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最後の戦闘機 紫電改 の商品レビュー

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2019/07/05

日本海軍戦闘機の物語。開発から製造、実戦~敗戦までのこの戦闘機に纏わる事実やエピソードを集めた本。前半の戦闘機の開発秘話は大変面白かったが、後半は開発製造に関わった人達(工員など)の証言集のような感じで、史実を集めたことは重要だと思うが、読み物としては物足りなさを感じた。この戦闘...

日本海軍戦闘機の物語。開発から製造、実戦~敗戦までのこの戦闘機に纏わる事実やエピソードを集めた本。前半の戦闘機の開発秘話は大変面白かったが、後半は開発製造に関わった人達(工員など)の証言集のような感じで、史実を集めたことは重要だと思うが、読み物としては物足りなさを感じた。この戦闘機の価値について、もう少し著者の考察が欲しかった。 子供の頃、「紫電改のタカ」という戦記漫画を読んだことがある。日本海軍最後の戦闘機の活躍を描いたもので、紫電改と聞くとゼロ戦よりも高性能でカッコイイというイメージがあった。でもこの本を読むと、紫電改は水上機ベースの戦闘機で、転用にあたっての開発者達の苦労が良く判った。

Posted byブクログ

2012/09/11

「自動空戦フラップ」機能で零戦のような操作性をもたらした。 何かにつけ、零戦との比較が多い。 西宮にこれほどまでの工業があったことを知り驚いた。 最後まで読みその理由がわかった。 自動車による輸送がほとんどない時代にものづくりをする大変さがとてもよくわかった。

Posted byブクログ