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天国のスープ の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2011/07/19

亮介かっこいい。美樹はうちの母のよう。ストーリーの地点に近づくほどに、読むスピードが早くなる。ひとは何歳になっても愛されようとする。 食べ物の描写が具体的で、料理したくなる。最後の恋愛はとってつけた感があるのでなくてもよかった。

Posted byブクログ

2011/09/14

夜中に読むとスープが飲みたくなること間違いなし。こんな洋食屋さんがあったらいいなぁ。途中で「あれれ、この二人が・・・?」と思うときもあってどきどきしたけど、最後は納まるところに納まってよかった。ピースが一個一個はまっていく感じがよかった。

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2010/10/21

さらっと読めて、あったかい気持ちになれる1冊。 実際はこんなにうまくいくわけないよねぇと思いつつも、これはこれでキレイにまとまっていて良かった。 後悔したことがあるなら、もう遅いと思わず、行動してみてもいいのかな?と思った。 スープの描写は結構細かくて、この通りに作ってみよう...

さらっと読めて、あったかい気持ちになれる1冊。 実際はこんなにうまくいくわけないよねぇと思いつつも、これはこれでキレイにまとまっていて良かった。 後悔したことがあるなら、もう遅いと思わず、行動してみてもいいのかな?と思った。 スープの描写は結構細かくて、この通りに作ってみようかな?と思ったほど。 美味しいもので人を幸せにすることはあると思う。

Posted byブクログ

2010/01/21

結子の姉は、幼いころの事故で言葉の発音に障害があるものの、優しく美しい人だった。結婚も決まりとても幸せそうだったが、彼の周囲の反対により破談となり、車の前に飛び出し自殺を図る。心の傷が癒えぬまま姉は死に、ショックを受けた母は衰弱し入院した。相手の男を憎みながら、必死で、ある『スー...

結子の姉は、幼いころの事故で言葉の発音に障害があるものの、優しく美しい人だった。結婚も決まりとても幸せそうだったが、彼の周囲の反対により破談となり、車の前に飛び出し自殺を図る。心の傷が癒えぬまま姉は死に、ショックを受けた母は衰弱し入院した。相手の男を憎みながら、必死で、ある『スープ』をさがす結子。凍えきった心を暖めてくれたスープのことを嬉しそうに話し、「三人で食べに行こう」と約束した姉。固形物を受け付けなくなった母に食べさせたくて、姉の残した言葉を頼りに捜す結子。 レストラン『スープの店』で働く亮介。オーナーの「スープは最高の栄養食であり美食にもなる」という言葉に、食を供する相手への愛情を教えてもらった気がした。二年前に一人息子を事故で亡くし、諍いの絶えなくなった妻とは離婚した。持病で休むオーナーの代理で店を任された亮介の前に『オレンジ色のスープ』を食べたいという女性がやってきた。出されたスープを違うと言いひどく落胆する女性の話を聞いた亮介は、過去、たった一度だけ作ったスープのことを思い出す。 なんだかとても切ない話しでした。家族を亡くした人達がそれぞれ自分を責め苦しみ、自分の悲しみでいっぱいいっぱいでお互いに傷つけてしまう・・・。 出てくる人達も素敵な人たちでした。結子のお姉さんも話し言葉だけだと幼女みたいだけど、とても心の綺麗な感じがして、亮介も見知らぬ人なのに、とても寒そうな彼女の為に心を込めてスープを作ってあげて・・。2人のシーンにはウルウルきちゃいました。あ、オーナーの奥さんの九里子さんも素敵なんです。凛としていて、心のこもった接客ができるなんてカッコイイです{/kirakira/} 「このスープは、特別なことは何もしていない。ただ-」 相手の事を思って作った、ただそれだけ。

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2009/10/04

タイトルとカバーイラストがそのまま本作品の象徴になっていると思います。温かくて、ほろっと泣ける、良作でした。作品中の人の輪が繋がってきた時、なんともほっこりした気持ちになりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

暖かなスープで身も心の温まるいいお話です。 スープのレシピや料理の描写が細かいので、自分で作って食べたくなります。 人と人との「縁」って不思議とつながっているのですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

「天国の本屋」とはまったく関係がないのだけれど、タイトルを見て何か感じるものがあって買いました。 家族の愛や大切さを改めて考えさせられます。スープの基本なんかも書いてあるので参考になります。

Posted byブクログ

2009/10/04

幼い息子を亡くしたコックの亮介と、亡き姉の思い出のスープを探す結子。ミステリ小説…とは違うと思いますが、少しずつ明らかになっていく事実と、登場人物の繋がりが「こういうことだったんだ」と興味深かったです。出てくる料理も美味しそう。優しいラストシーンは、美味しいコースを味わった後の気...

幼い息子を亡くしたコックの亮介と、亡き姉の思い出のスープを探す結子。ミステリ小説…とは違うと思いますが、少しずつ明らかになっていく事実と、登場人物の繋がりが「こういうことだったんだ」と興味深かったです。出てくる料理も美味しそう。優しいラストシーンは、美味しいコースを味わった後の気持ちに似ているかもしれません…。

Posted byブクログ