ダライ・ラマに恋して の商品レビュー
チベットは、仏教でアジアだからか、行ったこともないし今までほとんど知らなかった国なのに、読んでいてすごく懐かしいような、親近感を覚えた。 中国との関係で決して平穏とはいえないし、発展した便利な暮らしではないんだけど。 でも、コンビニと結婚してテレビと同居したら生きていける私たちに...
チベットは、仏教でアジアだからか、行ったこともないし今までほとんど知らなかった国なのに、読んでいてすごく懐かしいような、親近感を覚えた。 中国との関係で決して平穏とはいえないし、発展した便利な暮らしではないんだけど。 でも、コンビニと結婚してテレビと同居したら生きていける私たちに比べて、自分たちで生活をまわし、周りの人全ての幸せを祈りながら助け合って平和に暮らすチベットの人たちは、豊かだなと思わずにはいられない。 チベットには心を病む人がほとんどいないという。考えるのではなく、祈る。思いやりを持つ。自分たちで作った野菜を使ってみんなで作る食事。選択肢があまりない分、執着や欲も生まれにくい。病むはずないよなあと思う。 カルマのお話がすごーーーく良かった。輪廻転生の話もすごかったし、これは本当に読みながら泣いた。 この本は絶対に何度も読み返そうと思う。
Posted by
ダライラマとかチベットについてほとんど知らなかったがこの本を読んで少し知れた。ダライラマって血縁じゃなくて選ばれた人なんだ。チベットってそんな信仰心が強いのか。高地にあるんだ。たかのさんなんでそんなダライラマに会いたかったのか。チベットは近くて遠い国だと感じた。
Posted by
ダライラマ好き。だから、読んだけど、ダライラマ♡感もよかったけど、チベット密教の中身を身近なところに落とし込んでるとこがよかった。 また読む。 ダライラマの本も買う。
Posted by
ダライラマに会いたくて、チベットやラダックを訪れる旅行記。 著者の本を読むのは2冊目。ちょっとアホっぽさすら感じるほどにまっすぐで裏表のない人柄が、文章から感じられる。旅先で素敵な人とどんどん出会っていくのは、この方の人柄もあるのだろうと感じた。 先祖を仏壇にまつる日本の仏教は、...
ダライラマに会いたくて、チベットやラダックを訪れる旅行記。 著者の本を読むのは2冊目。ちょっとアホっぽさすら感じるほどにまっすぐで裏表のない人柄が、文章から感じられる。旅先で素敵な人とどんどん出会っていくのは、この方の人柄もあるのだろうと感じた。 先祖を仏壇にまつる日本の仏教は、儒教の影響を受けているというのを読んで、なるほどと思った。チベット仏教に興味がわいた。 もっとも興味深かったのは、前世の記憶がある少女の話。著者が現れたことで、前の家族と今の家族が一堂に会する場面は思わずぐっとくるものがあった。縁というものについて考えさせられる。 いつか自分もラダックに行ってみたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Kindle unlimited で読んだんだけど、今見たら、もうUnlimitedじゃなくなってる…期間限定だったのか?まぁ図書館にはあるんだけど。 旅の本としてはとてもおもしろい。たかのさんの、コミュニケーション能力に脱帽。私が旅に出るときには、こうはいかんだろうなぁ(^^; ダライラマについて、は、物足りなさが否めない。 以前、池上さんの書いた中国の近代史の本を読んだ時、ダライラマに興味を持ち、何冊か本を読んだことがあるので。 私はチベット仏教が好きだと思う。もっと知りたい。 この本にも出てきたけど、中国のチベット弾圧は、本当に胸が苦しい。早く良い方向で解決してほしい。 祈るとき、自分に都合が良いことを祈るのではなく、「生きとし生けるものの幸せ」を祈るのは、真似したいと思った。 "ここで暮らしている人たちは、たくさん考えるよりはたくさん祈るから、心を平安に保つことができるんだよ"
Posted by
