凍れるいのち の商品レビュー
遭難の状況を思い浮かべながら読むと心臓バクバクだった。遭難の壮絶さに驚いた。だけど、チャレンジするってワクワクドキドキで僕もそうありたいって思うのと、遭難により非難された本人が亡くなった人の分まで生きるんだと言う強い信念を元に突き進んでいく生き様にカッコええなと感動した。
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ドキュメンタリー・・タッチノベルと捉えた。 旭岳は夏秋しか歩いていないし、冬山は北アしか経験のない私からすると、とてつもなく壮烈な地獄絵図。 38豪雪がもたらした悲劇は愛知大薬師岳13人遭難行事故の方がニュースとなり、学大山岳部事故のこっちは大学がマスコミの餌食にさらされること...
ドキュメンタリー・・タッチノベルと捉えた。 旭岳は夏秋しか歩いていないし、冬山は北アしか経験のない私からすると、とてつもなく壮烈な地獄絵図。 38豪雪がもたらした悲劇は愛知大薬師岳13人遭難行事故の方がニュースとなり、学大山岳部事故のこっちは大学がマスコミの餌食にさらされることを忌避してか、おおっぴらにはならなかった。 終章に向けてのラスト近くは余りにも栄光に満ちた野呂氏の姿が偉大過ぎて、申し訳ないが今一つに読了。
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故郷の高校・大学の山岳部の冬山登山遭難事故について、ただ一人生還した人物の記録。失った仲間の十字架を背負ってがむしゃらに生きてきたすごい人ではある。
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遭難状況説明が感情寄りで、後に続く物語の布石としては機能しているが、物語期待で読んでいなかった身には、やや物足りなかった。 遭難経過をドキュメンタリーとして知りたければ事故報告書を読めばよいのだろうが、ついつい遭難に至った山行ドキュメントを期待してこういった本を手にしてしまう自分...
遭難状況説明が感情寄りで、後に続く物語の布石としては機能しているが、物語期待で読んでいなかった身には、やや物足りなかった。 遭難経過をドキュメンタリーとして知りたければ事故報告書を読めばよいのだろうが、ついつい遭難に至った山行ドキュメントを期待してこういった本を手にしてしまう自分を反省。 紛れもなく、事故の生還者野呂氏の人間ドキュメンタリーです。
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大雪山旭岳で大量遭難した北海道教育大学山岳部の唯一の生き残りの方に関する本。重い、とてつもなく重い。旭岳に実際に行ってみて、愛の鐘を撞いてみて、こんな距離で遭難とは…!と冬山の恐ろしさを改めて感じた。いくら緻密に計画しても、いくらよく知ったルートでも、何が起こるかわからないのだ。...
大雪山旭岳で大量遭難した北海道教育大学山岳部の唯一の生き残りの方に関する本。重い、とてつもなく重い。旭岳に実際に行ってみて、愛の鐘を撞いてみて、こんな距離で遭難とは…!と冬山の恐ろしさを改めて感じた。いくら緻密に計画しても、いくらよく知ったルートでも、何が起こるかわからないのだ。 わたしの夫君は山スキーをするが、冬山には行ってほしくない。
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