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ニューヨークの天使たち。 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2012/02/04

ニューヨークで出会った人たち、 思いがけなく遭遇したシーンから やさしい視線で、天使を見つめる作者。 言葉の通じない旅先で、怯えていたとき、不意に現れた紳士から 「心を開きなさい。どこに行っても人は人なんですよ。 あなたが心を開けば、相手も心を開いて接してくれる」 そう声掛...

ニューヨークで出会った人たち、 思いがけなく遭遇したシーンから やさしい視線で、天使を見つめる作者。 言葉の通じない旅先で、怯えていたとき、不意に現れた紳士から 「心を開きなさい。どこに行っても人は人なんですよ。 あなたが心を開けば、相手も心を開いて接してくれる」 そう声掛けられ、じゃあさよなら・・・と別れた後、 天使っているのかな。と思う。 こんなふうに、やさしく、さりげない出会いや、 親しくなった人との別れや、 どんなことにも、人にも、心を開いて、 自分の心を奥深く覗く作者は、 たくさんの天使と出会う。 天使を感じる場所に出かける・・・。 読後、ふわりと心の扉が開いて、 気持ちいい解放感に満たされます。

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2011/02/28

ニューヨークは大好き! だけどこの本を読んでポートランドでも暮らしたくなってみました。 実はニューヨークよりも住みやすいかも。

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2009/10/04

NY在住経験のある渡辺葉氏のエッセイ。 ありふれた日常の1シーンを素敵な視点で描いた作品。 どの作品もNYや日本などの空気が伝わってくるよい作品だが、少し自分にはライトすぎるかも。 印象に残ったのは下記。 『博愛ではなく、慈悲でもなく、−  人間を人間たらしめるのは、良識な...

NY在住経験のある渡辺葉氏のエッセイ。 ありふれた日常の1シーンを素敵な視点で描いた作品。 どの作品もNYや日本などの空気が伝わってくるよい作品だが、少し自分にはライトすぎるかも。 印象に残ったのは下記。 『博愛ではなく、慈悲でもなく、−  人間を人間たらしめるのは、良識なのである。』

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2009/10/04

渡辺葉さんは、椎名誠氏の長女。 1996年から2006年までの10年の間の、人との出会いを中心につづったエピソード集。 ひとつひとつはどれも素敵なお話で読みやすいのだけど、それが全体的にパンチの無い文体に感じられて、深く心に根ざすものはありませんでした。 けれども、読み終わったあ...

渡辺葉さんは、椎名誠氏の長女。 1996年から2006年までの10年の間の、人との出会いを中心につづったエピソード集。 ひとつひとつはどれも素敵なお話で読みやすいのだけど、それが全体的にパンチの無い文体に感じられて、深く心に根ざすものはありませんでした。 けれども、読み終わったあとは、まるで私が葉さんになったような、優しいまなざしを体験することが、できました。 たくさんの出会いを、ひとつひとつ大切なエピソードとして織り上げていくことは、実はとても大変なことなのかもしれない。 並外れた感受性を持ち合わせていなければ、1冊の作品にはならないのかも、しれない。 そういった意味ではとても素晴らしい本なのではないでしょうか。

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