たかのてるこの本は全て面白く素晴らしいが、私はこの本に一番影響を受けた。 私が今こんなに幸せなのもこの本を読んだおかげだと思っている。 この本に書かれた魔法の言葉を毎日唱えているうちに幸せになって来たように感じているので。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回は失恋によってダライ・ラマの言葉に出逢い、ダライ・ラマと面会するまでのチベット文化圏の旅を記した旅行記。 前回のラオスでのシノヤンとのその後が気になっていたので、お別れすることになってしまったのは残念だった。 でも、ダライ・ラマに突き動かされるたかのさんの今回の旅も、とても素敵だった。 まず、ラダックに住む人々の穏やかさや平穏な雰囲気が文章や写真から伝わってきて、まさに環境が人を作るのだと思った。 チベット仏教が根付いているからこそ、そこに住む人々も心穏やかになるのではないかと思う。 高地だから食べられるものも限られているけれど、それでも足るを知り、循環させて生きている彼らの豊かさが羨ましくも思えた。 チベット仏教の考えを知ることができ、ページを捲るたびに感心せずにはいられなかった。 ・カルマ、因果応報。cause and effect ・この世に永久に変わらないものはない。impermanent ・両親の死自体を恐れているのではなく、自分が両親の死によって不安になることを恐れている。 ・執着は苦痛をもたらす。執着せず、ただ大事にする。 ・自分と世界中の人の幸せは繋がっている。 ・感謝するだけでなく、行動に移す。 ・幸せな人生を送るために必要なのは、物理的な発展と心の発展。 ・不安なゴールを嘆くより、プロセスを楽しむ。 たかのさんとダライ・ラマの写真がとても素敵だった。 しかし肝心のチベット自治区では自由が制限されていて、ダライ・ラマの写真さえも飾ってはいけないなんて胸が詰まってしまう。チベットに関してもっと知りたいと思った。
Posted by
たかのてるこさんはいいなぁ ただの旅本ではない ダライラマなんて興味なかったけどすごく偉大な人なんだってわかった 執着することはよくない、変わることを受け入れなければならない 自分が日々変わるように、相手も変わる。変化を受け入れなきゃ あと、自分の幸せだけではなく、他の人や世界...
たかのてるこさんはいいなぁ ただの旅本ではない ダライラマなんて興味なかったけどすごく偉大な人なんだってわかった 執着することはよくない、変わることを受け入れなければならない 自分が日々変わるように、相手も変わる。変化を受け入れなきゃ あと、自分の幸せだけではなく、他の人や世界の幸せを願う。小さいことを言うと、あいさつをちゃんとすることでも変わる これからどうなるかって不安なことしか考えてたらキリない。どうせなら、ポジティブに考えたい
Posted by
謎に2年半ぐらいかかって少しずつ読んでしまったけど笑 私にダライ・ラマと仏教の素晴らしさを教えてくれた大好きなたかのさんの旅エッセイ! 会う人関わる人その時には必ずご縁があって、 毎日の小さな選択や人との出会いが、今とこれからの私を作っていく。 1度として同じ時は流れていかないか...
謎に2年半ぐらいかかって少しずつ読んでしまったけど笑 私にダライ・ラマと仏教の素晴らしさを教えてくれた大好きなたかのさんの旅エッセイ! 会う人関わる人その時には必ずご縁があって、 毎日の小さな選択や人との出会いが、今とこれからの私を作っていく。 1度として同じ時は流れていかないからこそ、人間の歩む道は死ぬその日まで尊いのだと、教えてもらえます。 そんな素敵なことをたかのさんのおもしろおかしい文章で笑いながら読み進めれます。笑 あとがきまでグッとくる最高の1冊!!!!
Posted by
「ダライ・ラマに会いたい」の一心で、チベット自治区(中国)、ラダック(インド)へ。 最終目的は「ダライ・ラマに会う」なのだが、チベット仏教を知るために訪れた場所や、そこで出会った人々との縁こそが著者にとって大事なものだったような気がする。 ラダックに行ってみたくなったよ。
Posted by