ペナック先生の愉快な読書法 の商品レビュー
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1. 読まない権利 2. 飛ばし読みする権利 3. 最後まで読まない権利 4. 読み返す権利 5. 手当たりしだいに何でも読む権利 6. ボヴァリズムの権利(小説と現実を混同する権利) 7. どこで読んでもいい権利 8. あちこち拾い読みする権利 9. 声を出して読む権利 10....
1. 読まない権利 2. 飛ばし読みする権利 3. 最後まで読まない権利 4. 読み返す権利 5. 手当たりしだいに何でも読む権利 6. ボヴァリズムの権利(小説と現実を混同する権利) 7. どこで読んでもいい権利 8. あちこち拾い読みする権利 9. 声を出して読む権利 10. 黙っている権利
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林望氏の「知性の磨き方」で賞賛されていたフランスのベストセラー、ダニエル・ペナック氏の著書。 この本の、読者の権利10カ条というのが、本質をついていて、なかなか深いです。 <読者の権利10カ条> 1 読まない権利 2 飛ばし読みする権利 3 最後まで読まない権利 4 読み返す権...
林望氏の「知性の磨き方」で賞賛されていたフランスのベストセラー、ダニエル・ペナック氏の著書。 この本の、読者の権利10カ条というのが、本質をついていて、なかなか深いです。 <読者の権利10カ条> 1 読まない権利 2 飛ばし読みする権利 3 最後まで読まない権利 4 読み返す権利 5 手当たりしだいに何でも読む権利 6 ボヴァリズムの権利 7 どこでも読んでいい権利 8 あちこち拾い読みする権利 9 声を出して読む権利 10 黙っている権利 そう。「読書は贈り物」。 自分なりの読み方で、豊かな人生を歩めればどんな風に読んでもいいんだなーと思いました。(今までは抵抗があった、「小説の飛ばし読み」にチャレンジしてみるか?)
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自嘲しながら、ひらきなおる。 耳が痛いけど、胸をはれる。 シニカルな文章から、本への愛があふれてくるので、 両手をひろげて、受けとめました。
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『奔放な読書』の新版 本を読む時間は、愛する時間と同じように、人生の時間を広げる。 読者の権利10ヵ条(あるいは読者が絶対に持っている権利) ① 読まない権利 ② 飛ばし読みする権利 ③ 最後まで読まない権利 ④ 読み返す権利 ⑤ 手当たり次第に何でも読む権利 ⑥...
『奔放な読書』の新版 本を読む時間は、愛する時間と同じように、人生の時間を広げる。 読者の権利10ヵ条(あるいは読者が絶対に持っている権利) ① 読まない権利 ② 飛ばし読みする権利 ③ 最後まで読まない権利 ④ 読み返す権利 ⑤ 手当たり次第に何でも読む権利 ⑥ ボヴァリズムの権利(小説に書いてあることに染まりやすい病気) ⑦ どこで読んでもいい権利 ⑧ あちこち拾い読みする権利 ⑨ 声に出して読む権利 ⑩ 黙っている権利
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1993年の『奔放な読書』の新装版。 フランスの高校教師でもあり、作家であるダニエル・ペナック先生による機知に富んだ読書論。 実際に著者は、フランス語の先生として、パリの学校の教室では本を朗読してきかせ、その種類は多岐にわたったといわれる。 結局、本は、読みたいものを読みたい時に...
1993年の『奔放な読書』の新装版。 フランスの高校教師でもあり、作家であるダニエル・ペナック先生による機知に富んだ読書論。 実際に著者は、フランス語の先生として、パリの学校の教室では本を朗読してきかせ、その種類は多岐にわたったといわれる。 結局、本は、読みたいものを読みたい時に、読みたいように読むのがいいというわけではあるが、教育者として文学者として、そして何より一愛書家としての本に対する情熱が伝わってくる。 朗読による実践の描写から後半は特に面白く、読まない権利から始まり、飛ばし読みする権利…等々の“読者の権利10ヵ条”が、とにかくふるっています。
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読書の楽しみを喚起する本。 親からの読み聞かせが楽しかった幼い頃と、読書が絶対の正義だと分かっているのに本を読めない成長した人。 同じ人物なのにどうして読書が楽しいどころか読む事すら苦痛になってしまうのか。 それは読書に意味を求めるからだ。 意味とは何らかの報酬(有像、無像)...
読書の楽しみを喚起する本。 親からの読み聞かせが楽しかった幼い頃と、読書が絶対の正義だと分かっているのに本を読めない成長した人。 同じ人物なのにどうして読書が楽しいどころか読む事すら苦痛になってしまうのか。 それは読書に意味を求めるからだ。 意味とは何らかの報酬(有像、無像)だが、読書とは本来無償なものであり、無償だからこそ楽しいものだ。 ・・・などなど考えさせられる。 あと、「読者の権利10ヶ条」も興味深い。 「飛ばし読み」と「拾い読み」をがんばろう!(*゜ー゜)ノ"
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著者はモロッコ生まれのフランス人。原題は"Comme un Roman" by Daniel Pennac。邦訳者は南山大教授。翻訳ゆえに分かりにくい部分はあるが、引用される数多くの思想家や作品にはすべて注がついており、理解が助けられる。酒井先生が、フランスを...
著者はモロッコ生まれのフランス人。原題は"Comme un Roman" by Daniel Pennac。邦訳者は南山大教授。翻訳ゆえに分かりにくい部分はあるが、引用される数多くの思想家や作品にはすべて注がついており、理解が助けられる。酒井先生が、フランスを舞台にして、村上春樹のエッセイ風に書いた感じの本。教育をめぐる夫婦・親子の会話や家庭の風景を描いた物語を通じて、メッセージが伝わってくる。「本を読め」と命令しても無駄。読書への愛。無償でする読み聞かせの喜び。子供への期待。義務で読む本の重さ。子供の気持ち。親の心配。理解度を確かめない。物語の主人公になること。本を読む必要?親の願い。学校は努力を要する知識製造所であり、その目的は競争。もし、教師が読書を要求するかわりに、本を読む教師自身の幸福を分かち合うことに決めたとしたら?読書は反抗の行為。読書後の沈黙による蒸留。好きな人と本。分析をしない先生の読み聞かせ。生徒はリラックスしてよく聞くだけ。小説はまず何よりも渇きをいやすもの。本を読む時間がないのは、欲求がないから。本を読む時間は、愛する時間と同じように人生の時間を広げる。問題は読む時間があるかどうかではなく、読者としての幸福を自分で楽しむかどうかである。読書と引き換えに何も求めないこと。質問しない、価値判断しない、解釈しないこと。読書は贈り物。読む、そして待つ。好奇心は押し付けられるものではなく、覚醒されるもの。声に出して読むと同時に、話をして、宝をぶちまける。教育カリキュラムに入っている本を「つまらない」ものにする恐怖。カリキュラムのすべては、試験当日に私たちが理解したこと、また理解するために血のにじむような努力をしたのだということを試験官たちにきちんとわからせるためだ。学校教育≠文化。読みたかったら読むように、本は書かれている。若者に禁じてしまっている読書の権利10か条。 1. 読まない権利 2. 飛ばし読みする権利 3. 最期まで読まない権利 4. 読み返す権利 5. 手当たりしだいに何でも読む権利 6. ボヴァリズムの権利(小説と現実を混同する権利) 7. どこで読んでもいい権利 8. あちこち拾い読みする権利 9. 声を出して読む権利 10. 黙っている権利
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