コンサルタントの危ない流儀 の商品レビュー
本書のテーマは「なぜコンサルタントはクライアント企業から大金を集めることができるのか」である。コンサルタントとして働いてきた著者が業界の裏話を打ち明ける。小説やドラマみたいな話に聞こえる部分が多いが、実情どうなのだろう。どの会社にどこのコンサルが入っているかなんてわからない。確認...
本書のテーマは「なぜコンサルタントはクライアント企業から大金を集めることができるのか」である。コンサルタントとして働いてきた著者が業界の裏話を打ち明ける。小説やドラマみたいな話に聞こえる部分が多いが、実情どうなのだろう。どの会社にどこのコンサルが入っているかなんてわからない。確認するには実際にコンサルタントを雇うしかない。 「共謀的販売」という販売テクニックがある。敵対的な言い方や立場をとるのではなく、共に考える言い方や立場をとる。指摘を入れて敵対するよりも、可能性をぶら下げて一緒に考えるのを促す。 コンサルタントを入れている会社の最高幹部は無能であり、自分がその地位にあることを認めるほど正直な人間はほとんどいない。
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コンサルタントの悪どい手口が語られるが、主に外資の話だし面白おかしく誇張された部分もある。心構えとして知っておく分には良いが、真に受けるのはどうか。ウルフオブウォールストリートというデカプリオ主演の映画があり、そこでは株式ブローカーが嘘八百でビジネスを右から左に流し利得を手にする...
コンサルタントの悪どい手口が語られるが、主に外資の話だし面白おかしく誇張された部分もある。心構えとして知っておく分には良いが、真に受けるのはどうか。ウルフオブウォールストリートというデカプリオ主演の映画があり、そこでは株式ブローカーが嘘八百でビジネスを右から左に流し利得を手にする倫理観の無い拝金主義が描かれる。あれは映画の世界のようだが、アメリカではコンサルもブローカーも一緒だ。性善説では生きられぬ、まったく疲れる社会である。
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解体屋、ファミリーというアダ名、実際はどこなのだろう ITシステムの失敗の原因 1:買い手の無能さ 2:契約の構成 3:「無からの創造」 コンサルタントに秘密を打ち明けてはならない 優秀な経営者はコンサルタントに依存しない 使うのはまれで特定の目的にのみである コンサルタ...
解体屋、ファミリーというアダ名、実際はどこなのだろう ITシステムの失敗の原因 1:買い手の無能さ 2:契約の構成 3:「無からの創造」 コンサルタントに秘密を打ち明けてはならない 優秀な経営者はコンサルタントに依存しない 使うのはまれで特定の目的にのみである コンサルタントに頼む条件9ヵ条 1:社内の人間の手では解決不能な問題が存在すること 2:社長及び経営陣がその問題がを正しく把握していること 3:コンサルタント会社が、単に自分たちのよく知っていることを売りつけようとしているのではなく、本当に問題の解決を望んでいること 4:そのコンサルタント会社にこちらの問題を解決する適切なスキルの持ち主がいること 5:適切なスキルを持ったコンサルタントが確実にこちらのプロジェクトについてくれること 6:期間と予算を厳守させること 7:報酬の基本は出来高払いであること(最低でも3割は出来高払いに応じるか) 8:そのコンサルタント会社が「リーズナブルな」顧問料と経費を請求していること 9:ITシステムを買う場合、新たなシステムの構築を決める前に既存のテクノロジーを応用するあらゆる可能性を追求すること
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実際にコンサルをしていて、会社もきちんと学習しないと、だまされるよなあと思い始めた頃に読んでみた本。 いや、ほんとそうだと思いますし、逆にわざとだまされて、お互い美味しい思いをすることも可能だと思います。 人脈というのは、使い方を間違えると、世間を騒がすことになりますね。
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G.M.ワインバーグの「コンサルタントの秘密」が、正面玄関のコンサルタントの教科書だとすると、裏口の教科書的な位置づけでしょうか? いかにクライアントの取り入るかが書いてあり面白いです。
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http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2007/07/post_a1c0.html
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読了(最後の三章は流し) 「ブラウンペーパー」「ホッケースティック」は非常に参考になる。 コンサルタントは非常に仕事の幅を自分で決められるのんびりとした仕事と思えてきた。やっぱり研究者に似ている。 彼の言うように、世の中の流れ(たとえば内部統制)に乗ればいとも簡単に銭は入る...
読了(最後の三章は流し) 「ブラウンペーパー」「ホッケースティック」は非常に参考になる。 コンサルタントは非常に仕事の幅を自分で決められるのんびりとした仕事と思えてきた。やっぱり研究者に似ている。 彼の言うように、世の中の流れ(たとえば内部統制)に乗ればいとも簡単に銭は入る。 あとは、自分のカリスマをみがくだけ。
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コンサルティング会社の実業の内容が赤裸々につづられていて、とても面白い。 コンサルティング会社の事業内容に興味がある方はぜひ読んだ法が良いと思う。
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