カカオ80%の夏 の商品レビュー
良い部分もあったけれど、全体的に軽い感じ。話は途中まで先が読めて退屈でした。その後の展開も個人的には今ひとつ。
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群れない女子高生、凪。 最近親しくなった友達が、不思議な書き置きを残して失踪。 自分が何かを気づいてやれなかったのではないかと悩み、 彼女の足取りを追う。 凪の性格や、出来事のご都合主義等、 高校生以上の人が読むには、ちょっと厳しい。
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三浦凪、17歳。好きなものはカカオ80%のチョコレートとミステリー。苦手なことは群れることと甘えること。 夏休みにクラスメートの雪絵が失踪した。特別仲がいいわけではないが、失踪前に一緒に買い物をしたことから、雪絵を探すことになった。 おとなしくて真面目そうな雪絵がなぜ?どこへ? ...
三浦凪、17歳。好きなものはカカオ80%のチョコレートとミステリー。苦手なことは群れることと甘えること。 夏休みにクラスメートの雪絵が失踪した。特別仲がいいわけではないが、失踪前に一緒に買い物をしたことから、雪絵を探すことになった。 おとなしくて真面目そうな雪絵がなぜ?どこへ? 分かりやすいミステリー。やっぱり終盤に向けて読まずには寝られないという現象に陥って寝不足です。主人公の凪があっさりさっぱりしている性格だからか、ハードボイルドミステリーと言われていて確かに頷けます。感情の起伏が激しくなく、淡々と着実に解決へと導いてくれます。中高生の夏休みの一冊にオススメです。
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永井するみさんが逝去されてちょうど一年が経過した今年の九月。 推理短編六佳撰(創元推理文庫)収録の『瑠璃光寺』しか読んだことが無かった。これを読んだ時に、他の作品も気になるなと思っていた。 そして今まで読もう読もうと思っていたのに積んでいたので、丁度いい機会だと思って手に取りまし...
永井するみさんが逝去されてちょうど一年が経過した今年の九月。 推理短編六佳撰(創元推理文庫)収録の『瑠璃光寺』しか読んだことが無かった。これを読んだ時に、他の作品も気になるなと思っていた。 そして今まで読もう読もうと思っていたのに積んでいたので、丁度いい機会だと思って手に取りました。 --------------------あらすじ(ネタバレはなし)-------------------------------- 高校生の三浦凪。好きな物はカカオ80%の少し苦いチョコレート。 もう夏休みになる、という時にクラスメイトの雪絵から「ちょっと出かけるようなときに着る服がほしいの」と言われる。雪絵も凪もお互い友達とは言えるか言えないか位の付き合い。勿論お互いに他に友達なんかもいない。 そして、お店を紹介して夏休みになった途端に雪絵は失踪した。 一体どうして?どこへいったのだろうか。 雪絵は何に巻き込まれたのか。 高校生のハードボイルドなミステリ。 ------------------------------------------------------------------------------------------ この作品はミステリYA!のシリーズであり、(ヤングアダルトの略)割と若い人向けであると思う。若いって……、中学生くらいの年齢層だろうか。 本の装丁がなかなか良い。確かに若い子だったら喜ぶような可愛らしい作りだ。文字は大きいし、記号や章立てのマークも凝っている。中表紙などにはホログラムの特殊加工が成されていて、若い子が好きな「キラキラ」の要素まであって完璧である。 あとがきに書かれている永井さんの人間同士の感情を伝えあう難しさ、の記述を読んでから読みなおすとまた違った印象になる。 このミステリはミステリとしてよりも、永井さんが伝えたかったという事の方が前面に出ていると思う。淡々とした捜査や大人びた高校生の生活は少し物足りなくも感じた。 やっぱり大学生が読むにはちょっと遅すぎたかな……。もっと早く読めば、もっと楽しめて良かっただろうなあ。なんて思ったり。 他の永井するみ作品に手を出すいいきっかけになりました。
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YA担当になったので久々に読んでみたヤングアダルトのミステリー。 私もYAだったころはYAを読み漁ったもんです。 でも今のYAの感覚についていくのは、無理でしたなorz
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110820by朝日b.:青春もの清涼剤...110903 --- 私は三浦凪。好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。クラスメートの雪絵が書き置きを残して姿を消した。いったいどうして? 17歳の凪が夏休みに遭遇した事件を描く、ガーリッシュ・ハードボイルド。 内容...
