばかり思っていた友人が、少しずつ回復していく。自分の今と未来を分断するような出来事はすぐそこに転がっているけど、本当は途切れてるわけじゃなく、少しずつ絡み合いながら続いている。
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繋がっているのだ、と途中で気づき読み返しました。 装丁や副題?がおしゃれですきでした。 好みは辻森さんですが、熊井とTTは応援したくなりました。 皆弱くて自分勝手で人間らしかったです。
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短編集で連作。いつもながらの絲山 秋子ワールドというのか。何篇か読み進めていくうちに、連作と気がつく。まぁ、ひょっとしたら、最初はそんな気もなく書き下ろしていたのかもしれないが。。
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短編です。一つずつ丁寧に描かれていることがわかるので、私も丁寧に読みました。 連作になっていて、登場人物が他の短編にも出てきて、その人の他の面が見えたり人間関係に気付いたりします。 途中で連作とわかったので、最初からまた読み返してしまいました。 男前な絲山 さん。 サ...
短編です。一つずつ丁寧に描かれていることがわかるので、私も丁寧に読みました。 連作になっていて、登場人物が他の短編にも出てきて、その人の他の面が見えたり人間関係に気付いたりします。 途中で連作とわかったので、最初からまた読み返してしまいました。 男前な絲山 さん。 サッパリした、信頼できる作者のキャラクターが小説ににじみ出ていて価値ある一冊です。
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花屋の辻森をキーマンとした連作短編群像劇 7つの話が語られる。 辻森が登場する5番目のmiss youまでそれぞれのつながりは分からない。 なんとなく不器用で、とがっていて、世間にうまく迎合できない男や女が、実はそれぞれつながりたいと思っている人がいる というなんていうこともない...
花屋の辻森をキーマンとした連作短編群像劇 7つの話が語られる。 辻森が登場する5番目のmiss youまでそれぞれのつながりは分からない。 なんとなく不器用で、とがっていて、世間にうまく迎合できない男や女が、実はそれぞれつながりたいと思っている人がいる というなんていうこともない物語たちなんだけど そのなんてことなさがいいのだ。 キーとなるmiss youが一番ほんわかしていて好きだな。 自分の気持ちを素直に言葉に出来たらこんなに苦しまなくてすむのに と分かっちゃいるけどできない そのもどかしさがいい。 落ち込んで なんとなく引きこもりたいときに 読むといいかも
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図書館。どんぴしゃり。こういうの読みたかったんだって、またも思わせられる。熊井とTTの関係は永遠の憧れ…。
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短編集だと思って読んでいくと・・全てが少しずつリンクしている!ちゃんとメモしていかないと、あとで混乱してしまいます^^;何度もページを戻して確認しながら読みました。
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【メモ】登場人物が連鎖した短編集・連鎖が複雑すぎて分かりにくい・ギタリストの熊井を主人公として読むと分かりやすいかも?「もう一度会えたとしても、もう一度別れは来る。」しかしまた会える・「何も要らないと言えば何も要らない」から変わっていく思い
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