カリブの大海賊 バーソロミュー・ロバーツ の商品レビュー

オーブリーバール【著】,大森洋子【訳】

2012/05/13

訳者は当会にも縁が深い大森洋子さん。「楽しく短い人生、それが おれの主義だ。手綱つけられて生きるやつなんぞ、くそっくらえだ」」ひとりのイギリス人船乗りが、ある日を境に海賊になった。そういう時代だった。やがて彼は、厳格な規律と度肝を抜く戦略で”海の英雄”となる。海賊たちとその時代を描き尽くした本である。

2011/03/04

カリブの大海賊 バーソロミュー・ロバーツ
　－　オーブリー・バール 著　大森洋子 訳　－　原書房

「楽しく短い人生，それがおれの主義だ．
手綱つけられて生きるやつなんぞ，くそっくらえだ」バーソロミュー・ロバーツ

2011/03/03読了．

えー，ワンピースで２年間船を守ってたくまがイケメン過ぎたんで

名前の元ネタになったバーソロミュー・ロバーツに興味を持ちまして

読んだ訳ですが，イントロダクションからwktkしてしまいました．

だって他の海賊たちの名前もワンピースの何処かで見たことあるようなアレでして

悪名高き黒髭，ティーチとか・・・．

実際の大海賊時代の事件を元に書かれてまして

実際の新聞や雑誌の引用なんかもあって

時系列に沿ってバーソロミューたち海賊の行動が記されたりしてて．

バーソロミュー良いね！

結構面白かったよ！

リアルパイレーツオブカリビアンである

バーソロミュー・ロバーツの半生でござる．

おすのです．

2010/05/05

私は海賊もの、帆船ものの本が大好きだ。海の美しさや厳しさ、人間的な物語と自然の雄大さのあふれる良き時代なのだと思う。
ここで紹介する４冊の海賊本でおそらく広い範囲で楽しめるはずである。
今回紹介の「バーソロミュー・ロバーツ　～カリブの大海賊」は、大海賊たちを「人」の側面から知ることのできる解説書となっている。やはり海賊ものの面白さは登場人物とくに海賊船長の人物像にある。この点に関して、この本は整理して多くのことを理解できる。ちょっと面白いのは、史実に基づいた逸話による有名な海賊の人物像と、フィクションとしての痛快な冒険物語での人物像とが入り組んで、本当なのか作り話なのかどちらでもいいような微妙な奥深さを作り出しているところである。

◆海賊もの４冊まとめ
１）「海賊大全」　・・・様々な時代背景や思想、事件などの全体解説本
２）「バーソロミュー・ロバーツ」　・・・人物に着目した大海賊史
３）「宝島」　・・・古典の名作冒険物語
４）「海賊モア船長の遍歴」　・・・新しく書かれる冒険物語

2010/04/24

映画みたいなのを期待してたかな。
どちらかと言えば、歴史書のよう。

訳も、あんまり上手くない。

ただ黒人奴隷やその貿易の歴史、搾取される船乗りなどの
視点で読むことは興味深かった.