目覚めよ仏教! の商品レビュー
ダライ・ラマ法王との対話。 日本人の精神の拠り所が判然とせず、経済偏重であったり、心の病が広くみられるようになったり。 日本の伝統的な価値観、日本の仏教、西洋の価値観を中道を行きながら、模索していくこと。個々人が慈悲心を育んで成熟していくこと。そんなメッセージを受けた。 ...
ダライ・ラマ法王との対話。 日本人の精神の拠り所が判然とせず、経済偏重であったり、心の病が広くみられるようになったり。 日本の伝統的な価値観、日本の仏教、西洋の価値観を中道を行きながら、模索していくこと。個々人が慈悲心を育んで成熟していくこと。そんなメッセージを受けた。 日本のお寺や僧侶の方々も、旧来型の閉じた世界から、社会への発信や具体的な活動をされている方もいる。引き続き頑張ってほしい。
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2006年にインドで行われたダライラマと上田紀行の対談を書き起こしたもの。 日本社会の格差拡大と、日本仏教の頽廃を嘆く上田氏に対して、ダライラマが「慈悲」の精神の重要性を訴えている。他者への慈悲を云々する前に、まずは自分を慈しむことから始めなくては。
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ダライ・ラマ礼賛本。私の目から見た上田さんは、自らの主張のお墨付きをいただいて舞い上がってる人であり、それは、ダライ・ラマとのツーショットの写真を引き伸ばして飾るのと同じメンタリティーである。
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大乗仏教と小乗仏教の違い。仏教というのは宗教だが、科学的というか哲学的。人間の心を見つめてきた仏教には、これから益々増えるであろう心の問題を解決するヒントが沢山ある。
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日本仏教の行く末を心配する文化人類学者とダライ・ラマ法王との対話集。仏教を話題の中心としていますが、ほとんど人間の本質を問う内容となっていて、興味深いです。
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ダライラマと文化人類学者・上田紀行との熱い対話。確かにダライ・ラマが上田紀行との対話にすっかりのめり込み、熱っぽく語った対話だということは分かる。しかし、対話の部分はなぜか面白くない。確かに御説ごもっともなのだがあまりにあたりまえすぎて興味がわかない。そう感じたのは私だけだろうか...
ダライラマと文化人類学者・上田紀行との熱い対話。確かにダライ・ラマが上田紀行との対話にすっかりのめり込み、熱っぽく語った対話だということは分かる。しかし、対話の部分はなぜか面白くない。確かに御説ごもっともなのだがあまりにあたりまえすぎて興味がわかない。そう感じたのは私だけだろうか。面白かったのは、むしろ対話の初めに上田紀行が自分の幼少期からの心の遍歴と仏教との出会い、現在に至るまでの仏教への働きかけなどを語った部分だった。これはダライ・ラマも興味深く聞いたようで、この長い自己紹介でダライ・ラマは上田をすっかり信頼し、大いに語りあえる相手と感じたのではないだろうか。
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