はるにあえたよ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
双子の子熊、マークとマータが、まだ見たことない「はる」をさがしにいくお話。 まだ寒い外の世界で二人が出会うものが、とにかく新鮮に描かれて良い。 そしてやがて出会う「はる」が、なんて素敵で鮮やかなんだろう!って感動した。 はたさんのイラスト大好き。とくにこの方の「くま」は可愛い。 そして今回は「はる」の優しい色使いが素晴らしかった。 読み聞かせに使うにはちょっと長いかなぁ?10分くらい。 いつかやってみたいけど。
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くまさんの絵に魅かれて、ついつい買ってしまいました(o^^o)目で見て読んで、ぽかぼかです(o^^o)
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はたして、初めての長い冬眠から目覚めて、まだ一度も外に出たことがない、クマが初めて春を感じたときの気持ちとは、如何なるものなのか? もう、私は決してそれを実感することが出来ないわけだが、本書はそれを、「原京子」さんの素敵な物語の構成と(『はる』の文字と見返しの桃色も効果的)、「...
はたして、初めての長い冬眠から目覚めて、まだ一度も外に出たことがない、クマが初めて春を感じたときの気持ちとは、如何なるものなのか? もう、私は決してそれを実感することが出来ないわけだが、本書はそれを、「原京子」さんの素敵な物語の構成と(『はる』の文字と見返しの桃色も効果的)、「はたこうしろう」さんの素朴ながら、これだけ強く目に焼き付けられた、素晴らしい春の絵柄で教えてくれました。 双子の子グマ「マーク」と「マータ」は、両親から、春の素晴らしさを、言葉と絵で教えてもらうと、早く春が見たくてたまらなくなりました。 「もう、はる きてるかな? おかあさん」 「そうね、すぐ ちかくまで きてるかもしれないわね」 「はる、さがしに いってきても いい? おとうさん」 「そうだなあ。──でも まだ、くうきはつめたいよ。あたたかくして いくんだぞ」 そして、ふたりは元気に外に駆けだしていきますが(デザイン違いのマフラー可愛い)、そこはまだ雪が残る、花も咲いていない白と黒の世界。それでも、さっそく春を探そうとするが・・ 「はるーっ、どこに いるの?」 「ぼくたち さがしに きたんだよ、はるーっ」 うーん、呼んで「はぁーい」って応じるわけでもないんだけど、まだ春のことをよく分かってないから、仕方ないね。 「……うるさいなあ、だれだい? おおごえ だしているのは」 ・・と思ったら、すぐ下から声がして、だれかが地面から顔を出している。 「ねえ、きみ、はる?」 「……えっ? ぼくはかえるだよ」 若干、戸惑い気味に返されて、怒られた感じだが、それでもめげずに、もう少し探してみようとする、子グマたち。その後は、木に登って葉っぱを探してみたり、地面を掘り返したりしてみたが、その内、違うことにハマりだして・・ 「おーい、マーク、なんか みつかった?」 「ううん、なんにも。ねえねえ、マータ もっと もーっと ゆすってみてよ」 「いいよ」 「わーい、わーい。マータものぼっておいでよ、おもしろいよ」 「うん!」 「はるは どこかな?」 ゆっさ、ゆっさ。 「はるは どこかな?」 ゆっさ、ゆっさ。 「なに、なに? じしん?」 「ねえ、じしん?」 取りあえず、二人の仲の良さが微笑ましくて、いいなと思っていたら・・あら、またまた、誰かを起こしてしまったみたい。 「あっ、ねえねえ きみたち、はる?」 「えっ……? あたしたち、ハルって なまえじゃ ないわ」 結局、まだ春は来てないようで、小高い丘で休みながら、がっかりする子グマたち。まあ、今日はこれくらいにして、また明日探してみようよと思っていたら・・あっ、あれは!! ふたりは かおを みあわせて いいました。 「は・る・だ!」 マークと マータは ころがるように、おかを かけおりました。 ここから先は、是非、実際に見て欲しいのですが、こんなに素敵な『春』という表現の仕方があることの嬉しさったらないし、また、それに合わせて、周りの風景も一斉に色付き出す、世界の鮮やかな変わりようには、おそらく子グマたちのイメージもあるのだろうが、強ち、それくらいの力があっても、決しておかしくはないと思わせる、子グマたちにとって魔法のような、その春の存在感は、私たちにとってもきっと誇りと思えるような、目には見えない部分から感じさせる、あたたかくやさしい雰囲気と、春がとても似たものであることを教えてくれて、子グマたちにとって、まさしく二度と忘れられない、素敵な出会いだったのです。
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カラフルな色でハルを表現。ハルを探している子グマたち。3月初めに読みきかせしたい絵本。 ○小学校低学年~
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2年教科書掲載本 はじめてのながいとうみんから めをさましたばかりのふたごのこぐま、マークとマータは、おとうさんとおかあさんからはるのはなしをきいて、はるをさがしにでかけました。 白黒でかかれた絵と文の中て、「はる」だけがピンク。そして、実際に出会った「はる」はカラーで描かれ...
2年教科書掲載本 はじめてのながいとうみんから めをさましたばかりのふたごのこぐま、マークとマータは、おとうさんとおかあさんからはるのはなしをきいて、はるをさがしにでかけました。 白黒でかかれた絵と文の中て、「はる」だけがピンク。そして、実際に出会った「はる」はカラーで描かれていて、その対比が素敵。 そして最後のページには… 子どもと一緒に読みたい絵本
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ぼくも春をさがしにいってみたいとおもいました。そして、はるといっしょにあそんでみたいです。おともだちをたくさんつくってあそびたいです。 それから、タルトがたべたくなりました。いちごがまるごとドカンとのったタルトです。ごうかです。(小2)
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くまさんがふたりでてきて、あるいていたら、とちゅうでおんなのことあって、おんなのこからタルトをもらって、いえでおいしそうにたべたところが、うれしそうでした。
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春は美味しいもの。 それはあながち間違いではないだろう。食べ物のない冬から、芽吹き、花を咲かせ、実をつけ始める春は、きっと美味しい季節です。
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はじめての長い冬眠から目覚めたくまの子マータとマーク。春を探しに出かけます。 白黒のページから色のあふれるカラーページに移るところなどすてき。ふんわり柔らかいはたこうしろうさんの絵がほんとに春を運んでくるよう。
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こぐまちゃんのかわいい勘違いが楽しい。 年長の子どもたちはよく理解し 「ちがうよ~」と ツッコミながら楽しんでいました。
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