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万病は「背骨のユガミ」が原因だった! の商品レビュー

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2020/09/22

典型的な誤った進化論や古い情報が多く困惑しましたが、本書は1976年に発売された『背骨健康法』を加筆修正したものだと知って納得しました。「原始人はセックスが弱い」など論理として怪しい箇所も多かったです(「原始人」も「弱い」も定義が曖昧)。しかし、背骨についての大枠は外れていないと...

典型的な誤った進化論や古い情報が多く困惑しましたが、本書は1976年に発売された『背骨健康法』を加筆修正したものだと知って納得しました。「原始人はセックスが弱い」など論理として怪しい箇所も多かったです(「原始人」も「弱い」も定義が曖昧)。しかし、背骨についての大枠は外れていないと思われますので参考になるはずです。万病の原因が背骨だという主張に納得は出来ませんでしたが、数多くの症例や身体の仕組みが紹介される中で背骨を正すことで身体中の病気が治るケースがあるのだろうなと思えました。背骨の仕組みが図解されたり、症状別の改善運動がこれまた図解されていて新書の割には親切で分かりやすかったです。 >フランスの諺に"左肩下がりの下宿人は、二倍の料金を取れ"というのがある。 本書で一番印象に残った部分です。左肩が下がっていると幽門から十二指腸への角度が緩やかになり消化酵素が多量に分泌され食欲旺盛になるらしいです。つまり、右肩下がりは食欲不振になるとのことです。姿勢を見て食欲が分かるとは思っていませんでした。知識が増えて視界が変わる体験は読書の楽しみの一つですね。

Posted byブクログ