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憲法9条の思想水脈 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2011/01/04

Law and JP societyという授業のレポート資料。 今まであんまり触れてこなかった分野だけど、 なるほど色々議論されるだけの複雑さを持ったものなんだ ということが分かりました。

Posted byブクログ

2010/07/15

[ 内容 ] 戦後日本を60年支えてきた日本国憲法。 その改正手続きを定めた国民投票法案が2007年5月、国会で成立した。 争点は9条である。 人類の歴史のなかで、絶え間なく繰り返されてきた戦争。 じつは、それゆえに平和を求める切実な声が途絶えることはなかった。 日本でも幕末以降...

[ 内容 ] 戦後日本を60年支えてきた日本国憲法。 その改正手続きを定めた国民投票法案が2007年5月、国会で成立した。 争点は9条である。 人類の歴史のなかで、絶え間なく繰り返されてきた戦争。 じつは、それゆえに平和を求める切実な声が途絶えることはなかった。 日本でも幕末以降、軍備撤廃を論じ、戦争廃止を訴える思想が現れ、それらが第一次世界大戦後の「すべての戦争の違法化へ」という世界の動きと合流していった。 憲法9条は、戦後、突然生まれたものではない。 世紀を越え、国境を越え、脈々と流れてきた平和運動や非戦思想の到達点にあり、平和を個人の生存権として主張する画期的な条文なのだ。 日本はいま「国益」「同盟強化」の名のもと、戦争を前提とした軍事力均衡(バランス・オブ・パワー)政策が国民を守らなかった19世紀に戻ろうとしているのか。 [ 目次 ] 第1章 憲法9条の構成と平和主義憲法の基軸 第2章 憲法9条の源流をさぐる―国家と戦争、そして法と平和 第3章 幕末・明治前期における憲法9条の思想水源 第4章 日清・日露戦争と非戦論の奔流 第5章 国際平和への模索―非戦の制度化に向けて 第6章 戦争廃止を求めて―憲法9条にいたる非戦思想 第7章 憲法9条の現れ―湧き出す非戦思想の水脈 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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