兎はウサギの形になりたがる の商品レビュー
宇宙から、動物、細菌、ウィルス、化学物質などの形状にこだわり、なぜ、それはそれの形になるのかということを徹底的に解説する。自己組織化というキーワードと、エントロピー減少を、形状の進化と結び付けるも、最後は何がなんだかわからない物理法則が出てきてちんぷんかんぷん。それを除けば、そこ...
宇宙から、動物、細菌、ウィルス、化学物質などの形状にこだわり、なぜ、それはそれの形になるのかということを徹底的に解説する。自己組織化というキーワードと、エントロピー減少を、形状の進化と結び付けるも、最後は何がなんだかわからない物理法則が出てきてちんぷんかんぷん。それを除けば、そこそこ面白い。
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[ 内容 ] 地上のつる植物や巻貝も、宇宙の渦巻銀河も、なぜからせん形を選んでいる。 天空から舞い落ちる雪は六角形を好み、ウサギはウサギの形に成長する。 およそこの世界では、ミクロの原子やウイルスから動植物、鉱物、そして星々や銀河に至るまで、すべてが形をもって存在する。 事物はなぜその形を選ぶのか? …現在の科学はそれには答えてくれない。 本書は、自然界の形がもつ謎や不思議に切り込むはじめての試みである。 形を考えれば、いままで見えなかった事物の背後の真実が浮かんでくる。 [ 目次 ] 「形の科学」へのメッセージ―科学は量から形へ 生物を形づくるブラックボックスの遺伝子―生物の“形”はこうしてつくられる 無数の星々が生み出す天空のらせん―銀河はなぜらせんを描くのか 生物が隠しもつらせん構造―人間はなぜらせん形ではないのか フラクタル幾何学―複雑さの中に単純なルールを探す 生物の形態を学問する―アロメトリーとゴム板幾何学 生物と無生物のはざま・ウイルスの幾何学―ウイルスはなぜ正20面体やらせん形か 生物の機能と形―重力で決まる植物の形 結晶に刻まれた成長の歴史―雪の結晶の形を解読する 特殊な比率「黄金比」の謎―建築物や人体の理想のプロポーション バッキーボールとシナジー幾何学―5角形と6角形からできた奇妙な炭素 宇宙の物質進化史―「自己組織化」が生み出した宇宙・生物・人間 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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これはタイトル勝ち。読みたい気持ちになるもの。 「知りたいサイエンス」シリーズは、文系の人間にも面白く読めるものもあるので期待したんだけど、タイトルほどには面白くなかった。 突っ込み不足かな、と感じたし。 でも、悪くはない。こういう視点の科学の本ってあまりないから。 矢沢サイエン...
これはタイトル勝ち。読みたい気持ちになるもの。 「知りたいサイエンス」シリーズは、文系の人間にも面白く読めるものもあるので期待したんだけど、タイトルほどには面白くなかった。 突っ込み不足かな、と感じたし。 でも、悪くはない。こういう視点の科学の本ってあまりないから。 矢沢サイエンスオフィスには期待しています。
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