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ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック の商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

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2020/11/13

合わせて読んだ「読まずに小説書けますか」の方が、小説を書くためにどういう心構えが必要なのかわかったり、小説を書きたい・読みたいという意欲が湧きました。 出版年が古いので、こういった本は新しいものを読んだ方が良いとも思いました。

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2018/03/23

一番楽しめたのは、やっぱりメッタ斬り対談。でもその他も、実際の文学賞授受賞体験談とか、編集者側からの見方とか、色々な方面からの小説の読み方が論じられていて、いかに楽しむかっていうのの参考になった。結局、本書でも何度も触れられていた通り、たくさんの作品を直に味わうしかないってことで...

一番楽しめたのは、やっぱりメッタ斬り対談。でもその他も、実際の文学賞授受賞体験談とか、編集者側からの見方とか、色々な方面からの小説の読み方が論じられていて、いかに楽しむかっていうのの参考になった。結局、本書でも何度も触れられていた通り、たくさんの作品を直に味わうしかないってことですね。

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2016/09/15

10年近く前に、ダ・ヴィンチ編集部から出たガイドブック。 小説書きを実践できる、セオリーとアドバイス。 現役小説家が教える小説の書き方と、デビューまでの経緯。 文芸賞の下読み(という役割)や文芸誌編集員が語る、小説の書き方。 100以上ある文学賞の中から、41の賞を分析とランク付...

10年近く前に、ダ・ヴィンチ編集部から出たガイドブック。 小説書きを実践できる、セオリーとアドバイス。 現役小説家が教える小説の書き方と、デビューまでの経緯。 文芸賞の下読み(という役割)や文芸誌編集員が語る、小説の書き方。 100以上ある文学賞の中から、41の賞を分析とランク付け。 冒頭のセオリーだけでも、参考になる。 心構え・スタイル・登場人物・物語の土台・会話・描写・裏技・推敲 初心者は、まずこれだけでも随分素人臭さを消すことができるだろう。 ポイントを書き出して、何度も反芻したい。 更に、セオリーに捉われないことを付け加える姿勢にも、好感が持てる。 小説家が書いた「小説の書き方」本も、引用を含め紹介。 ただし、小説を書きたい人は、まずひとの小説を読みましょう。 そんなことが書いてある、買って損のない一冊。 封書の宛名を、血で書くのは止そうね。

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2013/07/21

本気で小説を書きたい……わけではないのですが、文章を書く上で参考になるかなと気楽な気持ちで手に取りました。 小説の書き方ももちろん書かれていますが、小説家の語る「私はこうして小説家になりました」や、編集者の語る新人作家の育て方など、読み物としても楽しかったです。 ろくに目次も確...

本気で小説を書きたい……わけではないのですが、文章を書く上で参考になるかなと気楽な気持ちで手に取りました。 小説の書き方ももちろん書かれていますが、小説家の語る「私はこうして小説家になりました」や、編集者の語る新人作家の育て方など、読み物としても楽しかったです。 ろくに目次も確かめずに、ほぼタイトルのみで読み始めたため、いしいしんじさんや三浦しをんさんの記事もあって思いがけずほくほく。 主だった文学賞の攻略法やガイドも載っているので、本気で小説を書いて賞を取ることを目指している人にも、単に小説を読むのが大好きな人にもおすすめです。

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2012/07/31

重松さんが参加なさった対談に惹かれて購入。 色々な小説家の、色々な「小説」観が垣間見えて面白い。 調度良い読みやすさで時にユーモアを交えての語りが多いので、読み物として楽しめる。 各文学賞の特徴紹介も文中と巻末の格付けリストでされているので、文学賞へ応募したい時には参考になるだろ...

