ヨーロッパ祝祭日の謎を解く の商品レビュー
読了。面白かった…のだけれど、どう読んでもアメリカの人がアメリカの祝祭日の話をしている本だったので、どうしてこういうタイトルになったのかが理解できない。原題の直訳でもないし何なんだ。 キリスト教化された祝祭日の起源について考察すると共に、著者の子供の頃の思い出や現在のアメリカで...
読了。面白かった…のだけれど、どう読んでもアメリカの人がアメリカの祝祭日の話をしている本だったので、どうしてこういうタイトルになったのかが理解できない。原題の直訳でもないし何なんだ。 キリスト教化された祝祭日の起源について考察すると共に、著者の子供の頃の思い出や現在のアメリカでの様子などが描かれていてとても興味深かった。卑近な例として挙げられる話がぜんぜん身近じゃなかったりするのも面白い。不幸を遠ざけるために木を叩くとか。 ハロウィンについて書かれている部分に引用として「かたちのない影に遭遇しないよう、閉じた指に親指を入れてしるしをつくる」とあって、この魔除けの手の形にはとても覚えがあるような?と不思議に思っている。
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学生に読んでほしい著書。 題名にもあるように、ヨーロッパの祝祭日(とくにキリスト教に由来する祝日、イースター、過越しの祭り、メーデ、ハロウィン、クリスマス等)を、体系化し歴史を辿りつつ、変容について物語っている。とくに、わが国では日本の年中行事の他に世界の行事にも便乗しているが...
学生に読んでほしい著書。 題名にもあるように、ヨーロッパの祝祭日(とくにキリスト教に由来する祝日、イースター、過越しの祭り、メーデ、ハロウィン、クリスマス等)を、体系化し歴史を辿りつつ、変容について物語っている。とくに、わが国では日本の年中行事の他に世界の行事にも便乗しているが、本来の祝祭日の由来を知ることによって、別の視点から楽しむことができる。知識が豊富であれば、教育現場や福祉現場で教授したり、心豊かな時を共有することができるでしょう。
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