110820by朝日b.:青春もの清涼剤...110903 --- 私は三浦凪。好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。クラスメートの雪絵が書き置きを残して姿を消した。いったいどうして? 17歳の凪が夏休みに遭遇した事件を描く、ガーリッシュ・ハードボイルド。 内容紹介 三浦凪、17歳。好きなものは、ビターチョコレート(カカオ80%)とミステリー。苦手なことは、群れることと甘えること。母子家庭だけれど、母親とはさばさばとした関係。終業式があった日の夜、クラスメートの雪絵の母親から電話があった。雪絵の行方がわからないという。親しくはなかったけれど気になって、凪は雪絵を探して調査を始める。 著者紹介 1961年東京生まれ。北海道大学農学部農業生物学科卒業。「隣人」で小説推理新人賞、「枯れ蔵」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。ほかの著書に「ソナタの夜」など。 書評 読売新聞 2007/06/03 産経新聞 2007/12/30 要旨 私は、三浦凪、17歳。好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。苦手なことは、群れることと甘えること。夏休みに、クラスメートの雪絵が、書き置きを残して姿を消した。おとなしくて、ボランティアに打ち込むマジメな雪絵が、いったいどうして…?カレでもできたのか?気乗りはしないけれど、私は調査に乗り出した。ひと夏のきらきらした瞬間を封じ込めた、おしゃれなハードボイルド・ミステリー。
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さして仲良くもない友人の一週間の外出を、何故か探すことになった主人公なぎ。16歳の女子高生のなぎは、クールで冷静で、ミラちゃん(山桃寺まえみち)を思い出した。
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■私は、三浦凪、17歳。好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。苦手なことは、群れることと甘えること。夏休みに、クラスメートの雪絵が、書き置きを残して姿を消した。おとなしくて、ボランティアに打ち込むマジメな雪絵が、いったいどうして…?カレでもできたのか?気乗りはしな...
■私は、三浦凪、17歳。好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。苦手なことは、群れることと甘えること。夏休みに、クラスメートの雪絵が、書き置きを残して姿を消した。おとなしくて、ボランティアに打ち込むマジメな雪絵が、いったいどうして…?カレでもできたのか?気乗りはしないけれど、私は調査に乗り出した。ひと夏のきらきらした瞬間を封じ込めた、おしゃれなハードボイルド・ミステリー。 ■■一夏の冒険と探検。そんな雰囲気のお話でした。読みやすくてテンポも良かった。主人公の凪がカッコいい。
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【あらすじ】 高校生の凪は単独行動が好き。人と深くかかわり合うことを避けていたのだが、ある時クラスメイトの雪絵に、「服を買いに行くのに付き合ってほしい」と頼まれる。その後、突然雪絵が失踪したことを知り、凪は雪絵の居場所を探すために手がかりを集める。いつもは人と関わらない凪がいろいろな人と関わり合い、雪絵の失踪の謎にせまっていく… 【感想】
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夏休みに真面目でおとなしいクラスメイトの雪枝が 書き置きを残して家出した。 雪枝には特に親しい友人がいなかったので、 直前に一緒に買い物に行っていた凪の元に 雪枝の母親から娘の行方を知らないか電話がかかってくる。 しぶしぶ調査に乗り出した凪は、 雪枝のボランティア先で手がかりを見...
夏休みに真面目でおとなしいクラスメイトの雪枝が 書き置きを残して家出した。 雪枝には特に親しい友人がいなかったので、 直前に一緒に買い物に行っていた凪の元に 雪枝の母親から娘の行方を知らないか電話がかかってくる。 しぶしぶ調査に乗り出した凪は、 雪枝のボランティア先で手がかりを見つけ… 軽いミステリーです。 読みやすいけれど現代ならではの孤独など重めの心理描写も上手い。 周りの人が協力的すぎる気もするけれど。 ズィードのマスターが素敵すぎます。
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