重松さんが参加なさった対談に惹かれて購入。 色々な小説家の、色々な「小説」観が垣間見えて面白い。 調度良い読みやすさで時にユーモアを交えての語りが多いので、読み物として楽しめる。 各文学賞の特徴紹介も文中と巻末の格付けリストでされているので、文学賞へ応募したい時には参考になるだろう。 本文中では幅広いジャンルの(有名な)作品に多数触れて良い点が紹介されているので、読んだ事のないものは今度読んでみようと思えた。 先に述べたような理由から、「作家である人」自身に興味がある人におすすめ。

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2012/05/16

本気で小説を書きたいわけではないが購入。 前半こそ小説の書き方がレクチャーされているものの、 どのようにして作家になったか、 どのようにして小説を書いているか、といった 多くの作家陣の寄稿があるため、 読者視点で読んでも面白い。 末尾には文学賞一覧が載っている。 これを参考...

本気で小説を書きたいわけではないが購入。 前半こそ小説の書き方がレクチャーされているものの、 どのようにして作家になったか、 どのようにして小説を書いているか、といった 多くの作家陣の寄稿があるため、 読者視点で読んでも面白い。 末尾には文学賞一覧が載っている。 これを参考に小説の見返し部分に書かれた 作家のプロフィールを読めば、 どんな性格の文学賞受賞者かがわかるようになるかも。

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2011/08/16

趣味ですが一段階上のものを書きたいなあと思っている自分には求められるレベルが高くて「うわあ…」てなりました。 どの指南本もそうなんですが、書いてあることはシンプルなんですよね。できるかできないかの問題なのだと思います。

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2011/07/26

作家志望なので、小説作法のたぐいの本はチェックするようにしているのだが、最近買ったこの本はいい本だった。作家が書いた本ではないので、どうかなと思ったのだが、買って正解だった。執筆の際に気をつけるべきことを挙げた部分も充実していて、とても参考になったし、筒井康隆氏をはじめとしたいろ...

作家志望なので、小説作法のたぐいの本はチェックするようにしているのだが、最近買ったこの本はいい本だった。作家が書いた本ではないので、どうかなと思ったのだが、買って正解だった。執筆の際に気をつけるべきことを挙げた部分も充実していて、とても参考になったし、筒井康隆氏をはじめとしたいろいろな作家のコメントも読めて、ためになった。「自分の作品を他人の目で見ること」「読んでもらいたい人がいるという初心を忘れないこと」などの注意事項を肝に銘じて、こつこつ書いていきたいと思う。

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2011/07/13

「書く」「応募する」「デビューする」ための指南書。現役作家が語るデビューまでの経緯、各文学賞の傾向と対策まで非常に丁寧に解説されている。豊崎由美、大森望両氏が文学賞攻略法を語った対談も面白い。 本気で作家デビューしたい!でも基本的なことが何もわかんない!という人にはおすすめ。

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2010/04/17

作家への道のノウハウから、文章を書くにあたっての基本的事項+コツみたいなものまで豊富に練られていて、普通に読み物としても面白かった。 中でも、作家になった方々のインタビューが十人十色。小説を通しても作家の人となりというものは十分に伝わってくるが、インタビューだと文章の技巧云々では...

作家への道のノウハウから、文章を書くにあたっての基本的事項+コツみたいなものまで豊富に練られていて、普通に読み物としても面白かった。 中でも、作家になった方々のインタビューが十人十色。小説を通しても作家の人となりというものは十分に伝わってくるが、インタビューだと文章の技巧云々ではなく生の声が届いて新鮮だ。 したがって、その人の作家を志す心もどことなく伝わってくる。「自分はこんな人間である!後世の人々に自分が生きていた証を」と認められたい欲求に押されて、文章を書かずにはいられない人。ユーモアを散りばめつつも、作家を志す人の葛藤・孤独を埋めようと、読者を元気付け喝を入れようとする人。 いろんな目的があっていいとは思うが、後者の方々は人間として魅力的だ。ついついこの人物をもっと知りたいと惹かれていく。 それがベストセラーを出す秘訣かなと、なんとなく思った。

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