身の回りからはじめる職場改革術 の商品レビュー
『「こうなったらいいな」が職場改革の出発点』という第1項のタイトルが示すとおり、気軽に身の回りから、共感できる人を巻き込んで変えていこうというスタンスです。「改革」という言葉が重すぎる気もしますが。『変化する習慣を職場に根づかせる』という第30項のタイトルが、先を開いていくのでし...
『「こうなったらいいな」が職場改革の出発点』という第1項のタイトルが示すとおり、気軽に身の回りから、共感できる人を巻き込んで変えていこうというスタンスです。「改革」という言葉が重すぎる気もしますが。『変化する習慣を職場に根づかせる』という第30項のタイトルが、先を開いていくのでしょう。ただし、分かっていてもなかなか実行に移せないものもあります。それだけ、常識や風土といったしがらみが多いのかなぁ。
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著者は、日立製作所国際事業本部、バンク・オブ・アメリカ・アジア総本部を経て、MBA、MPSを取得。現在はスコラ・コンサルト取締役及びプロセスデザイナー、日本橋学館大学人文経営学部教授を務めている。 本書では、全社的な改革ではなく、まずは自分の身の回りから変えていこう。自分や職場...
著者は、日立製作所国際事業本部、バンク・オブ・アメリカ・アジア総本部を経て、MBA、MPSを取得。現在はスコラ・コンサルト取締役及びプロセスデザイナー、日本橋学館大学人文経営学部教授を務めている。 本書では、全社的な改革ではなく、まずは自分の身の回りから変えていこう。自分や職場のみんながもっと気持ちよく働ける環境をつくりたいと思っている若手マネジャーや中堅社員の読書をターゲットとしている。 職場で働く人達の関係性や仕事の仕方を変えていくヒントを日々の仕事を通して紹介している。 構成は以下の大きく分けて以下の3つ。 ①働きがいのある職場にするための基本行動 ②きょうからはじめる職場の改革 ③職場を変えるリーダーシップの発揮 本書は、教科書的なことばかりの表面的な事象を捉えているだけではなく、実際に改善をするためには現場で管理職及び一社員一人一人がどのような気持ちで実際にどのように行なっていくべきかということを示してくれている。 改善と言ってもやはり何か不都合な点があることを探すにはやはり一人一人が理想の形を共通のものとしてそれに向けて問題意識を持って仕事を行なっていく必要がある。 置かれた立場によって気付きも異なれば出来ることも異なる。 それを踏まえた上でどのようにしたら良いかといえば、やはりコミュニケーションをとって共に行なっていくということが大切である。 同じ職場にいるから同じ目線であるということはない。目指すものが共通であれば身の回りの疑問や障害も共通認識で改善に向けて行動することができる。ただ自分に不都合なことを排除するのみでは+にはなるかもしれないものの、かなりの遠回りである。 職場のみんなに利益がでるためにはやはり、きちんとした理想を見つけそれを浸透させることが大切である。それも自分一人で考えるのではなく色んな人の意見を取り入れていくことが求められる。 4月も今日でおしまい。 5月から始めるのもまだまだ遅くない。 新たな気持ちで明日から取り組むことにしたい。
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